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超絶スリムボディの犬『イタリアン・グレーハウンド』の性格と飼い方

      2018/06/21

超絶スリムボディの犬『イタリアン・グレーハウンド』の性格と飼い方

「イタグレ」という愛称で、近年日本でも人気が高まっているイタリアン・グレーハウンド。名前だけ聞くと、どことなく大型犬のような印象を抱きがちですが、小型犬に属する犬種です。

イタリアン・グレーハウンドの祖となったのはグレーハウンドという犬種だと言えわれていますが、実際はグレーハウンドの中でも小型のタイプの犬種が祖となっているようです。


JKS(ジャパンケネルクラブ)の説明によれば、「末裔」という言葉を用いているため、現在知られているグレーハウンドが元祖というわけではなく、あくまでも小型のグレーハウンドの血を直接受け継いだ犬種――つまり、グレーハウンドと別の犬種を掛け合わせて誕生した犬種ではない節が伺えます。

犬好きな人であれば一目でイタリアン・グレーハウンドであることが分かりますが、犬に詳しくない人であればミニチュア・ピンシャーと区別ができないこともあるようです。

実際には顔つきも体型も異なりますし、出自も異なる犬種ですので、これまでイタリアン・グレーハウンドという犬種を知らなかったという方や、これから犬の飼育を検討されている方は、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

イタリアン・グレーハウンドの歴史は?

イタリアン・グレーハウンドの歴史は?

イタリアン・グレーハウンドの歴史は非常に古く、すでに古代エジプトではファラオ(王)の宮殿で飼育されていたようです。今から2500年前にはイタリアへと伝えられ、500年ほど前にはイギリスへ、そして世界へと輸出されました。

当時のイタリアン・グレーハウンドは今よりもやや大きめの体高で、その後改良が加えられて現在の姿になっています。一時期、改良によって貧弱な犬種へとなり下がった時期もありましたが、その後の努力で健全な犬種へと戻され、日本には江戸時代にはすでに伝えられたとされています。

現在でこそ、イタリアン・グレーハウンドといえばメジャーな犬種となっていますが、すでに江戸時代から日本で飼育されていたのも驚きですね。犬種としての歴史も長いため、ヨーロッパの有名な画家たちが描く絵画にも数多く登場します。

別名として、ピッコロ・レヴリエーリ・イタリアーニという呼称もありますが、日本ではそう呼ばれるケースもまずありません。

イタリアン・グレーハウンドの外見的な特徴

イタリアン・グレーハウンドの外見的な特徴

イタリアン・グレーハウンドは、その名前から想像する姿とは裏腹に、非常に華奢な体躯をしています。見るからに超絶スリムボディで、まるでカンガルーのような顔。体重は最高5kgが理想とされ、体高は32cm~38cmほどがスタンダードとなります。

イタリアン・グレーハウンドを紹介する場合その多くがグレーの被毛であるため、「イタグレと言えばグレー」というイメージが定着していますが、ブラック系やベージュ系といった被毛のタイプも存在します。

身体的な特徴としては、グレーハウンドやサルーキ、スルーキなどのような、視覚ハウンド特有の曲線的な腰が特徴的です。そうした視覚ハウンド特有の特徴から、日本のJKCでは10G(視覚ハウンド)にグループ分けされています。

しかし一方で、イギリスのKCやアメリカのAKCなどではトイ(愛玩)・グループに分類されています。グループ分けこそ国によって異なりますが、ヨーロッパの貴族や日本の上流階級の令嬢たちに愛された歴史を見れば分かる通り、小型ながらとても優美で気品に満ちた犬種として人気があり、多くの愛好家からも親しまれています


イタリアン・グレーハウンドの性格

イタリアン・グレーハウンドの性格

イタリアン・グレーハウンドは、ハウンド系の特徴である従順さを持ち合わせた犬種です。したがって、飼育にあたってはしつけもそれほど難しくないというメリットもあります。

飼い主に対する愛情も深く、やや繊細の部分はあるものの基本的には陽気で活発な性格でもあるので、パートナーとしてはこの上ない魅力を備えています。小型犬という特性上、日本の住宅事情にマッチしている犬種ということもあり、それも人気の理由となっています。

イタリアン・グレーハウンドをしつけるポイント

イタリアン・グレーハウンドをしつけるポイント

イタリアン・グレーハウンドは、とても賢い犬種です。ある意味で、イタリアン・グレーハウンドの従順さは、しつけによってこそ可能であるとも言い換えることができます。

元々人間好きな性格ですから、それを上手に活かすことでしつけのハードルも下がるでしょう。愛情を注ぐことも大切ですが、逆に、飼い主としてどれだけ愛されているか?という部分も重要です。

信頼関係がしっかり結ばれれば、独立心の強い犬種や頑固な性格の犬種よりもしつけは簡単なはずです。それでもしつけが思うようにいかないという場合は、今一度、飼育環境や飼育方法を見直す必要があるでしょう。

参考:愛犬をしつける上で知っておきたい知識まとめ!

イタリアン・グレーハウンドの飼い方はここに注意!

イタリアン・グレーハウンドの飼い方はここに注意!

イタリアン・グレーハウンドの飼い方自体は、他の犬とさほど変わりませんが、注意点として意識しておきたいのは「寒さ」です。イタリアン・グレーハウンドは、他の犬種と比べると寒さへの耐性が著しく低い犬種です。

冬の散歩であれば陽の高い時間帯に行うのが必須ですし、散歩時は洋服を着せて寒さ対策を施します。

参考:可愛いのは分かるけど…犬に服を着せる意味ってあるの!?

もちろん室内での飼育は絶対となりますので、まさかとは思いますが屋外で飼育しようなどと考えている方は他の犬種を検討しましょう。また、非常に細い脚のため骨折しやすいので、フローリングなどスリッピーな場所にも気を配る必要があります。

参考:フローリングは危険がいっぱい!愛犬のために床の対策をしよう!

小型ではありますが毎日の運動も必要なので、散歩だけではやや物足りなさもあります。目一杯運動させてあげることができない場合は、やはり飼育自体を再検討した方がいいでしょう。ただし、抜け毛や体臭は非常に少ないため、そういった点は飼育上大きなメリットとなります。

まとめ

愛犬と一緒に思い切り楽しみたい方などには、イタリアン・グレーハウンドが非常におすすめです。性格も良いですし運動量もありますので、とても遊び甲斐のある犬種というのがその理由です。

気品で優美な外観がとてもオシャレでもあるので、若い女性が飼育するケースも増えているようです。江戸時代に上流階級の令嬢に可愛がられていたところから考えても、イタリアン・グレーハウンドは女性ウケする犬種というのは間違いなさそうです。

イタリア・ルネッサンスの誇りとも形容されるほど美しい犬種ですから、飼育する側のステータスシンボルともなり得る犬種です。犬が飼い主を惹き立たせてくれる――それがイタリアン・グレーハウンドの魅力なのかもしれません。




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