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『トイ・プードル』は飼育人気トップクラスの犬種!その性格やしつけ方は?

      2018/06/21

『トイ・プードル』は飼育人気トップクラスの犬種!その性格やしつけ方は?

トイ・プードルといえばとても人気の高い犬種ですよね。愛らしい瞳と、個性的な被毛が特徴的。全犬種の人気ランキングでも常にトップを争うほど人気があるので、犬好きでなくても一度は聞いたことがあるほど知名度の高い犬種ではないでしょうか?

アパートやマンションなどの住宅事情でも飼いやすい小型サイズであり、有名人が飼っている犬として人気になっていることから、初めて飼う犬はトイ・プードルと決めている人も多いのではないでしょうか。

実際、トイ・プードルは初心者でも飼いやすい犬でもあります。


トイプードルって?

トイ・プードルは、『トイ(おもちゃ)』という名前が付いているように、標準体高28cm以下の小型犬です。今でこそプードルといえばトイ・プードルを真っ先に思い浮かべる人が多いかと思います。

しかし、本来のスタンダードモデルである超大型犬のプードルを品種改良して小型化した犬種のため、『小型のプードル=トイ・プードル』と名付けられたわけですね。

ちなみにスタンダード・プードルとトイ・プードルの中間には、ミディアム・プードルやミニチュア・プードルという犬種もあります。逆に、最近話題のティーカップ・プードルやタイニー・プードルというのは、犬種としては認められていないため、原則としてトイ・プードルとして扱われています。

スタンダード・プードルは、穏やかで従順な性格の犬種として知られていますが、トイ・プードルの性格はどのようなものなのでしょうか?また、しつけに関しても特に注意するポイントなどがあったりするのでしょうか?

これから飼ってみたいと思っている人のために、トイ・プードルの性格やしつけ方など、人気の理由とともに全般知識をご紹介します。

トイ・プードルの性格は?

トイ・プードルの性格は?

トイ・プードルの基本的な性格は、とても明朗活発で愛嬌抜群。それに加えて強い独立心を持っていますので、ぬいぐるみのような可愛いらしい外見とは裏腹に、最初のうちは戸惑うかもしれませんね。おっとりとした性格の犬ではないのです。

なぜならば、元になっているスタンダード・プードルは本来狩猟犬として活用されていたとても頭の良い犬種だからでしょう。狩猟犬は、飼い主の指示に忠実に従うといった従順な性格を持ち合わせていますが、狩の現場では自分で判断する能力も必要とされることも多くあります。

そのため、独立心を持つように品種改良されてきましたが、当然この性質はトイ・プードルにも受け継がれています。スタンダード・プードルから交配を繰り返して、小さな愛玩犬となったトイ・プードルですが、とても活動的で賢い犬。

祖先は猟犬で活発に動き回っていた犬種ですから、とても運動神経が良く、強靭な肉体を持っています。被毛を個性的にカットするショードッグや愛玩犬としてだけではなく、充分な遊びや運動が必要な犬なのです。

そして、トイ・プードルの賢さはすべての犬種と比較してもトップクラスと言われています。その部分でも”本家”を凌ぐほどの優れた犬種と言えそうですね。


実際の性格は個々によって違う

実際の性格は個々によって違う

しかし、上記のトイ・プードルの性格はあくまでも基本的な性格です。実際は、飼育環境や飼い主、それにオスかメスかによっても個々の性格にバラつきが生じます。例えばオスは比較的活発な傾向が強く、メスはおっとりした性格を持ち合わせていると言われています。

参考:犬のオスとメス、飼いやすいのはどっち?性別による飼育の違いとは?

しかし、しつけやトレーニングをする上で基本的な性格を理解しておくことも必要で、現在の飼育環境を改善するきっかけを作れるかもしれません。例えば、本来明朗活発であるはずなのに、なぜかおとなしくて臆病であるというケース。怪我や病気ではない限り、その原因には飼育環境や飼い主の影響も必ずあるはずです。

逆に、悪質なブリーダーによって繁殖されたため、母犬や兄弟たちと早い段階で引き離されてしまったことが原因で性格に問題が生じている可能性もあります。基本的な性格を理解しておけば、そうした問題の改善方法などを模索することもできるはずなのです。

万が一、ペットショップやブリーダー側の影響で性格に問題を引き起こしている場合でも、その犬に責任はありません。本来のトイ・プードルらしい性格に戻れるように、精一杯愛情を注いであげることも忘れてはいけません。

飼いやすさも人気の理由!

飼いやすさも人気の理由!

トイ・プードルは、非常に飼いやすい犬種としても人気です。なぜ飼いやすいのか?先にも述べた『賢さ』というのも飼いやすさの一因ではありますが、それ以外にも理由があります。

それは、トイ・プードルが他の犬種と比べて体臭や抜け毛が少ないことです。ペットを飼育していると、どうしてもペット臭というものが気になるという人もいるでしょう。

犬が好きであればそれも気になりませんが、犬を飼っていない人や犬嫌いの人にとっては結構な苦痛ともなりかねません。しかし、トイ・プードルは体臭がほとんどないため、そうした悩みにも容易に対処することができますし、衣服に毛が付着することも少ないのがメリットです。

参考:部屋の動物臭が消えない!?犬の臭いの原因と対策

トイ・プードルを飼うのに適した環境は?

トイ・プードルを飼うのに適した環境は?

運動能力が非常に高い犬種ですが、思いっきり運動をさせるのは体ができあがる生後6か月くらいからになります。運動量といっても小型犬ですから、アパートやマンションなどの室内や庭先だけの運動だけでも充分です。時間があるときに、公園などでフリスビーなどの道具を使った遊びも上手にこなすことができます。

そして、毎日必ずお散歩に連れて行かなければならないというわけでもありません。ただ、明るい性格でとても社交的な犬種ですので、お散歩は大好きです。出来るだけ時間を確保して、一日に一回以上は外に連れ出してあげましょう。自宅周辺を歩かせたり、安全な場所で遊ばせてあげてください。

お散歩の際の注意点としましては、真夏の炎天下でのお散歩は絶対に避けましょう。特にアスファルトは人間でも熱く感じるほど、熱を持つようになります。足裏のやけどや熱中症となれば、最悪トイ・プードルは命を落としてしまう可能性もあるのです。

これを避けるためにも、真夏には早朝や日没後の涼しい時間帯にお散歩を行うようにしてください。

参考:犬の熱中症に要注意!夏の暑さ対策はどうしてあげればいい?

また、庭に出して遊ばせることは大丈夫ですが、屋外で飼うことのできる犬種ではありませんので、必ず室内で飼育するようにしてください。

トイ・プードルがかかりやすい病気とは?

トイ・プードルがかかりやすい病気とは?

トイ・プードルがかかりやすい病気で一番多いのが、膝蓋骨脱臼症候群という足のトラブルです。後ろ足のヒザのお皿が正常な位置からずれてしまうというもの。これは、明らかに遺伝性のある先天的なものと、後天的に悪化してしまったものとがあります。

重症になってしまいますと、手術が必要になってしまう場合もあるのです。軽度な状態だと日常生活に支障はありませんが、ソファーから飛び降りたり、フローリングで滑ると足に負担がかかり、悪化してしまう可能性もあります。

トイ・プードルに限らず、小型犬は厳密に検査すれば100%正常であるという個体の方が逆に少ない状態です。

今は何も問題がなくても、床が滑らないようにラグを敷くなどし、段差には注意して関節に負担がかからないように環境を整えてあげてください。


トイ・プードルのしつけは難しい?

トイ・プードルのしつけは難しい?

上述しましたが、トイ・プードルはとても賢い性格なので、しつけの難しさも他犬種よりはハードルが低いと言われています。しつけの難しさというのは、やはり、飼い主の指示をどれだけ素早く理解することができるのか?という部分がとても重要になってきます。

もちろん、どんな犬種でも粘り強く教え込めばしつけることは可能ですが、賢いトイ・プードルは他犬種の何倍も早く教え込むことができます。

しかし、頭が良い・賢いということは、「相手を見て判断する」というずる賢さも備えていることになります。そのため、飼い主はトイ・プードルを的確に主導できなければいけません。

特にしつけを行うにあたって、目的をはっきりとさせた飼い方をしないと、トイ・プードルの独立性だけが際立ってしまい、犬との良い関係を築くことができなくなってしまうのです。

あまりにも甘やかしすぎると、非常にワガママな犬になりかねないという危うさもあるわけですね。良いことは良い・いけないことはいけない――ということを、しっかりと教えていかないと、逆にしつけのしづらい犬になってしまう恐れもあるので注意しましょう。

被毛のオシャレ度抜群!

被毛のオシャレ度抜群!

ぬいぐるみのような愛らしさと、なんといってもその豊かな巻き毛・美しい毛色がトイ・プードルの魅力。そのため、日常の被毛ケアにも十分に気を配りたいものです。入念な手入れが必要な犬種ではありますが、我が子をキレイにお手入れする楽しみを、飼い主が覚える犬種でもあるでしょう。

トイ・プードルの毛は、お手入れを怠ると毛玉ができてしまいます。毛玉ができるとブラシでもほどくことはできず、ハサミでカットしなければなりません。大きな毛玉となるとかわいそうですので、毎日のこまめなブラッシングは必須です。

シャンプーやトリミングなども、せめて月に1回はさぼらずに行っておきたいものですね。トイ・プードルはトリミングをしてこそ美しさが引き立つ犬種で、カットの種類もたくさんありますから、お気に入りのカットスタイルを見つけておくのもおすすめです。

ペットサロンを定期的に利用するのも良いですが、トイ・プードルの毛は巻き毛ですので、飼い主が自己流でカットしてあげても案外気にならないものです。他の犬種ではなかなかできないことですので、せっかくですからチャレンジしてみてもいいでしょう。

参考:犬のシャンプーはどれがおすすめ?やり方や頻度も確認しよう!

カラーバリエーションも豊富!

カラーバリエーションが豊富!

トイ・プードルの毛色も、実にたくさんのバリエーションが存在します。各犬種には、それぞれスタンダードとして認められている毛色と、認められていない毛色があります。トイ・プードルの場合、スタンダードカラーとして認められている毛色が他犬種よりも多いという特徴があります。

よく知られている毛色としては、ブラウンやアプリコット、レッドといった毛色が有名ですよね?それ以外でも、シルバーやブラック、ホワイト、ブルー、クリーム、ベージュといった毛色もスタンダードカラーとして認められています。

ちなみに、プードル(スタンダード・プードルやトイ・プードル)の毛色として認められているのは一色毛が原則で、2色以上の毛色は認められていません。たまにペットショップなどで2色毛のトイ・プードルを見かけますが、これは掛け合わせがあまりよくないことの証拠となります。こうした犬種や毛色などの基準は、日本ではJKC(ジャパンケネルクラブ)が定めています。

世界的にも、例えばイギリスではKC、アメリカではAKCという団体が犬種ごとの基準を定めています。同じ犬種であっても、各国によって基準にも若干の差異があったりもしますし、グループ分けも異なっています。

トイ・プードルの属するグループは、JKCやAKCではトイ(愛玩)グループですが、本場イギリスのKCでは柴犬などと同じユーティリティグループというグループに分類されています。

まとめ

いかがでしたか?トイ・プードルの人気が高いのは、単に可愛いというだけでなく、総合的な魅力が他犬種よりも優れているからなのです。基本的な性格は明るく活発で、賢さと従順さも兼ね備えた犬種ですから、飼育方法さえ間違わなければ素敵なパートナーとなることは間違いありません。

しつけの面からもとても飼いやすいので、初めて犬を飼うという初心者の人にもおすすめです。トイ・プードルをパートナーに、快適で楽しいペットライフを満喫しましょう。一方で足に弱い部分がありますから、飼育する環境にはしっかり注意するようにしましょう。

参考:ロイヤルカナン『プードル専用ドッグフード』の口コミ&評判




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