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問題行動がもう手に負えない?愛犬のしつけをドッグトレーナーに依頼するのはどんな時?

      2018/07/14

問題行動がもう手に負えない?愛犬のしつけをドッグトレーナーに依頼するのはどんな時?

飼い主を困らせる犬の問題行動。それを改善する方法の筆頭に挙げられるのがしつけですよね?このしつけ、頭では分かっていてもなかなか行動に移せなかったり、いざしつけようと思ってもなかなかうまくいかずに中途半端なまま投げ出してしまう飼い主さんもいらっしゃいます。

そんなときに強力なサポーターとなってくれるのが、ドッグトレーナーの存在です。

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大事なのは飼い主がしつけをすること!そこが大前提です

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しかし、ドッグトレーナーもプロである以上は、ボランティアでしつけをしてくれるわけではありません。依頼する以上は然るべき報酬を支払わなければなりません。

そのため、いきなりドッグトレーナーにしつけを任せるのではなく、まずは飼い主がしつけに挑戦することが求められます。もちろん、犬との信頼関係を構築する上においても、飼い主自らがしつけを行うのが当然であり自然な流れでもあります。

どんなときにドッグトレーナーに依頼したらいい?

どんなときにドッグトレーナーに依頼したらいい?

では、どんなときにドッグトレーナーに依頼するのかといえば、やはり飼い主が完全に手に負えない状態に陥っているときです。愛犬が飼い主の手に負えない状態というのは、飼い主と犬との上下関係が崩壊してしまっている状態とも言えますよね。

犬の習性である”群れ”という観点から考えれば、リーダーが犬、その下に飼い主以下、その家族が従っているという状態になっています。

もちろん、そんな状態であってもしつけで改善することができるのですが、そういう関係になってしまっている原因が飼い主にある以上は、まず飼い主の意識を変えていかなければならないわけですね。

本来は、犬のことを考えればこそのしつけなのに、『しつけ=可哀想』という固定観念に縛られてしまっているため、どうしても「甘やかすことこそが愛である!」と勘違いしてしまっているのです。

ドッグトレーナーという仕事は、犬のしつけのみを行うわけではなく、飼い主の意識をかえるための助言などもしてくれます。

どんな飼育をしているかは犬の行動を見れば一目瞭然です

腕の良いドッグトレーナーほど、飼い主に厳しく接します。そうしなければ飼い主の意識を変えることはできませんし、しつけが終わっても、飼い主がこれまでと同じように犬と接してしまえばまた元の問題犬に逆戻りしてしまうからですね。

しつけというと犬にばかり目を向けがちですが、その原因はというと人間の方、つまり飼い主にあるわけです。当サイトでも、「犬を見れば飼い主が分かる」ということを繰り返し言っていますが、まさに犬の問題行動は飼い主や飼育環境の反面教師なのです。

ドッグトレーナーはそのことを十分に理解していますから、犬のしつけと同時に飼い主の意識改革も行います。動画サイトやDVDなどでしつけを学ぶのもいいですし、しつけ教室に通ってみるのもいいでしょう。

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しかし、どんなに優良な動画でも、どんなに評判のいいしつけ教室でも、まず飼い主の意識が変わらなければ効果的なしつけなどできるはずもありません。お手やお座りや伏せなどができるようにはなっても、それが100%服従心からしているものなのかというとそういうわけでもありません。

大抵の場合は服従心ではなく、「なにかもらえるから」という期待感から仕方なくお手やお座りをしているに過ぎませんし、それを見てはしゃぐ飼い主が愉快だからやっているだけというケースも少なくありません。

その証拠に、お手やお座りはできても、無駄吠えやトイレ、散歩などのしつけがうまくいかないという人も相当数います。

しつけは、犬と一緒に楽しみながら行うのがコツですが、それも飼い主との上限関係がはっきりしているからこそできること。飼い主が舐められている状態では、なかなかうまくしつけることができません。

問題行動の多い犬ほど根気強いしつけが大事

問題行動の多い犬ほど根気強いしつけが大事

また、一度に覚えさせようと長時間にわたってしつけの練習を行う飼い主さんもいらっしゃいますが、犬の集中力にも限界があります。長時間の練習はストレスを溜め込むだけであまり効率的ではありません。

しつけの練習は短時間で、それを毎日根気強く行う必要があります。そうしているうちに飼い主が諦めてしまうため、結局しつけもうまくいかないままになってしまうという悪循環にハマってしまうというわけなのです。

実際のところ、犬が手に負えない状態というのは、飼い主の諦め具合によってもその定義はバラバラということになりますよね。いずれにせよ、飼い主自ら、「もうこの子は手に負えない!」と思ってしまった時点で、そこからはドッグトレーナーにお任せしてしまった方がおすすめです。

少々手厳しい表現になってしまいますが、手に負えないほどの状態になってしまったのは犬のせいではありません。子犬の頃から生活を共にしてきた愛犬に対して、「この子は手に負えない」と思ってしまうということは、飼い主自ら「私は手に負えない飼い主」と宣言してしまっているようなもの。

そんな状態では有効なしつけは不可能です。飼育放棄はしないまでも、完全に”しつけ放棄”の状態ということになります。

里親で引き取った犬は心に闇を抱えているかも

里親で引き取った犬は心に闇を抱えているかも

しかし一部例外もあります。それは里親で犬を引き取ったケースです。人間に虐待され、あるいは飼い主に捨てられた犬は、一種の人間不信に陥ってしまっている状態。里親として引き取ったものの、どうしても心を開いてくれずにしつけられないとうこともあります。

その場合は、決して無理に「私は飼い主だ!」と犬に教え込む必要はありません。犬が心を開いてくれるまで、そっとしておいてあげることも大切な愛情です。犬が自然に心を開いてくれる状態にまでなれば、自然と信頼関係が構築されていきます。

なぜだか不思議ですが、そうした“心に傷を負った犬”はとても賢く、一度心を開くと深刻な問題行動を起こしにくい傾向があるようです。もちろん、それもケースバイケースではありますが、ずっと甘やかされて飼育されてきた犬よりも、大人な一面を垣間見ることができます。

人間もそうですが、心に傷を抱えてそれを乗り越えた生き物は、強く逞しくなっていくものなのかもしれませんね。

まとめ

ドッグトレーナーに依頼するタイミングは飼い主の自由ですが、やはり『飼い主にもしつけが必要なとき』が正解と言えるのかもしれません。今回は、ちょっぴり厳しめの文面になってしまっていることはお許しください。

愛犬が手に負えなくなって飼育放棄してしまう人も後を絶たない現状を考えると、どうしてそんな身勝手なことをするんだろうと、ある種の憤りを感じてしまうのです。そうした悲劇を繰り返さないためにも、まずは飼い主の意識を変えていくことが大切です。

ドッグトレーナーは、言い換えればオーナートレーナーとも言えるかもしれませんね。どうしても愛犬が手に負えないと感じたら、飼育放棄してしまう前にプロのトレーナーに相談しましょう。もちろん、トレーナーではなく、ペットカウンセラーなどでもOKです。

悩みは一人で抱え込んだり、家族内だけで解決するのではなく、まずは相談する勇気を持ちたいものですね。

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