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部屋が毛だらけに!?抜け毛の多い犬種とその対策

      2018/08/20

部屋が毛だらけに!?抜け毛の多い犬種とその対策

犬を飼う上で抜け毛の問題は避けて通れません。ある程度の抜け毛は覚悟しなければいけないですし、人の髪や体毛が抜けるのと同じでそれを抜けなくするなんてことは不可能です。

犬の抜け毛について、まずは3タイプあることを知っておきましょう。

  1. 犬種による違い
  2. 季節ごとに訪れる換毛期
  3. 疾病などに伴う抜け毛

いずれにせよ、抜け毛を放置しておけば部屋の環境も悪化してしまいますし、衣服にも抜け毛が付着してオシャレも台無しになってしまいかねません。

犬好きであれば、抜け毛がちょっと衣服に付いたくらいでは何とも思わないかもしれませんが、犬の嫌いな人にしたらそうしたものにも嫌悪感を抱きますよね。少なくとも外出時のマナーとして、衣服に付着する抜け毛にも気を使いたいものですね。

この記事では、抜け毛の多い犬種の紹介をはじめ、抜け毛の原因や対策方法についてお話していきます。

参考:もうペットの抜け毛で悩まない!!洗うたびペットの抜け毛がつきにくくなる <衣類用液体洗剤>『リモサボン』

犬種によって違う抜け毛の量

犬に抜け毛は付き物ですから、そのような犬を飼おうとも一切毛の抜けない犬というのは存在しません。人間であっても毎日何かしらの毛が抜けたりしているわけですから、動物である以上は抜け毛もやむを得ないわけですね。

しかし、同じ犬であっても犬種によって抜け毛の多いタイプと少ないタイプに分けられます。犬の被毛には長毛(ロングコート)と短毛(ショートコート)の2種類がありますが、抜け毛の多い犬種はロングであってもショートであっても関係なく存在しています。

単純に、「ロングだからよく抜ける」「ショートだからあまり抜けない」というわけではないのです。では一体、どのような基準で抜け毛が多いとか少ないとかを判断するのかというと、被毛が一重構造(シングルコート)か二重構造(ダブルコート)かで抜け毛の多少を判断することができます。

季節の変わり目に起こる換毛期

季節の変わり目に起こる換毛期

犬の換毛期は通常、春と秋です。季節の変わり目を境にして起こります。ところが、シングルコートかダブルコートかによって違ってくるということはあまり知られていないでしょう。

チワワやパピヨンのようなシングルコートの犬種は、決まった時期の換毛期はありません。1年という時間の中で少しずつ抜けて生え変わっていきます。

秋田犬やシベリアンハスキーのようなダブルコートの犬種は、季節の変わり目の2回です。詳しい時期は、春夏6~7月ごろまでと、秋冬の10~11月ごろまでの期間になります。ただし、寒暖の差や生活環境によっても時期が長引いたり短かったりすることがあるということを知っておいてください。

うちの秋田犬は4匹とも室内飼いです。ですから、全部が一気に換毛期に入るのではなく、5月上旬からちらほらと始まります。そこから7月まで続くなんて年もあります。秋は9月後半から始まり12月上旬くらいまでかかることもザラです。

こんなに長く、バラバラで換毛期に入るのには、散歩に出た時や、ドッグランなどで遊ばせている時に季節を感じ取っているのではないかと思います。(もしくは冷暖房の使い始めかもしれません。)

ダブルコートの犬種は換毛期の抜け毛が多い

二重構造の被毛であるダブルコートの犬種は、寒い地方を原産としている犬種に多く見られるほか、季節によって寒暖差のハッキリしている地域で育種された犬種にも見られます。

被毛がアンダーコートとオーバーコート(下毛と上毛)に分かれており、アンダーコートによって厳しい寒さでも体温の低下を防ぐことができるようになっています。

当然ながら、暖かくなる季節にはアンダーコートは必要なくなるため、春先に換毛期が訪れ、暖かい季節の終わる秋頃に再び換毛期を迎えて冬毛へと生え変わります。

  • 秋田犬や柴犬などの日本犬
  • ゴールデンやラブラドールなどのレトリーバー系
  • シベリアンハスキー
  • シェットランドシープドッグ
  • ボーダーコリー
  • ウェルシュ・コーギー・ペンブローク
  • ニューファンドランドやグレートピレニーズなどの超大型犬
  • ブルドッグやフレンチブルドッグなどの短頭種

主な犬種だけ挙げてみましたが、以上の犬種は抜け毛の多い犬種として知られています。



ダブルコートよりは抜け毛が少ないシングルコート

一方、ダブルコートの犬種と違い、シングルコートの犬種は比較的抜け毛が少ない犬種となっています。

こちらも主な犬種を挙げてみましたが、大型犬や小型犬、さらには長毛・短毛問わず様々な犬種が混在しています。ちなみにミニチュアダックスも抜け毛の少ない犬種と言われていますが、より抜け毛の少ないタイプとなると、スムースの方がロングよりも抜け毛は少なくなります。

参考:室内飼育におすすめ!毛が抜けない犬種7選

疾病に伴う抜け毛もある

疾病に伴う抜け毛

犬種ごとの特徴としての抜け毛以外でも、疾病に伴う抜け毛というものもあります。その代表的なものが脱毛症です。脱毛症の原因には様々なものがあります。

  • ストレスによる抜け毛
  • ホルモンの異常に伴う抜け毛
  • アレルギーやアトピーに伴う抜け毛
  • ダニやノミなど寄生虫に伴う抜け毛
  • 細菌やカビ(真菌)などによる抜け毛

ざっと挙げただけでもこれだけの原因が存在するのです。これらは、衛生面や栄養面などに気を使っていればある程度予防することは可能ですが、それでも100%完璧な予防法はありません。万が一、激しく痒がったり痛がったりするような脱毛症状が見られたら、早めに獣医の診察を仰ぐようにしましょう。

病気の時は、何か特別なことをしなくても抜けてきてしまいます。しかも毛がパサパサで愛犬の様子も元気がないことが多いです。そんな時はブラッシングを強めに行うことはなかなかできません。犬の気が立っていることもありますし、逆に元気がないこともあります。このような状態では嫌がりますので、そんな時は無理強いをしないようにしましょう。体が痛いような場合は怒って噛みついてくることも十分にあります。

また、皮膚疾患が原因の場合は、飼い主さんにもうつることが考えられます。ブラッシングは控えて、動物病院への受診が必要です。その時に抜け毛についての相談をしてみるようにしましょう。

感染症でない場合

感染の心配がないと獣医から診断を受けた場合は、刺激の弱いラバーブラシなどを使って、皮膚や被毛に刺激を与えない程度に優しくブラッシングしても大丈夫です。ただし、湿疹や出血がある場合は、専門家に任せた方がいいと思います。症状がひどくなってしまわないように注意しましょう。

感染症の場合

感染症の診断を受けたら、症状に合った薬や専用のシャンプーなどを処方されると思います。それらを使う場合は、マスクやゴム手袋などをしましょう。抜け毛が原因で感染が広がり、飼い主さんにもうつってしまうことがあります。本当に注意してください。

抜け毛が広がってしまわないようにすることも大切です。自宅療養の場合は、愛犬をゲージに入れるなどして飼い主さんにうつらないようにしましょう。

参考:病院に連れて行くべき?愛犬の毛が大量に抜ける『脱毛症』の原因と対処法!

犬の抜け毛対策

犬の抜け毛対策

ブラッシング

抜け毛対策として1番効果的なのは、ブラッシングです。換毛期になると、普段のブラッシング回数を増やしても追いつかないくらい毛が抜けます。散歩中に風に吹かれただけで毛が抜けてしまうという事実から想像できるでしょう。

著者は秋田犬を飼っていますが、換毛期の抜け毛といったらものすごい量です。ですからこの時期のブラッシングは、朝晩の散歩後と夜に1回行っています。(日に3回行っても大量に抜けます)

抜け毛をしっかりと取り除くブラッシングブラシなどもありますので、このような抜け毛対策グッズを用意しておくといいでしょう。

 

参考:犬のブラッシングのやり方とおすすめのブラシまとめ

室内飼いの子がいる場合は、犬が動いただけですぐにフローリングの床などに散らばります。換毛期は仕方のないことだと飼い主さんが寛容でいる必要があります。

なおこの時期はウエットタイプの掃除用具使用はおすすめできません。濡れている分、毛が床にくっついてしまいます。取れにくくなってあまり意味がありませんので、毎日の掃除にはドライタイプを使いましょう。

シャンプー



元々抜け毛が多い犬種であったり、換毛期などで抜け毛が増えてしまう場合でも、ブラッシングやシャンプーなどである程度抑制することは可能です。

犬の全身をシャンプーすることで、抜け毛を除去する方法もあります。洗ってあげることで、抜け気味になっていた毛をしっかりと取り去ることができます。皮膚についた汚れなども取り去ることができますが、十分に乾かしてあげないと皮膚に必要な水分も飛んでしまい、乾燥の原因となります。(フケなどの別な問題が出てきてしまいますので、要注意です!)

乾かす際に使うバスタオルは毛だらけになってしまいますので、愛犬の体を拭き終わったら必ず捨てましょう。洗ってあげるときは犬専用のシャンプーを使用してくださいね。

参考:犬のシャンプーはどれがおすすめ?やり方や頻度も確認しよう!

部屋の犬の抜け毛はこまめに掃除を!

部屋の犬の抜け毛はこまめに掃除を!

掃除機やコロコロ(粘着クリーナー)などを使用して定期的に部屋の掃除をしておくことも忘れてはいけません。犬を飼うことで掃除をする頻度が増え、犬を飼う以前よりも部屋がきれいになったという飼い主さんもいるくらいですから、小まめな掃除がいかに大切かが分かりますね。

床であればペットシーツの裏側のすべすべした部分で床を拭くと、静電気でゴミやホコリ、抜け毛などを取り除くことができます。ペットシートは頻繁に取り換えるものですから、捨ててしまう前にサッとひと拭きしておくだけでも随分と違うものです。

掃除機は基本的に掃除に使う物ですが、抜け落ちそうな毛が散らばる前に、直接吸い取ってしまう方法にも使えます。抜け毛専用の吸引機や、掃除機に取り付けるノズルなどの商品が販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

 

うちにも抜け毛専用の吸引機があります。掃除機に取り付けるタイプです。4匹いる愛犬のうち、使っても怒らないのは1匹だけです。残りは逃げてしまってやらせてくれません。こういうことがありますので、愛犬に試してみてもいいのではないでしょうか。

小型犬や気の小さい犬に無理すると、怖がって粗相をしてしまうことがありますので、注意して行いましょう。(経験あり)

掃除は「高い所から低い所へ」が基本

抜け毛はそこらへんに広がり、人や犬が歩く度に舞い上がってどこかについてしまいます。ソファーやベッド(布団)、ラグなどの布製品には遠慮なく付きます。床や棚などは毛が付いては舞いの繰り返しです。

日々の生活の中で、掃除は毎日毛を取り去るために行わなくてはいけません。そこで活躍するのは掃除機です。日に何度もかけるのは大変ですので、手軽に床掃除ができるものと粘着ローラーなどを用意しておきます。

掃除は棚や家具などの高い所から低い所へ毛を落としていきます。毛を絡め取りやすい、モップやクイックルワイパーなどを使いましょう。

床を掃く時はゆっくり

床を掃除するときは撫でるようにしてゆっくりと掃くようにしましょう。ほうきなどで力を込めてしまうと、空中に舞ってしまい掃除がしにくくなります。時には家具の上に逆戻りしてしまうこともありますので、ゆっくり撫でるように取り去りましょう。

ウエットよりドライがおすすめ

抜け毛を取る場合、ウエットの方が絡め取ってくれるような感じがするため、使いたくなってしまうでしょう。しかし濡れたところに毛が落ちればそのまま付いてしまい、逆に取れにくくなってしまいます。二度手間になってしまうのです。

ドライタイプだと絡め取ってくれるので、掃除がしやすく広がった毛を集めやすいです。ですから普段はドライタイプでの掃除をおすすめします。

フィルターの掃除も忘れずに

抜け毛は、家電のさまざまなフィルターに吸い込まれて溜まっていることが考えられます。たとえばエアコンや掃除機、空気清浄機などです。定期的に掃除することをおすすめします。

歯ブラシなどで優しく絡め取るようにすると、キレイに取れます。時間が経ってしまっている場合は、水洗いをしましょう。その後、しっかり乾燥させてください。

飼い主さんの服も対策が必要



ペットを飼っていれば、換毛期だけでなく年中毛が付いてしまいます。粘着ローラーなどを使って毛を取っていることでしょう。換毛期は普段の3~5倍くらいの毛が衣類に付いているように感じる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

著者もブラッシングやシャンプーをして毛を取り去ってあげて、掃除もしてと、抜け毛には気遣ってはいましたが、衣類にはどうしても付いてしまいます。正直、困っていました。

玄関に粘着ローラーを用意して、玄関で最終チェックをして出かけるようにしなければならないほどです。あとは毛が付きにくい素材の衣類を用意するなどしていました。

今では、ペットの毛を取り除いて再度付着しにくくなる衣類用液体洗剤が販売されていますので、そちらを利用することで飼い主の衣類対策は、ずっとラクになったと思います。

参考:もうペットの抜け毛で悩まない!!洗うたびペットの抜け毛がつきにくくなる <衣類用液体洗剤>『リモサボン』

まとめ

抜け毛は防ぐことはできませんが、お手入れなどの手間をなるべく省きたいというのであれば、シングルコートの犬種を飼育するのがおすすめです。ですが、家族の中に犬アレルギーの人や喘息もちの人がいるといったような場合であるならば、そもそも飼育自体を諦めた方がいいでしょう。

とにもかくにも、抜け毛対策の基本はブラッシングやシャンプーなどが欠かせません。また、日々の手入れをしてあげていれば、皮膚疾患などの予防にも繋がります。

愛しい愛犬といつまでも快適な生活を送れるように、衛生管理や健康管理はしっかりと行っていきましょう。




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