鹿肉を使用したドッグフードはシニア犬やダイエットに最適だった!

鹿肉を使用したドッグフードはシニア犬やダイエットに最適だった!

愛犬に対して、「最近なんだか元気がない」「お散歩に連れて行っても、すぐに疲れる」「足腰が弱ってきたのか、立ち上がるときに足元がおぼつかない」といった悩みを抱えている飼い主さんはいませんか?

このような老化による悩みを解決してくれる食材があります。それが「鹿肉」です。鹿肉は低カロリーで高タンパクのヘルシーな肉で、全年齢に適していますが、結論から言うと特にシニア犬やダイエットにおすすめなんです。

それでは鹿肉の何がいいのかという特徴と、鹿肉を使ったドッグフードを見ていきたいと思います。愛犬が健康に過ごすためにもいい食事は必要不可欠ですから、是非チェックしていって下さいね。

鹿肉はこんなに優れた食材なのです!

それでは鹿肉はどのような特徴がある食材なのかを詳しく見ていきましょう。

犬の先祖・オオカミの好物

犬が肉食なのか雑食なのかは人によって見解が分かれるところですが、その先祖であるオオカミは紛れもなく肉食動物です。そのオオカミが好物として食べているのが、実は鹿なんです。オオカミに必要な動物性タンパク質の他に、いろいろな栄養素が含まれ、まさに理想的な肉なのです。

犬の体は肉食動物と同じですから、オオカミ同様に鹿肉はとっても栄養価が高い食材といえます。それに先祖が好物ですから犬も好んで食べてくれます。食事量が減った・食いつきが悪くなったと悩んでいる時には試してみたいところです。

低カロリー・高タンパク質・低脂質のヘルシー食材

  • エネルギー…110kcal
  • タンパク質…22.3g
  • 脂質…1.5g

(100gあたり)

特徴としてはまずカロリーが低いことが挙げられます。部位による違いはありますが、牛肉と比べると2分の1から3分の1のカロリーとなっていますので、肥満などで体重が気になる犬や、エネルギー消費が落ちて来たシニア犬におすすめです。

その他の栄養素についても、詳しく見ていきましょう。

良質で高タンパク質

タンパク質は牛肉と比べると約1.3倍も多く含まれています。もちろん動物性の品質の高いタンパク質です。タンパク質は体をつくるのに必要不可欠な栄養素ですから、それが多く含まれていることはとても重要です。また、つくるだけでなく筋肉を維持したり、皮膚や毛をきれいに保ったりするのにも欠かすことができません。

シニア向けのドッグフードだと、カロリーを控えめにするだけでなくタンパク質も控えめにしているものが少なくないです。でもそれだと健康な体を作るための栄養素が足りない状況になってしまいます。シニアこそ健康であるためには良質なタンパク質が必要ですから、その点でも鹿肉は適していると言えます。

またタンパク質はアミノ酸からできているのですが、同じくアミノ酸から合成される「アセチルカルニチン」という物質も多く含まれていて、牛肉の約2倍あると言われています。この物質は脳機能を向上させると言われています。

低脂質だけど脂肪酸は豊富

脂質の量は牛肉と比べると10分の1ほどしかありません。脂質を多く取り過ぎれば太るというのは言うまでもありませんから、この点からも体重管理が必要な犬には適しています。

そして、脂質量が少ないのに不飽和脂肪酸が多く含まれています。これらは体でつくることができないけれど必要な物質ですから、食事から取り入れるしかありません。しかも牛肉などの一般的な肉には含まれていません。そんな脂肪酸が含まれているところも鹿肉が優れているところのひとつですね。

不飽和脂肪酸の主な成分は「α-リノレン酸」「リノール酸」「ドコサヘキサエン酸(DHA)」「エイコサペンタエン酸(EPA)」で、主に青魚に含まれている成分です。つまり普通の肉食だと摂取できないんです。

働きとしては、脳の活性化・血液をサラサラにする・免疫力の向上・中性脂肪の減少などがあります。これらをしっかりと摂取することで、病気のリスクを減らして、さらにダイエット効果も期待できます。

ビタミンB群・カルシウム・鉄分も多く含まれている

ビタミンB群は、脂質の代謝を補助してエネルギーに変える・皮膚や粘膜の健康を保つ・筋肉や血液をつくる助けをする、そういった働きのある成分の総称です。

カルシウムは丈夫な歯や骨をつくるために必要ですし、鉄分も歯や骨を丈夫にするだけでなく、貧血を防いで疲れにくい体にするのには必要不可欠です。

これらの成分が元気に活動をするためには大切な成分だというのがわかりますよね。鹿肉にはそれがたくさん含まれているわけですから、特にシニア犬が元気で健康にいるために有効な食材なのかお分かりいただけるかと思います。

アレルギー性・寄生虫のリスクが低い

アレルギー性・寄生虫のリスクが低い

鹿肉の優れているところに、アレルギー性・寄生虫のリスクが低いというのもあげられます。

まずアレルギー性が低い理由ですが、それは鹿肉のほとんどが野性の鹿だからです。食肉用として飼育されている牛や豚は、感染症を防ぐために抗生剤を使ったり、あるいは成長ホルモンを投与したりしていることがあります。そしてその成分が肉となって犬の体に入るとアレルギーを引き起こす可能性があるのです。

ですが野生の鹿だったら、そういった人工的なもの投与されていませんからアレルギーの危険性はかなり低いと言えます。

また鹿は他の動物よりも体温が5℃くらい高めになっています。これが寄生虫や雑菌が付きにくい環境を作っているので、他の動物の肉よりも安心度が高くなります。このように安心面でも鹿肉は優れているわけです。

シニア犬やダイエットにおすすめ!

シニア犬やダイエットにおすすめ!

鹿肉が優れた食材だということはおわかりいただけたと思います。それではどのような犬に特におすすめなのでしょうか。

文中でも度々お話ししました通り、シニア犬におすすめです。良質で高タンパクなので少量でも十分なタンパク質が摂取できます。そしてミネラルも豊富ですから、骨や筋肉をつくり、疲れにくい体にするのに適しています。

それに消化吸収も良く、胃腸への負担が少なくて済みます。また免疫力を高め、抗酸化力がある成分も含まれているので老化防止にもつながります。このように健康で長生きしてもらうのに必要な栄養素がたくさん含まれています。

そして、肥満などでダイエットが必要な犬にもおすすめです。低カロリー・低脂肪ですから体重管理に最適なのは言うまでもありませんね。しかも動物の肉なのにDHAが含まれていて、それによって中性脂肪を減らす効果も期待できますから、無理に食事制限をさせるよりもストレスが少ない環境でダイエットができます。

栄養価も優れているので、「食事が減ったことで栄養バランスが崩れて病気のリスクが上がる」という心配も少ないです。

鹿肉の短所や注意点

鹿肉の短所や注意点

優れた食材でも短所や注意点が存在しますので、それもしっかり把握しておく必要があります。

価格が高い

鹿肉を与えることにおいて、個人的にはこれが一番の短所だと思います。牛や豚のように食用として飼育しているわけではありませんから、どうしてもコスト面では高くなります

猟友会などが敵機的に野生の鹿を捕獲し、それが鹿肉として出回ります。乱獲するわけにはいきませんから、供給量も安定しているとは言えません。そのことも価格が高い理由につながります。

腎臓が悪い場合、食べさせ過ぎは注意

栄養バランスがとれた素晴らしい食材ですが、食べさせ過ぎてはいけません。特に注意が必要なのは腎臓が悪い場合です。タンパク質が多いことが逆に悪影響になるんです。大量に与えなければ問題ないのですが、心配な場合は獣医師さんに相談してから与えて下さい。

といっても、そもそも与えすぎになるほど安定して鹿肉を購入できるかどうかがわかりませんが…。

安全だと信じ込まない

上でアレルギーや寄生虫のリスクが低いとは書きましたが、絶対に安全だというわけではありません。牛肉や豚肉と違って解体処理に関する法整備がしっかりしていないので、もしかしたら入手ルートの衛生面がちゃんとしていないかもしれません。

正式に販売されているものだったら衛生管理はされているはずですが、もし知り合いの猟師さんからもらったという場合、同じレベルで管理されているとは限りません。すこしでも不安がある場合には生食は避けて、鮮度に難がありそうだったら、もったいなくても廃棄したほうがいいかもしれません。

とはいっても、これは鹿肉をそのまま与える場合です。しっかりとした会社がドッグフードに加工している場合は、衛生面は気にせずに与えることができます。

鹿肉を使用したおすすめのドッグフード3選

鹿肉を使用したおすすめのドッグフード3選

ということで、ここからは鹿肉を使ったおすすめのドッグフードを紹介していきたいと思います。

自然の森製薬『みらいのドッグフード』



この製品は「自然の森製薬」という製薬会社が作った薬膳ドッグフードのシリーズで、特に腸内環境をよくすることに重点を置いています。

腸内環境をよくするための、犬用マクロビオティック

マクロビオティックというのは、大雑把な言い方をすると「健康で長生きするための食事の考え方」です。それを犬に応用して、腸内発酵薬膳レシピを考えてつくられたフードです。

そこで、まず低脂質で消化にいい鹿肉(丹波産の上質な熟成鹿肉)が使われています。それ以外に使われている主な材料には大麦・サツマイモ・玄米や10種類のキノコがあります。さらに腸内の発酵を助けるために乳酸菌や納豆菌などもくわえられています。

良質な穀物や野菜を使うことで、犬の体に負担を与えることなく食物繊維を摂取でき、それで腸内が活発になります。しっかりと栄養を取って、不要物をちゃんと排泄するためにも腸内環境は大切ですよね。

さらに自然治癒力を高めるために10種類のキノコの粉末が使われています。特に「β-グルカン」という免疫力や制癌作用が高い食物繊維が豊富に含まれています。こういった素材を集めてレシピを考えられるのが、製薬会社ならではの強みですね。

グレインフリーではない

大麦や玄米が使われているので、「グレインフリー(穀物不使用)」ではありません。最近はグレインフリーが謳われているドッグフードが多いですから「え?穀物が使われているの!?」と思う人もいるかと思います。

ですが、穀物すべてが犬にとって悪影響を与えるわけではありません。最新の動物臨床栄養学では、犬でも良質な穀物であれば消化でき、それが腸内に届けば善玉菌の餌になることが分かっています。

もちろん穀物だけのフードでは問題がありますが、穀物が全くない場合でも食物繊維が不足して便通によくないことだってあるわけです。ちなみに野性の肉食動物は、草食動物の内臓を食べることで食物繊維を摂取しています。

グレインフリーにこだわりを持っている飼い主さんだと、こういったフードを選ぶのに二の足を踏むかもしれません。でも製薬会社が動物臨床栄養学に基づいてつくったフードですから、安心して食べさせることができますよ。

たくさんのラインナップ

『みらいのドッグフード』には全部で13種類のラインナップがあります。

  • 長寿サポート(幼犬・成犬用)
  • シニアサポート(高齢犬・療養食)
  • 心臓用
  • 腎臓用
  • 肝臓用
  • 膵臓用
  • 胃腸・消化器用
  • 糖尿・白内障用
  • 結石・膀胱炎用
  • 骨関節用
  • 皮膚アレルギー用
  • ダイエット用

シニア用やダイエット用だけでなく、いろんな病気用がそろっているのが製薬会社らしいところですね。

さらにフードにトッピングして栄養素を加えられるオプション的なものまであります。

  • 紅豆杉(こうとうすぎ)…腫瘍や炎症のケアに役立つ漢方です
  • 亜麻仁油(あまにゆ)…オメガ3脂肪酸(DHAやEPAの総称)をプラスできます
  • スーパーハナビラタケ…β-グルカンをプラスできます

それ以外に、フードにふりかけて一緒に食べるだけで口腔環境を整えてくれる「マウスクリーンパウダー」、食べ物ではありませんが、毛並みや皮膚をケアする万能ミスト「スキンミスト」もあります。特に口腔ケアは腸内環境と同じく重要ですから、「マウスクリーンパウダー」はおすすめです。

ドッグスタンス『麹熟成』

犬の立場に立って「食」を考えるという素晴らしい考えの元につくられた、素晴らしいドッグフードです。ブランド名がドッグのスタンス(立場)ですからね。他の会社が犬の立場に立っていない、ということではありません。ですが、ここまで犬のことを考えてつくられたフードが他にあるでしょうか?

こだわりを持ってつくられた製造

大抵の製品は工場で大量生産されます。保存料などを使わない高品質製品であっても、大量につくらないだけであって基本は同じ。材料を入れて機械に任せるだけです。

でも『麹熟成』はちょっと、いやかなり違います。原材料はその都度、肉だったらミンチ、穀物だったら製粉しています。そしてその原材料を一粒一粒手作業で作り上げているんです。製造の効率がいいことと犬にとって上質なものとは違います。たとえコストが高くなっても、犬のために品質にこだわるというスタンスは変えません。

加工の時の温度も90度以上には上げません。これ以上温度を上げるとタンパク質が変性してしまうからです。一般的なフードだと200℃前後まで上げて一気に水分を飛ばすのですが、『麹熟成』は時間がかかったとしても、じっくりゆっくりと水分を飛ばして、鹿肉の高品質なタンパク質をそのままフードにしています。

それだけ犬に対する思いが込められているフードなんです。いろんなドッグフードについて調べましたが、ここまで犬のことを考えて作っているドッグフードを、私は他に知りません。

材料にもこだわっています

これだけ犬の立場になってつくっていますから、原材料にもこだわっています。まず鹿肉は丹波の野生の鹿です。丹波は「丹波の黒豆」や「京野菜」で有名な地域。日本の中でも特に美味しい野菜が取れる地域の自然の中で育った鹿の肉が使われています。

さらに、その肉を製品名の通り麹で熟成させています。そのことで消化の負担も少なく、さらにうまみも増します。吸収効率も上がりますから、シニア犬や食が細い犬には特におすすめです。

また大麦や玄米粉が使われていてグレインフリーではありません。でも、これだけこだわっている会社が使っている原材料ですから、大麦や玄米が犬にとって好ましい食材の裏付けになるのではないでしょうか。

シリーズ品もあります

ドッグスタンスには『麹熟成』以外にもシリーズ品があります。一番人気は今回紹介した『麹熟成』ですが、愛犬の状態に応じて使い分けてもいいですね。

  • ベーシック…スタンダードタイプ。子犬からシニア犬まで対応。
  • ライト…カロリーを低めにした、体重管理が必要な犬用。筋肉を落とすことなくダイエットができます。
  • ウェットタイプ…ドライフードが苦手な犬に!

DailyStyle『プレミアムフード』

「動物病院で一日に診察できる犬の数には限りがある。だけど食事を改善すれば、より多くの犬の力になれる」。そんな獣医師・宿南章(しゅくなみあきら)さんの想いからつくられたドッグフードです。

明確に年齢別に分かれている

他の製品は全年齢対応だったり、シニア用は分かれていても子犬と成犬は同じものだったりするのですが、このシリーズは年齢によって3種類に分けて展開されています。

これは、成犬を基準に考えた場合に、子犬は「代謝能力が未熟で、かつこれから成長するために多くの栄養が必要」、シニア犬は「代謝や消化の力が落ち、栄養の吸収がしづらくなっている」、というライフステージによる特徴に応じて作られているからです。

子犬用(1歳未満)

これから成長していく子犬には、より多くの動物性タンパク質が必要なため、他のシリーズよりも多く配合しています。

また、オオカミの子供が育つ時期はイネ科の若葉をたくさん食べた鹿の肉を食べて育っているので、それに合わせて大麦若葉を配合してあります。

成犬用(1歳~7歳未満)

子犬用に比べるとタンパク質が3%ほど少なくなっています。また消化機能がしっかりしている時期なので、消化吸収をしやすくしすぎないで、本来の機能を健全に使うようになっています。子犬用と同じく大麦若葉が入っています。

シニア犬用(7歳以上)

この頃になると機能低下によって代謝が落ちてきます。なので体に負担にならないように消化がしやすくなっています。子犬用とは違ってタンパク質は多くされておらず、成犬用と同じ比率です。

この年齢は体が弱り始めているので、鹿が厳しい冬を乗り越える時期に食べているクマザサを配合しています。その代わり大麦若葉は使われていません。

このように、ライフステージに合わせて調整がされています。全年齢対応だと飼い主さんは楽かもしれませんが、愛犬にとっては年齢に合った栄養バランスになっていないということなんでしょう。

ちょっと気になる?小麦の使用

このシリーズも先に紹介した製品同様にグレインフリーではありません。それ自体は問題ないのですが、使われているのが大麦ではなく小麦になっています。小麦はよく「犬に与えてはいけない穀物の代表」として挙げられるので「このフードはよくないのでは?」と思うかもしれません。

でもそんなことはありません。小麦にアレルギーがある場合は別ですが、摂取しすぎずに適量であれば問題はないです。むしろグレインフリーにするために無理のある成分配合になってしまう方が体に悪影響になりかねないんです。

それに鹿は小麦を食べますから、その鹿を食べて来たオオカミも間接的に小麦を食べて来たわけです。そのような進化の歴史があるのですから、必要以上に小麦や他の穀物を避けなくて大丈夫です。

まとめ

まとめ

鹿肉は犬の先祖であるオオカミが好んで食べて来た、犬にとってとても栄養バランスが優れたお肉です。他の動物の肉にはあまり含まれていない栄養素が入っていますし、消化もしやすいので体への負担が少ないです。

カロリーや脂肪が少ないのでダイエット向きですが、消化のしやすさと併せて考えると、代謝が落ちて来ているシニア犬に特におすすめです。体を健康に保つタンパク質が豊富ですから、弱り始めた高齢の犬にはぴったりですね。

併せて鹿肉を使ったドッグフードも紹介しました。食べさせている飼い主さんからは「元気が戻ってきた」「毛が綺麗になった」「散歩が大変そうじゃなくなった」「ぎこちなかった歩き方が、元に戻った」「18歳になった今でも元気」という口コミがあり、健康を取り戻せたことがうかがわれるものがたくさんあります。

ちょっと価格が高めなので、毎食ではなく数日に一回与えているという飼い主さんもいました。愛犬の健康には変えられませんから、老化による症状でお悩みの飼い主さん、是非一度お試し下さい。

ドッグフード・おやつ
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