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病気が隠れていることも!?犬の目やにの症状とその原因について

      2017/09/22

病気が隠れていることも!?犬の目やにの症状とその原因について

愛犬の目やに、気にしたことはありますか?

目やには人間にもよく付着することがありますが、どちらと言えば「目やにが出るのは当たり前」といったような感覚でいることの方が多いかもしれません。

人間であれば、顔を洗うついでに目やにを除去することができますが、犬は自分で目やにを除去することはできません。

そのため、愛犬の目やには飼い主が取り除いてあげなければなりません。

犬の目やにを放置しておけば、そこに雑菌が繁殖して異臭を放つ原因になりますし、涙やけの原因にもなってしまいます。

参考:犬の涙やけの原因と対処法…実はドッグフードにも関係が!?

目やにの原因

目やにの原因

目やにの原因となっているのはです。

正確に言うと、目の中に入り込んだゴミなどの異物が涙と一緒に固まり、目やにとなって付着します。

また、動物の細胞は毎日代謝を繰り返して生まれ変わっていますから、そうした古い細胞も目やにを形成していたりもします。

多くの場合、起床時に目やにが付着しているケースがほとんどかと思いますが、通常、起きている間は目に入った微小な異物や古い細胞などは涙道という器官を経由して、鼻や喉へ流されています。

しかし寝ている間はその活動が行われないため、溜まった老廃物が目元から溢れて目やにへと変化しています。

健康体であれば、そうしたメカニズムで目やにが発生しているだけなので、本来であれば大して気にする必要のないものです。



目やにだからと甘く見るのも危険!病気が隠れている可能性も

目やにだからと甘く見るのも危険!病気が隠れている可能性も

以上のように、目やにというのはどちらかというと自然発生的に生じるものでもあるため、「あって当然のもの」ということになります。

それは犬であっても人であっても同じです。

しかし、場合によっては何かしらの病気によって目やにが出ている可能性もあるのです。

参考:【犬の代表的な病気】症状や状態から早期発見して原因を把握すべし!

健康な目やにと不健康な目やにの違い

健康な目やにと不健康な目やにの違い

犬の場合、正常な目やには黒っぽい色をしていたり、白っぽい色をしています。また、その中間色であるグレーっぽい色をしていることもあります。

このタイプの目やには、基本的に正常な分泌物だと考えて差し支えありません。

一方、目やにの色が黄色っぽかったり、緑がかったような色をしている場合は危険信号を発している状態です。その色からも推測できるように、それは目やにが膿状になっている証拠です。

そうした目やにの特徴は、ドロッとした粘液状になっているケースも多く、見た感じでも正常でないことがはっきりと分かります。

大抵のケースでは、目に炎症を及ぼす病気、例えば結膜炎や角膜炎といった病気がメインとなります。結膜炎も角膜炎も似たような名前で混同しがちですが、原因はまったく異なります。

以下に、その違いを説明してきますね。

結膜炎

結膜というのは、瞼の裏側と眼球の境目にある膜のことで、眼球が瞼と接することなくスムーズに動かせるのも、この結膜があるおかげなのです。

この結膜が炎症を起こしてしまうことを、結膜炎と言います。

結膜炎は、ゴミなどによって炎症を起こすこともありますが、ウイルス性によるものやアレルギーで炎症を起こすケースも多々あります。

結膜炎になった犬は、前肢や後肢で眼の周辺をこすったり掻いたりするほか、酷い場合は床やカーペットなどあらゆる場所に目の周辺をこすり付けるような仕草をします。

これは結膜炎によって、目に相当な不快を感じている状態ですから、早めに動物病院を受診すべきです。

アレルギーによる結膜炎は、ドッグフードやおやつが原因になっているケースがほとんどです。アレルギーと診断されたら、フードの切替などの対策も必要です。

目の周辺部をあちらこちらにこすり付けているうちに、目を傷つけてしまう恐れもあるので、注意が必要です。

角膜炎

角膜は、眼球の黒目部分表面にある膜のことです。この膜が炎症を起こすことを角膜炎と呼びます。

例えば、シャンプーなどが目に入ったり、ゴミやまつ毛などが目に入ることで刺激を感じ、炎症を引き起こします。

人間も、目にゴミが入ったりすると、その違和感から瞼をパチパチさせたり、こすったりしてその不快感を和らげようとするように、犬も目を細めて眩しそうにショボショボさせていたり、こすったりしてその違和感から逃れようとします。

大抵の場合は、目に入ったゴミなどが取れたりすれば回復しますが、あまりにも刺激の強い薬品や化学物質などで角膜が炎症を起こしている場合は、動物病院を受診した方がいいでしょう。

結膜炎と角膜炎の共通点

炎症を起こす場所が違うため、「結膜炎」「角膜炎」という呼び方になっていますが、両者には共通の症状もあります。

もちろん、目の中で炎症が起きているので、目やにも多く出てきます。

いくら取り除いても気付けば目やにが付着しているような状態になってきます。

さらに、涙が多く出るので涙やけも酷くなりますし、それが長期に及べば涙やけの部分から異臭も発し始めます。

参考:犬の目の病気にも気を付けて!見落としがちな目の異変とは?

日常的に行える目やにのケア

日常的に行える目やにのケア

黄色や緑がかった色の目やにでなければ、日常のケアによって取り除いてあげれば問題ありません。

一度目やにが固まってしまうと、がっちりとこびりついてなかなか取り除くことができなくなってしまいますから、気付いたらすぐに取り除いてあげましょう。

ちなみに、ティッシュペーパーで拭き取ればいいと考える人もいるかもしれませんが、ティッシュは基本的にNGとなります。

使用するならカット綿など、柔らかい繊維のものを選ぶようにしましょう。日常的なケアでおすすめなのがホウ酸を使用した方法です。

ドラッグストアで売られているホウ酸と精製水でホウ酸水を作って、犬の目の周辺を拭いてあげる方法で、費用も低く抑えられて安全性も高いのが特徴です。

若干の殺菌作用も得られるため、衛生管理にも活用できます。もちろん、ホウ酸濃度が濃すぎるものはNGで、せめて2%ほどに薄めて使用するのが理想です。

硬くてこびりついた目やには無理に取り除こうとせず、ホウ酸水(ぬるま湯でもOK)などで湿らせたカット綿をしばらく目やにに押し当てて、ふやかして取り除くようにしましょう。

また、犬用の化粧水も目やに除去や涙やけケアに効果があります。無添加で刺激成分の少ない犬用化粧水を選んで使用すれば、犬にとっての安全面でも安心です。

参考:犬にもアトピーが?皮膚のかゆみや目ヤニにペット用化粧水『AVANCE』

まとめ

いくら清潔にしていても目やにが酷い場合は、やはりアレルギーなど何らかの原因が考えられます。

目やにや涙やけのケアを、それこそ頻繁に行わなければならないような状態であれば、早い段階で獣医の診断を仰ぐべきかもしれません。

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