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犬が骨折した時の症状とその原因は?応急処置の仕方もチェック!

   

愛犬が骨折してしまうなんてことが起こったら、慌てふためいてしまうことでしょう。ですから、その時の症状や骨折した原因、予防措置、万が一の時の応急処置など、必要なことを知っておくととても役に立ちます。治療費に関しても、ペット保険に加入するかどうするかの判断にもなると思います。

ここで犬の骨折についての知識を一読しておくといいかもしれません。

 

犬が骨折する原因は?

犬が骨折した時の症状とその原因は?応急処置の仕方もチェック!

犬が骨折してしまう原因は、いろいろ考えられます。外傷が原因で起こる骨折と、病気が原因で起こってしまう骨折などです。最初に地に着ける足が前足であることから、外傷が原因で起こる骨折は前足であることが多いようです。

また、肥満が原因となって、骨折しやすくなることもあります。発達途中の体を支える骨が、肥満によって体を支えることが難しくなり骨折を引き起こしてしまうこともあるのです。

骨折の種類

骨折には、大きく分けて5つの種類がありますので、紹介しておきます。

  • 疲労骨折:同じ部分に繰り返し力がかかり、骨折に近いような状態になってしまうもの
  • 亀裂骨折:骨にヒビが入ってしまった状態です。完全に折れてはいません。
  • 圧迫骨折:椎骨の不具合(外傷や椎骨の弱りなど)で起こってしまう骨折です。
  • 剥離骨折:筋肉や腱、靭帯などが通常よりも引っ張られることで付近の骨が引き裂かれて生じる骨折です。
  • 成長板骨折:骨幹端の成長板という部位の骨折です。他の骨より弱いため、折れやすいのです。(成長期の子犬に多いです。)

骨折の種類はたくさんありますが、折れ方によって治療方法が異なってきます。

  • 単純骨折:ただパキッと折れた状態(くっつきやすいです。)
  • 複雑骨折:骨が複雑に折れた状態(骨がずれないように固定しなければなりません。)
  • 粉砕骨折:名前の通り骨が砕けてしまった状態(修復が非常に難しいです。)

外傷性骨折の原因

外傷性骨折とは、犬の骨に強い力が加わったときに起こる骨折です。次のようなことが原因で起こります。

  • 交通事故
  • 階段などの段差からの落下
  • 強度な打撲
  • 抱っこ時に落下
  • 犬同士の喧嘩(小型犬などに多く見られるようです。)

などです。

病気が原因

愛犬が次のような病気にかかっている場合、合併症や栄養不足などが関わってきて骨折してしまうことがあります。

  • くる病(骨軟化症)
  • 骨腫瘍(原発性骨腫瘍)
  • 骨感染症
  • 栄養障害

などです。


骨折を起こしやすい犬種

骨折を起こしやすいといわれている犬種がいます。小型犬に多いのではないかと考える人もいるでしょうが、小型犬ばかりではありません。

  • ポメラニアン
  • チワワ
  • マルチーズ
  • イタリアン・グレーハウンド
  • ボルゾイ
  • サルーキ
  • アイリッシュ・セター
  • 甲斐犬
  • トイ・プードル
  • ミニチュア・ピンシャー
  • パピヨン

などが、骨折を起こしやすい犬種と言われています。

愛犬がこんな症状をみせたら骨折に要注意

愛犬がこんな症状をみせたら骨折に要注意

骨折にも完全に折れてしまっている状態もあれば、疲労骨折のようなものもありますので、一見しただけでは判断をしかねるでしょう。骨に何らかの異常があるときの症状をみていきましょう。

歩き方がおかしい

(愛犬が、いつもと違う歩き方をしていたら、ケガや骨折を疑いましょう。びっこをひく・前足をかばう・足を地面に付けないなど。)

足の状態が変

(足が曲がった状態だったり、足の一部分が腫れてしまったりしているような場合も、骨折か他の病気が疑われます。また、不自然に曲がっているなど。)

じっとして動かない

(名前を呼んでも来なかったり、床の上にうずくまったままでいたりするような場合、歩けないくらい痛い状態かもしれません。)

排尿便がうまくできない

(脊髄の損傷がある場合、排尿便のコントロールがうまくできなくなります。)

いずれの場合もいつもの元気なときとはかなり違うはずです。動物病院への受診をする必要があります。

犬の骨折は予防できるか?

犬の骨折は予防できるか?

犬は、交通事故を起こしてしまうことがあります。骨折の原因としては第1位です。犬が飛び出さないようにしなければいけません。しつけの徹底も大切ですし、あらかじめリードを短く持つなどして交通事故に遭わないように工夫が必要です。

突発的に飛びかかってしまうことがあります。犬同士のケンカだけでなく、自転車やバイクといった動くものに飛びついてしまうのです。犬は元々、狩猟をしていた動物ですから今も狩猟本能が残っているのでしょう。

私の家で飼っていた秋田犬も、弟が自転車に乗って帰ってきた時に、突然飛びかかったことがありました。犬にとっては、うれしかった気持ちが強かったように感じましたが、弟の自転車のタイヤに前足を挟んでしまいました。

幸い、骨折はしませんでしたが、気をつけなければならないと思った事案でした。

子犬時から肥満にしないことも骨折予防になります。肥満になると、骨の発達を遅らせてしまいます。ちょっと高い所から前足をついただけで骨折!なんてことになったらかわいそうですからね。

飼い主のうっかりでも骨折を引き起こしてしまうことがあります。抱っこの時に落としてしまったり、ドアに挟んでしまったり、足やしっぽを踏んでしまったりなんていう些細なことでも骨折してしまうことがあるので注意しましょう。

ちょっと気をつければ、骨折というかわいそうな状態を予防することができるのではないかと思います。


犬の骨折の応急処置

「もしかして、骨折したかも!」という場合、すぐに動物病院へ受診をしますが、その前に、応急処置をしていくことで、愛犬を楽にさせてあげることができます。

ただし、犬が興奮していないとき限定です。そうしないと、飼い主がケガをしてしまいますからね。(主に噛まれてしまいます。著者経験あり!)

  1. 骨折しているかもしれない箇所にガーゼを巻きます。
  2. それから、副木を当ててガーゼを挟むように、タオルや包帯などを使って巻きます。
  3. 取れてしまわないようにテープなどで一時的に留めます。

犬が患部に触るのを嫌がる場合は、大きめのバスタオルなどで犬をくるんでください。動かないようにしたら、そのまま抱きかかえるなどして、動物病院に連れて行きます。

犬の骨折の治療費について

犬の骨折の治療費について

骨折の度合いにもよりますが、入院や手術が入ってくるだけで治療費は大きく変わってきます。

軽症の場合は、ギブスを使って固定して治療を行います。重症の場合は、手術が必要になってきます。そうなれば、入院もセットで組まれるでしょう。また、固定にはピンやプレートを使います。

手術・入院が済んだ後も、通院してピンやプレートを取ったりしなければいけませんし、リハビリなどもあります。そうなれば、50万円程度はかかるでしょう。

治療期間は、2~3ヶ月程度です。ただし、症状によっては半年以上かかって完治という場合もあるようです。

ペット保険などに加入していれば、金額が戻ってきますが、未加入の場合は、かなりかかることだけは覚えておきましょう。

まとめ

愛犬の骨折は、犬も痛いでしょうが、飼い主も心に相当ダメージを負います。ですから、骨折しないように原因となるものから守ってあげることが大切です。できるだけ、骨折予防になるよう、しつけや安全確認、肥満にさせないなどに注意しておきましょう。

特に交通事故、飼い主のちょっとしたミスは、少しの注意で回避することができます。愛犬が痛い思いをしなくて済むように守ってあげましょう!

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