*

どうしちゃったの?『犬の夜泣き』その原因と対処法は?

      2018/06/20

どうしちゃったの?『犬の夜泣き』その原因と対処法は?

犬の飼育をしていると、必ずと言っていいほど夜泣きというものが付きまといます。特に、犬の飼い始めに多い行動です。たとえ子犬からの飼育であっても、里親として引き取った場合であっても、この夜泣きというのはほぼ確実にあるものです。

犬の飼育を考えるのであれば、夜泣きについても理解しておく必要があります。


なぜ夜泣きするの?

夜泣きをする理由は、人間の赤ちゃんの場合とほぼ同様です。つまり、寂しい気持ち不安な思いが原因で夜泣きをするわけですね。いきなり親や兄弟から引き離されて、全く異なる環境へ連れてこられるわけですから、犬にとってこれほどストレスになることはありません。

引越しなどもそうですが、環境の変化は犬にとって非常に大きなストレスになるのです。実際、飼い主となる人に徐々に慣れさせながら1年ほどをかけて引き渡すというブリーダーもいます。それも、犬のことを第一に考えてこそですよね?

飼い主としては、子犬を迎えてウキウキかもしれませんが、その裏で、犬は大きな不安と闘っていることを忘れてはいけません。

夜泣きによって睡眠を邪魔されることで苛立つ人も多いかもしれませんが、それは決して犬のせいではないことは理解してあげてくださいね。犬を飼うということを決めた時点で、夜泣きも受け入れるべきポイントであることは知っておいてください。

参考:飼い主に甘えたい!そんな時の犬の気持ちとは?

夜泣きを止めさせるには?まずは犬の不安感を取り除くことに専念しましょう

夜泣きを止めさせるには?まずは犬の不安感を取り除くことに専念しましょう

夜泣きがうるさいからといって、叱ってしまうのは賢い飼い主とはいえません。その時点で、犬の気持ちを理解できない飼い主というレッテルを貼られてしまっても文句は言えません。

夜泣きの主な原因は不安感や恐怖感などのストレスによるものですから、まずは、そうしたストレスを除去することに努めましょう。

夜、一人ぼっちにされることで不安や恐怖を抱くわけですから、一人ではないことを教えてあげることも必要です。飼い主が見える場所にケージやサークルを置いておくのもひとつの方法ですし、ケージやサークルなどを布で覆ってあげるのも恐怖心を和らげてあげるのに効果があります。

とにかく環境に慣れてしまいさえすれば夜泣きは治まりますので、その間は飼い主としての腕の見せ所というか、懐の深さを示す良い機会となります。


不安や恐怖以外でも夜泣きはあるの?

不安や恐怖以外でも夜泣きはあるの?

夜泣きの多くは、新しく環境が変わってしまう飼い始めがほとんどですが、それ以外でも夜泣きをすることがあります。例えば、病気による苦痛や怪我による痛みなどがその代表例でしょう。

また、ケージなどへ入れて寝かせている場合はトイレに行きたいことを夜泣きで知らせることもありますし、空腹が耐えられずに夜泣きすることもあります。

寝る前はあまり水を飲ませすぎないことやトイレを済ませてから寝かせることも大事ですが、できることならケージへ入れなくても一人で寝られるようにしつけるのもいいでしょう。ケージで寝ることもできるし、それ以外でも大丈夫という状態にまでなれば、いざという時でも夜泣きを起こすことはなくなります。

また、自由に動くことができれば、自分でトイレに行くことができるので夜泣きに悩まされることもありません。さらに、夜中に空腹で夜泣きする場合は、寝る前におやつなどを与えるだけで改善することもあります。

犬の胃酸はとても強いので、あまりにも空腹になってしまうと吐いてしまう犬もいます。吐しゃ物が喉に詰まるなどの危険もありますし、吐しゃ物を放置しておけば衛生的にもよくありません。寝る前におやつを与えてあげるだけで、空腹による胃酸の刺激を和らげることができます。

参考:犬に与えるおやつは何がおすすめ?そもそも必要なの?

飼育環境に慣れているはずなのに夜泣きが始まった――理由は?

長年飼育し続けて、愛犬も生活や環境に慣れているはずなのに突然夜泣きが始まった場合、それが老犬であれば痴呆による夜泣きかもしれません。人間の認知症患者を例に挙げると、深夜に徘徊するなどの症状がよく知られています。

これは、昼と夜を認知できないことによるものですが、犬にも同様の症状が現れることがあります。

この場合、動物病院に相談しながら改善策を探っていくことになりますが、日中に日光浴をさせることで自律神経の司る体内時計をリセットさせてあげることで改善することもあります。

いずれにせよ、老犬になれば体のあちらこちらに異変が生じてしまいますので、痛みによる夜泣きなども多くなる傾向にあります。老犬になった段階で、健康診断なども欠かさないことが重要です。


夜泣きで甘えを許してしまうとその後のしつけにも影響が!?

夜泣きで甘えを許してしまうとその後のしつけにも影響が!?

以上見てきたように、夜泣きには不安や寂しさ、恐怖、苦痛など様々な要因があります。苦痛などは別として、飼育し始めの段階で夜泣きに対して甘い対応をしてしまうと、その後のしつけもややハードルが上がってしまいます。

夜泣きというのは、犬の側でも自分の訴えがどれだけ聞き入れられるのか、飼い主を試すための判断材料ともなるものです。夜泣きするたびに甘い対応をしているうちに、いつの間にか主導権を握られてしまい、ワガママ犬になってしまうこともあります。

しつけということを考えるのであれば、夜泣きがうるさくても決して甘い態度で接しない強さが求められます。「吠えれば来てくれる」ということを子犬のうちから知ってしまうと、とにかく無駄吠えが多くなりますので、その後のしつけに手を焼くことになってしまいます。

「夜泣きして可哀想」という理由も分からないではありませんが、そこは犬のためと思って心を鬼にしなければなりません。それに失敗すると、要求癖が付いてしまったり、留守番もまともにできない犬になってしまいます。

まとめ

たとえ、要求癖や吠え癖が付いてしまったとしても、それは飼い主による甘さが原因となります。吠えたりすることには、必ず何かしらの理由があり、それをどう改善していくかは飼い主が犬の目線で一緒に考えてあげられるか否かにかかっています。

もし、夜泣きに関して不安があるのであれば、犬を購入してからしばらくはブリーダーに預かってもらいながら、頻繁にブリーダーの元へ通いつつ、犬との距離を縮めていく方法もあります。

環境変化に対するストレスの軽減さえできれば、寂しさや不安から夜泣きする可能性もグッと低くなりますので、そうした方法も視野に入れつつ、最善の方法を探っていきましょう。




  関連記事

犬を飼う前によく考えて!現実問題として必要な飼育費用はこれだけかかる!

犬を飼いたいと思うのは自由ですが、飼育費用にどれだけの金額がかかるのか、現実問題を把握しておくことが大切です。ここでは犬の購入と初期費用、飼育費用を具体的に紹介しています。

愛犬の飼育に必要!?ペットサロンの利用の仕方と費用の目安

初めて犬を飼う人にとってはペットサロンは何が便利なのか?どんなサービスが受けられるのか?分からないものです。ペットサロンの利用の仕方や費用の目安も併せて紹介します。

犬を飼いたいけど諦めるべき?犬アレルギーの症状は治ることもあるの?

犬を飼いたいけど犬アレルギーが心配で…その場合、飼うことを諦めざるを得ないのか?ここでは犬アレルギーの症状と、治ることもあるのかどうかを説明します。

愛犬の問題行動!室内なのにマーキングをする理由と改善方法

犬を飼育する上で、実に様々な悩みに直面します。そんな中で、必ず直面すると言ってもいいほどよくあるのが、『マーキング問題』です。お散歩中にマーキングしてしまうのは、ある意味

リモサボンはこんな人におすすめ

ペットの抜け毛対策におすすめ!衣類用洗剤『リモサボン』の口コミ

犬や猫などのペットは家族同然のとても大切な存在。その可愛らしい仕草で心を癒してくれますし、存在そのものが生活に潤いを与えてくれます。だけどペットを飼っているがゆえに悩まさ

  • 猫好きさんはこちらもチェック 猫がいる生活。