犬のシャンプーはこれがおすすめ5選!シャンプーのやり方・頻度もおさらい!

犬のシャンプーはこれがおすすめ5選!シャンプーのやり方・頻度もおさらい!

犬の体というのは、汗をかかないために人間ほど不衛生な状態ではないとも言われています。例えば、人間は汗をかくことで雑菌が繁殖し臭いを発生させたりしますが、犬は人間のように体中に汗腺があるわけではないので、雑菌が少ないというのがその理由のようです。

そのため、犬にはシャンプーはそもそも必要ないという人も少なからずいるようですが、実は犬をシャンプーする目的はそれ以外にも様々な理由があります。

ここでは、犬のシャンプーについての全般的な知識、必要な物、おすすめのシャンプーの種類ややり方についても併せて紹介していきます。

犬のシャンプーの必要性

犬のシャンプーの必要性

シャンプーは被毛だけではなく皮膚の健康にとっても大切なことです。きれいな毛でいるためには、古くなった角質を洗い流して皮膚のコンディションを保っておくことが重要です。そして抜けるべき被毛を定期的に洗い流すことも、皮膚を清潔にしておくために必要です。

そもそも犬は人間ほどの汗をかかないため、汗臭さというものがありません。そのため、一見すると「シャンプーなど必要ないのではないか?」とも思いたくなりますが、決してそうではありません。

  • 被毛が汚れている
  • 皮膚のかゆみ・フケが出る
  • 排泄物が毛についてしまった
  • 散歩で雨に濡れてしまった
  • 体臭を放っている
  • 他の犬に舐められた
  • 池や川などに落ちた
  • 地面(砂場など)で体をこすりつけていた

うちの子たちも、カラスを追いかけて池に落ちたり、ドッグランの砂場でじゃれ合って砂と他の犬の排泄物で汚れたりしたものです。散歩などで汚れてしまったまま放置すれば雑菌が繁殖しますし、場合によってはダニやノミの温床、肌荒れともなりかねないのです。

また、被毛に付着した汚れには見えないバイ菌やウイルスが潜んでいますから、清潔さを保つ意味でもシャンプーは大事なのです。

さらに、シャンプーをすることでマッサージにもなります。それに直接手で全身を触ることができるため、腫瘍などの早期発見に繋がることもあるのです。

「犬は汗をかかない」は嘘

「犬は汗をかかない」は嘘

犬がまったく汗をかいていないのかというとそれは違います。犬は、足裏の肉球からサラサラした汗をかいています。また、全身では逆にベタベタとした汗をかいています。

例えば人間でいえば、真夏の暑い日に脇などがベタベタとすることがありますが、犬はそれと同じ汗を全身でかいています。

汗は、全身の体温調節になくてはならないものですが、その役目をするのがサラサラとした汗です。したがって肉球でしか汗をかけない犬は、体温調節が難しいと言われているのです。

皮膚が弱い犬やアレルギーのある犬は獣医さんに相談

皮膚が弱い犬やアレルギーのある犬は獣医さんに相談

皮膚が弱い犬や、アレルギーやアトピーを持った犬の場合は、まず獣医さんなどの専門家に相談してからシャンプーしましょう。自己判断でシャンプーをしてしまうと、症状が悪化してしまうこともよくあります。専門家に相談すれば、その症状に合ったシャンプーを教えてくれます。

自分でシャンプーするのが不安であれば、動物病院やトリミングサロンなどにお願いすれば、適切な対応をしてくれます。

シャンプーする頻度は?

シャンプーする頻度は?

犬のシャンプーは月に1回、もしくは2回ぐらいが適正とされています。賛否あり、2カ月に1回ぐらいが良いという人もいます。犬の種類や年齢によっても様々なため、臨機応変に対応するのがベストと言えます。

例えば老犬であれば、シャンプーするのにも体力を消耗しますので、しっかりしたシャンプーは2カ月に1回ぐらいにし、間に濡れたタオル(ペット用ボディタオル)で拭いてあげる日を挟むといいでしょう。

注意することは、犬も人間と同じでシャンプーのし過ぎは良くないということです。汚れが付着している状態も良くありませんが、必要以上に洗って皮脂を取り過ぎてしまうと、皮膚を傷つけてしまうからです。ひどい場合は感染症の原因にもなるので、頻度に気をつけましょう。

また、シャンプーがストレスに感じてしまう子もいます。特に超小型~小型犬、気の弱い子は注意した方がいいでしょう。

犬の体調が悪いときはNG

犬の体調が悪いときはNG

ちょっとでも体調が悪い場合や、治りかけなどの時は無理してシャンプーをしないようにしましょう。免疫力が落ちているときに行うとぶり返したり症状が悪化したりすることがあります。決して無理をさせないようにしましょう。

そんな時は、上記のように、ペット用ボディタオルで体を拭いてあげるだけでも違います。その際もしっかり乾かすことを忘れないでください。

子犬のシャンプーデビューはいつから?

子犬のシャンプーデビューはいつから?

飼育初心者の飼い主さんは、子犬のシャンプーはいつから行っていいのか、迷ってしまうことがあるかと思います。生後どのくらいしたらシャンプーをしてもよいのか?ということですね。

初めてのシャンプーは、生後2カ月頃に受けるワクチン接種をした後、7~10日を過ぎたあたりと言われています。生まれたばかりの頃は、母犬が舐めてあげることできれいになっていましたが、自由に動き回れる月齢になってきますと、それなりに汚れが付きニオイがしてきます。

生後2ヶ月未満の子をもらって育てる場合は、ワクチン接種をしてから10日過ぎたあたりを目安にします。生後2ヶ月を超えた子をもらって育てる場合は、もらい受けた先に必ずワクチン接種が済んでいるかを確認してからにしましょう。

犬をシャンプーする際に必要なもの

犬をシャンプーする際に必要なもの

基本的に、愛犬家の多くがカットを兼ねてトリミング時にシャンプーするケースがほとんどです。シャンプーをこまめな頻度でするのは意外と手間がかかってしまうものなので、時間が取れなければトリミングサロンを利用するのもおすすめです。

飼い主自身でシャンプーをする場合は、以下の物は最低限用意しておきましょう。

  • シャンプー&リンス
  • タオル
  • ドライヤー
  • スリッカーブラシ

必ず犬用のシャンプーを使用

シャンプー剤は、人間用のものは絶対にNGです。また、必ず犬用・ペット用と記載のあるものを使いましょう。人間用のものだと、犬には刺激が強すぎて皮膚炎を起こしてしまう可能性もあります。

また、洗い流すタイプと拭くタイプがありますが、どちらを使うにしても「犬用」のものを使ってください。

犬用シャンプー、これがおすすめ5選!

犬用シャンプー、おすすめはこれ!

シャンプーはさまざまな種類が販売されています。種類は大きく分けて3つです。

  • 石油系:洗浄力や泡立ちがとても良いが強すぎることもある。
  • アミノ酸系:毛・皮膚と同じ弱酸性。保湿性が高く低刺激が特徴。
  • 石けん系:洗浄力が高い。天然由来成分でできているのが特徴。

それぞれにメリット・デメリット、愛犬に合う・合わないがあるので一概にどれが良いとは言えません。どれを選ぶかは飼い主さん次第ですが、愛犬の皮膚の状態に合わせたものを選ぶことが大切です。例えば、石油系は界面活性剤や防腐剤などが入っているものもあるため、天然成分由来のものを使うというような選び方をしてもいいでしょう。

愛犬の肌の状態の次に注目するのは、洗浄力・泡切れの良さ・消臭です。それらを兼ね備えたものだと安心して使えますね。お試しサイズが売られていることがありますので、利用して愛犬に合うシャンプーを見つけましょう。

ここでは口コミで特に評判の良いものを厳選してピックアップしてみました。

HappyPeter オーガニックホホバとティーツリーの犬用シャンプー&リンス

開発者は、自然派化粧品とシャンプーのプロである東京大学の農学博士。ペット大国のオーストラリア発祥のシャンプーで、ペットサロンのトリマーさん御用達です。

犬の皮膚はもちろん、人の手にも優しい自然派志向の天然成分シャンプーで、オーガニックホホバオイルやハーブ配合、着色料無添加、ノンシリコン処方となっています。

こちらはシャンプーとリンスがセットになっておらず、別売りです。2000mlのリフィルタイプと4000mlのガロンタイプは容量に対してかなり安く、一回当たりのコスパが良いと言えます。

このシャンプー&リンスの口コミ評価もトップクラス。シャンプーとリンスともに★評価はほぼ満点と言えるほど人気があります。使用者の口コミを見てみると、

何年も悩んでいた愛犬の皮膚の調子が良くなった。
肌の弱い子でも問題なく使えた。保湿性も抜群!買って良かった!
2倍以上する価格の商品と同等レベル。友人に勧められて使ったが、本当に良かった。
リンスの仕上がりが柔らかく、サラフワ・サラサラ・ツルツル・ふわふわもこもこになった。

といった高評価ばかりで、レビューを書いている方の喜んでいる姿が伝わってくるほど。喜びのあまりにレビューを書き込んだと言っても過言ではない雰囲気を感じられます。

中には、今まではシャンプーのあと愛犬の皮膚が赤くなって痒がり、翌日にはフケだらけになっていたのが、使い始めてから抑えられるようになったという口コミもありました。商品のコンセプトと、実際に使用した方の感想がピッタリ一致しているという、まさに良品と言えますね。おすすめです!

APDC ティーツリーシャンプー&コンディショナー

こちらのAPDC ティーツリーシャンプー&コンディショナーは、5段階評価のうちその9割以上が★5となっています。平均しても90点以上と言ったところでしょうか。

実際、トリマーさんからも優秀なシャンプーと評価されていて、毛並みが良くなりツヤが出る、泡立ちも香りも良いと口コミで高評価です。愛用しているリピーターが多いのも頷けますね。

ノルバサン ノルバサンシャンプー0.5

ノルバサンシャンプー0.5は、動物用の医薬部外品で、多くの動物病院でも取り扱っている薬用シャンプーです。こちらも評価の8割は★5つという高評価!

薬用成分配合なので、細菌などが原因の湿疹やフケ、肌荒れ・皮膚病に対して効果があります。実際の口コミも皮膚トラブルに関するものが多く、効果は概ね良好であるという口コミが多く見受けられますね。

また、コンディショナー配合なのでシャンプー一本で手触りの良い仕上がりになります。

容量のラインナップに1ガロンサイズ(3785ml)がありますので、通常サイズと比べて一回あたりのコスパが良く、多頭飼いの方にもおすすめです。

フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー

こちらもノルバサンシャンプー0.5と同様に、医薬部外品の薬用シャンプー。動物病院で最も処方されているクロルヘキシジンが配合されています。

皮膚・被毛の洗浄、殺菌・消毒・消臭に効果があります。いろんな雑菌やウイルスに効果があり、その上動物の皮膚にうれしい低刺激処方。

口コミに悪い評価がほとんどありません。こちらも4kgのガロンサイズがあります。

犬のシャンプーのやり方!正しい手順をマスターしましょう

犬のシャンプーのやり方!正しい手順をマスターしましょう

まず、シャンプーの前に犬の爪をチェックしておきましょう。長いとケガをしてしまうことがあります。犬はシャンプーをしていてもじゃれているような感じで、手を出してきます。濡れた皮膚は傷つきやすいですし、そこから雑菌が入って化膿してしまうこともあります。

著者もここのチェックを怠ったばっかりに、腕を引っかかれてしまいました。化膿とまではいきませんでしたが治るまで時間がかかりました。なるべく爪切りは事前に済ませておきましょう。

1.ブラッシング

シャンプーする前は、スリッカーブラシなどを使って入念なブラッシングを行います。ブラッシングをすることで余計なムダ毛を取ることができ、シャンプー中の抜け毛を防止できます。

ブラッシングしないと排水溝にたくさんの抜け毛が詰まってしまうことにもなりますので、事前のブラッシングは必須です。

2.シャワー

シャワー

  1. 全体にシャワーして全身を濡らしていきます。
  2. 足がもっとも雑菌の繁殖しやすい箇所なので、まずは足から入念に水洗いしていきます。
  3. その後、胴体を濡らして、最後に顔を濡らします。

もっとも気を付けたいのがシャワーの温度です。あまりにも熱いお湯を使用すると犬の体温調節が追い付かず、熱中症になってしまうケースもあります。「ちょっとぬるめかな?」という程度(適温は36~37度くらい、冬も少し高めでもOK)の温度で使用しましょう。

首から下をしっかり水洗いし、地肌に届くようにします。くれぐれも、顔(鼻や目)に水が入らないようにゆっくりと濡らしていきましょう。

3.肛門腺絞り

シャンプー中に必ず行っておきたいのが「肛門腺絞り」です。犬の肛門には、肛門嚢と呼ばれる分泌液が溜まります。これを放置しておくと肛門を痒がったりする症状が現れ、ひどいときにはお尻を引きずるようにして歩いたりします。そのため、せめて肛門腺絞りくらいは定期的に行ってあげましょう。

ニオイもきついですし、飛び散ったりすることもあるので、シャンプー前に行うのがベストです。

4.シャンプー

シャンプー

  1. シャンプーをしっかり泡立て、背中・足元など犬が嫌がりにくい部分から洗います。
  2. 指の腹を使って地肌をマッサージするように洗います。
  3. 手足(肉球の間も)・お尻・尻尾は、汚れがつきやすいので丁寧に。

犬は洗っていてもあまりじっとしていないことが多いです。飼い主さんにじゃれついてくることもあります。そのため、首から上はシャワーをかけたりシャンプー剤を使ったりすると、目や耳に入ってしまうことがあるため、首から上は、濡らしたタオル(ペット用ボディタオル)やガーゼなどで拭き取るようにした方がいいでしょう

あご下などは忘れてしまいがちです。しっかり拭いてあげてください。目や口周りは、最初のうちにしっかり拭いてあげます。耳の中もそっと拭いてあげましょう。奥まで手を入れる必要はありません。

万が一、目・鼻・耳にシャンプー剤が入ってしまうようなことがあったら、すぐに洗い流しますが、様子がおかしければ獣医さんに診てもらった方がいいです。炎症の原因になってしまう可能性もあります。

5.リンス

  1. 背中からシャワーヘッドを押しつけるようにして地肌までしっかり流します。
  2. 泡が流れきったら、毛をなで(長毛種の場合は絞ってもOK)水を切ります。
  3. 犬に身震いさせて余計な水分を飛ばしましょう。

シャンプーを一度しっかり洗い流したらリンスをします。リンスもシャンプーと同様にしっかりと洗い流してください。シャンプーやリンスの成分が皮膚に残っていると、皮膚炎などを招くこともあります。

体をシャワーで流す際に、お腹や脇などを見過ごしてしまうことがあります。しっかり流さないと皮膚炎やかゆみの原因になってしまいますので、手で触って見極めましょう。シャンプー剤が残っている場合は、触るとぬるぬるしますので、それを目安にしてください。

流し残しが起きやすい部分

  • 脇の下
  • お腹
  • 肉球の間

6.お湯に浸からせる必要はある?

お湯に浸からせる必要はある?

超小型~小型犬は、たらいなどでお湯に浸からせる飼い主さんもいらっしゃいますが、必ずしもそうしなければならないということはありません。シャワー・シャンプー・すすぎでも汚れを落とすことができれば問題はありませんので、そのあたりは深く考えなくても大丈夫です。

犬はあまり濡れるのを得意としません。だから、お湯に浸かりたがらない子もたくさんいます。

逆にお風呂が大好きな子もいます。うちの子たちの中にも1匹だけお風呂が大好きな子がいます。人間が入っていると、躊躇なく浴室に入ってきますし、月に1度のお風呂の時はお湯に浸かって目を細めているくらいです。個体差がありますので、無理強いだけはしないようにしましょう。

7.タオルドライ&ドライヤーで乾かす

7.タオルドライ&ドライヤーで乾かす

  1. バスタオルなどでしっかり拭きます。
  2. ある程度水分が取れたら、ドライヤーで乾かします。
  3. 乾いたらブラッシングをして整える。

最後に、タオルでしっかりと水気を取り除き、ドライヤーで乾かします。ドライヤーの熱でやけどをしたり、熱中症になってしまう犬もいますので注意してください。。

ドライヤーを使う際は、皮膚に近づけすぎないように気をつけます。体から30センチほど離してかけると地肌にやけどをさせたり、熱い思いをさせたりしなくて済みます。長時間当てるのもNGです。

また、地肌・毛の根元からしっかり乾かさないと、体が冷えて風邪を引きやすくなりますので注意が必要です。

生乾きで本当に困るのは、雑菌が繁殖しやすいという点です。かゆみや炎症を引き起こしてしまいます。夏などの暑い時期は、「タオルドライ後に自然乾燥をしてもいいかな」と考えてしまう飼い主さんもいるかもしれませんが、NGです。季節に関係なくしっかり乾かして余計な病気にさせないようにしましょう。

フリーハンドドライヤー

飼い主さんの両手が使えるように、スタンドタイプのフリーハンドドライヤーを使うとなお便利です。

ドライルーム

シャンプーをまめにする方には、『ペットを乾かす専用のドライルーム』もあると便利です。シャンプー後に中に入っていてもらうだけで、15~20分ぐらいでしっかり乾きます。雨の日の散歩で濡れてしまった時にも役に立ちますので、1つあると非常に便利です。

濡れたペットを早く乾かしてあげたいと、飼い主だったら誰しもが思うことですよね?だけど乾き具合にばらつきがないように丁寧に乾かすのはとても時間がかかります。これが毎回なのでどうしても億劫になってしまうことも。

しかも多頭飼いの人だったら、その時間は2倍3倍になるわけです。その時間の問題を簡単に解決できる方法があるんです。

どうして時間短縮できるのか

この製品は名前の通りに部屋になっています。その部屋の中を温風が巡ることで、ペットの体を温かい空気が柔らかく包み込み続ける仕組みになっています。ドライヤーの風の場合は体に当たった後は周りに広がっていってしまいますが、これだったら部屋の中に残っていますので効率よく乾かすことができるんです。

多頭飼いの人に特におすすめ

部屋の大きさは横470×奥行き720×高さ480(mm)です。このサイズだったら小型犬なら二匹同時に乾かしてあげることができます。中型犬だと一匹しか入れることはできませんが、それでも飼い主とペットドライルームの2馬力で乾かしてあげることができますから、すべて飼い主がやるのに比べたら断然早く終わります。

お散歩中に雨に降られて濡れてしまった時は、シャワーの時と違って準備もしていませんから、とにかく大変ですよね。そんな時でもペットドライルームがあれば短時間で乾かしてあげられます。専用ドライヤーの音も静かなので怖がることもありませんから、ペットにとってもとても過ごしやすい空間になります。

シャンプーにまだ慣れていない犬の対処法

シャンプーにまだ慣れていない犬の対処法

特に子犬にあてはまるかと思いますが、まだシャンプーに慣れておらず、シャンプーをさせてくれない犬もいるかと思います。そんなときは、最初はシャワーで流すだけに留めます。その後タオルドライとドライヤーで乾かしてあげます。

2回目から、水洗いの後にシャンプーを使って洗い、泡を洗い流して乾かすまで行います。

飼い主さん1人ではできないとき

慣れないうちは飼い主さんが1人でシャワーするのは大変です。特に大型犬や気の荒い子、遊び好きの子などはじっとしていません。そのような時は1人で行わず、助っ人を頼みましょう。

1人が子犬を押さえ、もう1人が洗うなど役割分担をすると楽にできます

初めての子犬でできるかどうか不安な場合や、助っ人が見つからないような場合は、無理をせずプロに任せましょう。トリマーさんにお願いすれば安全にキレイにしてもらえます。

シャンプー後に犬が震える理由

シャンプー後に犬が震える理由

シャンプーをした後に、犬が小刻みに震えていることがあります。飼い主さんとしては心配になってしまうところでしょう。この震えの理由として考えられるのは2つです。

  • 寒い:体が濡れたために体温が急激に下がり震えている
  • ストレス:濡れたことやドライヤーの音などでストレスを感じてしまった

夏でも震えることがありますので、ドライヤーをかけた後は、日なたぼっこをさせたり保温できる服を着せたりしてみましょう。

ストレスの場合は、飼い主さんが抱きしめて落ち着かせることが必要です。体を温めながら、優しく声をかけてあげることで震えが止まり、元気を取り戻すことができるでしょう。

保温や安静などをさせても小刻みな震えが続く場合や、他の症状(嘔吐や下痢など)がある場合は病気などが考えられます。受診するようにしましょう。

セルフシャンプーの施設を利用するのもおすすめ

初めてのシャンプーは不安が付きまとうものですが、手順通り行えば大丈夫です。愛犬とのシャンプータイムを楽しんでみてください。

自分でシャンプーすることに慣れてきたら、自宅ではなくセルフシャンプーができる施設を利用してみるのもおすすめです。

セルフシャンプーのできる施設であれば、専用の洗い場やトリミング台なども用意されています。トリミング専用の業務用ドライヤーが設置されていることもありますので、短時間で効率的にシャンプーすることができます。

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