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犬に野菜って必要?与えても良い野菜と与えてはいけない野菜

      2018/01/05

犬に野菜って必要?与えても良い野菜と与えてはいけない野菜

犬と野菜の関係というのは、飼い主さんによっても賛否両論あるようです。

実際、「与えても良い野菜」「与えてはいけない野菜」というのもあったりしますので、野菜そのものを与えることに関しては決してNG行為ではないことになります。

しかし、野菜を与えることに対して抵抗を感じている飼い主さんの主張として、「犬は肉食なんだから野菜なんて本当に必要なの?」という声も聴かれますよね?

実際のところはどうなのでしょうか?

様々な意見が飛び交ってしまうと、これから犬を飼おうと考えている方も迷ってしまいますよね?

その辺りを、ちょっと深く掘り下げて解説していきましょう。

犬は雑食性!肉食ではありません

まず、犬がトラやライオンなどと同じ肉食性の動物だと思われている方も多いかと思います。

これが、「犬に野菜は不要だ」と云われる最大の理由になっているのではないかと思います。

事実はどうかというと、犬は肉食動物ではありません。

確かに、広義の意味では肉食動物に含まれることもありますが、細かく分類すると雑食性となります。

つまり、肉も食べるけれど植物も食べるというわけです。

野生のタヌキやキツネが小動物を食べたり木の実などを食べたりしますが、犬も同類なのです。

実は、動物というのは動物性の栄養素だけでは生きていけません。

必ず、植物性の栄養素も必要になります。

では、一切植物を口にしないトラやライオンの場合はどうなのでしょうか?

肉ばかり食べているのに、どうやって植物性の栄養素を摂っているのでしょうか?

鋭い方ならもうお分かりかと思いますが、肉食性の動物は、草食動物の肉を食べることで自然に植物性の栄養素を摂取しているのです。

生肉に含まれる栄養素はもちろん、草食動物の内臓を食べることでそこに含まれる植物性の栄養素を一緒に摂取しているのです。

つまり、動物には植物性の栄養素も不可欠となり、それを効率的に摂取させるという意味でも、犬に野菜を与えることは間違いではないのです。

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草食動物は、文字通り植物を専門的に食べています。

先に、「動物には植物性と動物性の両方の栄養素が必要だ」と述べましたが、草食動物は肉食動物とは逆に動物性の栄養素を全く摂取していません。

草食動物の場合、体内に摂り込んだ植物をアミノ酸に変換してくれる微生物が体内に共生しており、また、この微生物自体もタンパク質が豊富で、これらを摂り込むことによって、動物性の栄養素を摂取しなくてもいいようになっています。

野菜などの植物には食物繊維が含まれていますが、草食動物はこれをしっかり消化する酵素も持っているので、効果的に消化吸収が可能です。

一方、人間や犬などの雑食性動物の場合、そもそもこの食物繊維を消化する酵素を持っていません。

そのため、「消化できないものを犬に与えるのはダメ」といった主張が生まれてきたわけです。

人間にしても、消化できない食物繊維を、茹でたりして消化しやすいようにしてから摂取しているくらいですから、その主張も分からないでもありません。

しかし、人間だって生野菜を食べ、消化できない食物繊維を摂り込んでいますよね?

なぜ食べるのかといえば、「腸の健康に役立つから」というのは皆さんもよくご存知でしょう。

消化できない食物繊維は、水と一緒になって体外へ出されていきますが、この時に、腸壁を刺激して便秘予防が可能となるということも、美容に関心の高い方ならご存知なはずです。

「食物繊維は腸の掃除屋さん」とも言われたりしますが、これがその理由なのですね。

それは人間だけでなく、犬にも当てはまるのです。

便秘予防効果に加え、そもそも消化しにくい栄養素なので、胃の中に留まりやすいという特徴もあります。

つまり、空腹を抑えるのにも効果があるわけです。「腹持ちがいい」と言い換えてもいいかもしれませんね。

また、適度に食物繊維を摂り込むことで、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランス維持にも効果があるという研究結果も報告されています。

これらを踏まえれば、犬に野菜を与えることを批判する理由はないでしょう。

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当然ではありますが、犬に野菜を与えるにあたっては何でもOKというわけではありません。

与えても良い野菜といけない野菜があります。

ちょっと検索すればそうしたこともすぐに知ることができますので、細かく知りたい方は自分なりに調べてみるのもいいでしょう。

ここでは、代表的なものを挙げておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

与えてもOKな野菜

カボチャ ・必ず火を通したもの
きゅうり ・水分補給にもおすすめ
大根 ・辛みがある場合もあるので火を通した方が良い
・甲状腺疾患がある場合はNG
トマト ・与え過ぎは×
・寄生虫感染や関節炎がある場合はNG
じゃがいも ・芽の部分は毒なので注意
・必ず火を通すこと
・寄生虫感染や関節炎がある場合はNG
キャベツ ・硬いキャベツは火を通した方がおすすめ
・甲状腺疾患がある場合はNG
レタス ・水分補給にもおすすめ
白菜 ・火を通した方が良い
にんじん ・火を通すことが理想
ブロッコリー ・茹でたものが理想
・茎はなるべく避けること
・甲状腺疾患がある場合はNG

 

与えてはいけない野菜

きのこ類 ・与え過ぎは消化不良を起こす
ネギ類 ・中毒を起こし最悪の場合死の危険がある
たけのこ ・アクも強く消化が悪い
アボガド ・与えても大丈夫と言われることもあるが安全性は確認されていない
豆類 ・消化不良を招く
・インゲンは中毒の恐れあり
・納豆はOK
わさび ・麻痺などを招く
ニンニク ・ネギ類同様中毒を引き起こす
アスパラガス ・若干の毒性あり
アロエ ・腎障害の危険あり
観葉植物・園芸植物 ・そもそも食用でないものは危険

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まとめ

原則的に、与えても良い野菜であっても、与え過ぎると危険な場合もあります。

また、野菜の種類によっては、持病の悪化を招いてしまうこともありますので注意しましょう。

野菜はカロリーも低く、先に述べたように腹持ちを良くしてくれるので、おやつ代わりに与えるのもおすすめです。

ダイエット目的で野菜を与える場合は、ドッグフードを減らした分だけ若干多めに野菜で補うようにするのが理想です。

野菜だけを与えるのは好ましいことではなく、あくまでもドッグフードにプラスして与えるという感覚でいた方がいいでしょう。

また、最近では野菜の栄養素を犬用のサプリメントにしたものも人気があります。

この場合、ドッグフードに混ぜて与える「顆粒タイプ」と、おやつとして与えられる「タブレットタイプ」があります。

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