犬を飼ったのは良いけれど、犬の気持ちを理解するのがちょっと難しいと感じている飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。某CMみたいに犬がしゃべってくれると、飼い主としては大助かりと思う事もあります。
犬が今どんな気持ちなのかを教えてくれると、世話もかかりませんよね。赤ちゃんが夜泣きするのと同じように、延々と吠え始めたりすると近所迷惑にもなりかねません。何をどうしても落ち着いてくれないと、途方に暮れてしまいます。
犬の表情を見れば、ある程度は人間がする表情と似ているものですから、大体の想像をすることはできます。怒っていれば目は釣り上がっていますし、機嫌が良い時は笑っているような顔になります。犬は動物の中でとても表情豊かで愛らしい動物なのです。
でも、実は一番感情が現れるのが、「しっぽの状態」や「舐める」「甘える」という行動。そこには何かを訴えているサインが現れています。何気ない仕草の中に隠れた犬の本音があるかもしれません。
この記事では、犬の「しっぽの状態」「舐める」「甘える」などの行動から分かる犬の気持ちについて紹介していきます。
しっぽの状態から分かる犬の気持ち
犬はしっぽの高さと振り具合の組み合わせだけで、あらゆる気持ち・感情を表現しています。犬のしっぽの状態を見れば、今どんな気持ちなのかをある程度把握することができます。ここではそのいくつかを紹介しています。
しっぽを立てている時
しっぽを上に立てて左右に激しく振っている時は、緊張している状態にあります。危機に備えた準備態勢に入っており、攻撃を警戒すべき相手がいると感じているのです。敵を威嚇しているともいえます。
しっぽを振りながら近寄ってくることがありますが、可愛いので友好的な感情でいるのかと思いきや、実は正反対なこともあるのです。もちろん興奮して喜んでいる時もありますので、ただはしゃいでいるのと勘違いしやすい行動でもあります。これは人間の一方的な見方でしかないのです。
しっぽを下げている時
犬がしっぽを下に垂らしている時は、とても不安で不快な状態にあります。それは下に下がるほど、感情が強くなります。しっぽが後ろ足の間に垂れている時は、かなり強い不快感があるのです。さらに腰が低くなっていると、人間と同じで抵抗する気がありません。
しっぽが後ろ足の間に巻き込むようにまでしていると、恐怖を感じています。これは、犬の肛門から出る自分の臭いを出さないようにしているものとされています。それにより、相手に対して自分の臭いをかき消し、服従していることを示しているのです。
自分のしっぽを追いかけている時
ストレス発散
犬が自分で自分のしっぽを追いかけている姿は、通常はあまり見かけません。この仕草は、犬にとって何かの異常が起きているのです。こうすることによってストレスを発散していることもあります。
散歩に行かせていない時に見かけることがある仕草でもあり、ほんとは散歩に行きたいのに行かせてくれないという「ストレスの表現」をしている場合です。基本的に、飼い主が取り合ってくれないことに不満を表しています。また、置いてけぼりで出かけられそうな時にこのような仕草をすることもあります。
あるいは、苦手なお風呂に入れられてシャンプーをされている時にも逃げ回るようにします。散歩から帰って足を拭かれるのを嫌がることもあります。このように、色んなタイミングで表現していますが、馴染みのない行動をさせられると起こりやすいのです。これら全てはストレスの発散行動といえます。
体の異常信号
ストレスは体の症状に起因するものもあり、犬も体のあちこちが痒くなることもあります。背中、尻、肛門付近はとくに痒くなりやすい部分です。
その部分が気になって追いかけるようにしてしまうのですが、痒いだけでなく炎症になっていることもありますので注意して下さい。
ノミや寄生虫がいることによるのかもしれませんので、体のチェックをしてあげるべきです。
ただの気分転換
いつもと違う行動だからといっても、別に何の問題もないこともあります。ただの暇つぶしだったり、この辺りは人間の幼児と同じようなところがあります。
自分のしっぽを遊び道具にしているのです。子犬は、まだしっぽの存在が理解できていないこともあります。
飼い主はしっぽの状態を見てどう対処すれば良い?
以上のように、犬のしっぽの状態は基本的にストレス状態を表現しています。自分のしっぽを追いかけるなどして気分転換しているのであれば、止めさせなくても良いでしょう。ストレスの解消をしているのであれば、それも治まればそれで良いです。
でも、このストレス解消には問題もあります。一時的な行動で治まればそれでいいのですが、そうでもない時もあるのです。しっぽを追いかけているうちに、興奮してさらにストレスが高まってしまうことがあります。
しっぽが長ければ噛みついたりして毛が乱れたりもしてしまいます。すると、ますますしっぽが気になって追いかけまわすことになります。
しっぽを上にしていても下にしていても、ストレスはある状態です。体に異常があれば早めに見つけてあげるべきなので、飼い主はその原因を解消してあげることも必要かもしれません。ただ、しっぽの状態だけでは判断できないことも多数ありますので、そこは注意しましょう。
ペロペロ舐めてくる時の犬の気持ち
飼い主を舐める
これは愛情表現のひとつ、人間のキスのようなものです。犬の祖先にあたる野生のオオカミも、自分より立場の高いオオカミに対して、相手の口を舐めることで親愛の気持ちを表す習性があります。子犬が母犬に「ごはんちょうだい」とねだる場合も、同じように口を舐めることでその意思を表しています。
これはどちらも、「そばにいてね!」「大好き!」という甘える・愛情の表現だと考えて差し支えありません。
特に、飼い主の顔をペロペロ舐める行動は、そのものズバリ!喜びの表現であることが知られています。飼い主と犬との関係は、人間の親子感情にとても近い感情が芽生えることが分かっていますから、顔を舐めるという行動が飼い主に対する甘えだというのも十分に頷けますよね。
「長時間留守番させていた犬が喜びまくって顔をペロペロ舐めてくる」という経験をされたことのある飼い主さんも多いことでしょう。これもすなわち、「寂しかった」とか、「待ってたんだよ!おかえり!」といった気持ちの表現だというわけですね。
さらに、飼い主の足元にまとわりついて飼い主の足をペロペロ舐めてくる場合は、「遊んでよ!」「相手してよ!」という気持ちになっている時です。これも愛情表現のひとつですから、飼い主としてもしっかり応えてあげたいところですね。
「やめてよ~」や「ごめんなさい」という意味で舐めることも
また、それとは逆に、「ちょっとやめてよ~」という意味で舐めることもあります。例えば、犬は顔を触られることがあまり好きではありません。それが飼い主であっても、意思表示のハッキリした犬であれば明確に嫌悪感を訴えます。それが、「舐める」という行為に現れるわけですね。
触られたくない部分を飼い主が触った際、顔を背けながら飼い主の手をペロペロ舐めたりする場合は、「ありがとう」の意味よりも「ちょっとやめてよ」という意味であることの方が多いです。もちろん、痛い部位などを触れたときも同じです。これが飼い主でなく見知らぬ他人であれば、ヘタをすれば怒って噛み付いてしまうケースもありますので、注意が必要です。
また、飼い主から叱られたことが原因で謝罪の意味を込める場合もあります。叱ったあとにペロペロ舐めてきた場合は、謝罪の気持ちを必死に伝えようとしているので、しっかりと褒めてあげることも忘れないでください。
犬が自分の体を舐める時
逆に、人ではなく犬自身が自らの体を舐める行為も注意深く観察しておきましょう。脚をペロペロ舐めたりしているケースでは、単に癖であることもありますが、一方で怪我やアレルギーが原因で舐めていることもあります。
あまりにもしつこく足を舐めている場合は、どこかに怪我をしていないか、トゲなどが刺さっていないかをチェックしてあげましょう。
怪我もしていないのに激しく舐めたり、時には噛んだりしている場合は、アレルギーなど何らかの皮膚疾患も考えられますから、その場合は動物病院で診察を仰ぐようにしましょう。
さらに、体のどこかをペロペロ舐めたりしている場合も、痒いか痛いかのどちらかである場合がほとんどです。最悪の場合、激しく舐めたり噛んだりしているうちに被毛が剥げてきてしまうこともありますから、すぐに動物病院へ連れていきましょう。
自分の足を舐める
自分の足をペロペロと舐める行為は多くの犬に見られます。こうした行動が見られるときは、人間でいうところの「おしゃぶり」と同じで、犬自身が何かしらのストレスを感じているとき。癖でも病気でもなく引き起こされていることがあります。
足を舐める行動は一般的に問題行動の部類に入るため、何かストレスになっていることはないか原因を探ってあげましょう。
また、足を怪我していたり、アレルギーなどで痒がっている場合、足裏の毛が伸びている場合でも舐めることがありますので、そうした要因にも気を配りましょう。
痒みや痛みの原因が完治しているのに、いつの間にか足を舐める行為が癖になってしまっていることもあります。癖になってしまうと常に湿った状態で雑菌が繁殖し、せっかく完治した部分が再び悪化してしまう可能性も否定できません。なるべく癖にさせないように、飼い主としても注意を怠らないようにしましょう。
飼い主に甘えたい!そんな時は?
犬の飼育にはしつけは欠かせないものですよね。そのため、「甘やかすことは厳禁」ということも言われ、「犬は絶対に甘えさせてはいけないんだ!」と妙な勘違いをしてしまっている人もいるようです。
しかし、「甘やかす」と「甘える・甘えさせる」は全然違うものです。犬が飼い主に甘えようとするのは当然ですし、飼い主としてもそれを100%拒否する理由などありませんよね?愛犬に甘えられたら、それこそ”飼い主冥利”に尽きるといものです。
犬が飼い主に甘えたいと思う心理状態は、ほとんど人間と同じような心理状態です。つまり、「遊んでよ~!」とか、「寂しいよ~」といったような心理状態です。また、飼い主に助けを求める場合も、甘えるような仕草をすることがあります。「痛いよ~」とか、「苦しいよ~」といったような場合ですね。
いずれにしても、飼い主に信頼を寄せていなければ甘えることはありませんので、だからこそ飼い主冥利に尽きるというわけですね。少なくとも、信頼関係の築かれていない関係であれば、そうした”飼い主の醍醐味”を味わうことはできません。
甘えてきたらしっかりと応えてあげましょう!
基本的には、甘えてきた愛犬にしっかりと応えてあげるのが理想です。飼い主は、愛犬から見たらリーダーであり親でもありますから、しっかりとした愛情を持って接してあげましょう。
もちろん、忙しくて相手することが難しい場合もあるかもしれません。そんな時は、ちょっとした声掛けをしてあげるだけでもOKです。「ちょっと待ってね、後でね」といったように、声を掛けてあげましょう。
犬の目を見て声を掛けることで、言葉は分からなくても飼い主の心理をしっかりと理解してくれます。ただし、声掛けする際はしっかりと犬の目を見ることは忘れないこと。犬の目も見ずに声を掛けても、犬はそれが自分に向けられた言葉であると理解できません。
そうなると、飼い主に注意を引こうとさらにしつこく付きまとったり吠えたりする結果になりますので、注意が必要です。また、寂しさから甘えてきた場合は、目を見て声を掛けてもらえるだけで、犬にとってはとても意義深いことでもあるのです。
その代わり、相手をしてあげられる時は、存分に相手をしてあげることも忘れてはいけません。
愛犬の心情を察してあげることも大切
ただ甘えてきたから相手をしてあげるというだけでなく、「なぜ甘えてきたのか」を理解してあげることも必要です。忙しくてなかなか相手してあげられていないかどうか?といったように、愛犬との接し方を振り返り、スキンシップやコミュニケーション不足が起きていないかを再確認してみましょう。
人間の子供と同じで、犬が甘えてくるのにも何かしらの原因があるのです。意味もなく甘えるようなことはまずありませんので、飼い主として、愛犬との接し方を見直す契機になることもあります。
お互いを理解できる仲であれば「甘えすぎる」ことはありません
一度甘えさせてしまったらそれが癖になってしまい、しつこいくらいに甘えだすのではないか?と、考える人も少なくないかもしれません。しかし、甘えるという行動は犬が愛情を求めている証拠ですから、「甘える=犬のメッセージ」だと言っても過言ではありません。
それにはしっかりと応えてあげるのが飼い主の役目ですし、お互いの信頼関係を構築する上で欠かせない要素になります。
また、先にも触れたように、忙しくてなかなか相手をしてあげられない場合も、愛犬の目を見て「ちょっと待ってね」と言うだけで、「飼い主が何かしているときは待たなければいけない」という習慣が自然と身に付いてきます。
メリハリを持たすことで、犬の方でも甘えていい時といけない時の判断ができるようになってくるのです。従って、甘えさせたからといってそれがすぐに「甘やかす」ということには繋がらないわけですね。
甘える時の行動と甘やかしてワガママになっている行動は異なります!
では、「甘える・甘えさせる」と、「甘やかす」の違いは何なのでしょうか?それについて考えていきましょう。犬が甘える際の行動としては次のようなものが挙げられます。
- 擦ったり声を掛けてあげるとお腹を見せてひっくり返る
- 「クンクン」や「クーン」と甘えた声で鳴く
- 飼い主を舐めてくる
- 飼い主に体をくっつけてくる
- どこにでも付き歩く
犬が甘えている時の行動の代表例としては以上のような行動になります。これらを見れば分かりますが、いわゆる「問題行動」と呼ばれるものはまったく含まれていませんよね?
一方、甘やかし過ぎてワガママ犬になっている場合、とにかく吠えて訴えたりします。「吠えればOK」という認識が定着してしまっているため、無駄吠えが非常に多くなってしまうわけですね。
この場合では、飼い主よりも犬が上になってしまっているという関係性です。確かに「甘える」という要素も含まれてはいますが、同時に「度が過ぎている」という状態になっています。メリハリを付けた接し方ができずに、何でもかんでも犬の訴えることに合わせ過ぎてしまうと、そういう結果になってしまいます。
犬が甘えてくるということは、言い換えれば「犬にとって安心できる相手である証拠」ということになりますね。飼い主はリーダーでなければいけませんが、同時に安らぐ場所を与えてあげられる存在でなければなりません。
甘える側の犬にしても、「頼れる」「守ってくれる」という安心感があってこそということになるのです。飼い主のことを大好きだからこそ、そばにいる時は常に甘えたくて仕方がないのです。ましてや、働いていれば常に一緒に居られるというわけではありませんから、帰宅後やお休みの時などはしっかりと相手をしてあげておくことも忘れないようにしましょう。
「甘えさせてあげる・遊んであげる」ということは、犬のストレスを軽減させる上でも有効で、問題行動も起こしにくくなります。
逆に、帰宅後もなかなか相手してもらえずにストレスを抱えてしまうと、留守中に家中を荒らしたり、無駄吠えが多くなるなどの問題行動に走ってしまいます。愛犬の精神状態をケアする上でも、甘えさせてあげるという行為には大きな意味があるのです。
「ワガママ犬になったら困る!」などという心配は無用です。目一杯の愛情を注いで、相手をしてあげましょう。
まだまだあります!犬の色んな仕草から分かるその時の気持ち
あくび
犬も人間と同じで、眠いときにあくびをしますが、実はあくびには眠いというのとはまったく異なる意味もあります。例えば怒られているとき。飼い主は興奮して怒っているのに、犬があくびをするということがあります。
飼い主の中には、「怒られているのに緊張感がない!」と、さらに語気を強めてしまう方もいるようですが、それは間違いです。その場合のあくびは、犬自身が落ち着こうとしている生理的な反応でもあるのです。
人間は、落ち着こうとするときに意図的に深呼吸をしたりしますよね?それと同じ意味なのです。
お留守番させていたら部屋がグチャグチャに…
犬にお留守番させて出掛けて行って、帰宅してみたら部屋が凄いことに…という経験をされる飼い主さんも、決して少なくないようです。新聞紙などは破り散らかしてあったり、クッションなどもボロボロにしてあったり…。
これは破壊行動と呼ばれるもので、犬のストレスもMAXの状態です。こうしたケースとなると、犬のしつけ云々以前に、飼い主として犬への接し方を根本から変えるくらいの覚悟が必要でしょう。
先に挙げた「ストレスから足を舐める」という行動がエスカレートすると、破壊行動へと走ってしまうケースも多いようです。この行動を言葉で表すとすれば、「ああ!もう!うんざりだよ!」といったような意味になりますね。
他の犬のお尻のニオイを嗅ぐ
散歩中などに出会ったわんちゃん同士で、お互いのお尻のニオイを嗅いでいることがありますよね。飼い主さんによっては、「こら!やめなさい!」と注意をしてしまう方もいますが、「お尻のニオイを嗅ぐ=ふしだら」と考えているのは人間だけです。
犬の世界でお互いのお尻を嗅ぐのは挨拶の意味があります。犬は目で見るよりもニオイで判断する生き物ですから、お尻のニオイから相手の心理状態を把握することができるのです。
「おしりのニオイを嗅ぐなんてはしたない!」と考えている飼い主さんがいらっしゃるなら、今すぐその考えは改めましょうね。
首を傾げる
犬が首を傾げて、「ん?」という表情をしているときは、今聞こえている音に対して、どこからその音がしているのかを確かめようとしているときです。
「音なんか聞こえていないのに首を傾げるよ」と言う飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、人間では聞き取れない周波数でも犬にはしっかりと聞こえていることもよくあります。
目で獲物との距離を測るのと同じで、鋭い聴覚で音源はどこかを必死に探っている状態です。
溜め息
うつ伏せに寝ながら、「ふぅ~」とため息をついているときは、そのものズバリ!「つまらないよ~」と訴えているときです。飼い主が相手にしてくれなかったりする際に見せる行動ですが、これも一種のストレスによるもの。
ここから徐々に、足を舐める→破壊行動といった問題行動へと繋がっていくこともあります。そうならないために、愛犬が溜め息をついていたら目一杯遊んでストレスを発散させてあげましょう。
まとめ
犬とのコミュニケーションを図るには、「しっぽの状態」や「舐める」「甘える」などの行動をしっかりとチェックしていれば、案外分かりやすいものです。細かな違いをしっかりと観察していれば、犬のその時の感情の違いも分かるようになります。
普段は見逃しがちですが、犬は様々な行動や仕草を通して、心の声を訴えてくれています。そうしたサインを見過ごしてしまっていると、結果として問題行動を招いてしまうことになるのです。
犬の行動をしっかりと見てあげていれば、適度な運動はさせているか?スキンシップはとれているか?寂しくさせていないか?といったことが分かるようになります。「忙しいんだからいちいち構っていられない!」というのは言い訳にもならないことです。飼い主として、犬にどれだけの愛情を与えることができているのか、今一度再確認しておきたいものです。
また、愛犬が飼い主を舐めるという行動のほとんどが、愛情を示すためのサインであるわけですから、それも飼い主冥利に尽きます。お互いの意思疎通がしっかりと図られていることの証拠とも言えそうですね。
逆に、帰宅しても愛犬がそっぽを向いて見向きもしないという場合は、まずはお互いの関係を見直す必要があります。ただ飼うだけでなく、そこに信頼関係が生まれてこその飼い主であり愛犬であるということを認識しておきたいものですね。
忙しくてなかなか相手をしてあげられないこともあるかもしれませんが、できるだけ、愛犬の行動には目を配ってあげられる飼い主でいられるように努めましょう。