愛犬をシャンプーした時や、雨の日のお散歩で濡れたときにはしっかりと乾かしてあげる必要がありますが、ドライヤーを使うと嫌がる子が多いから、乾かすのにひと苦労している飼い主さんも大勢いるんじゃないでしょうか。
「うちの子も嫌がるから、乾かすのにいつも苦労している」という人は、一度確認してほしいことがあります。もしかしたら人間用のドライヤーを使っていませんか?実は人間用は犬の都合を考えた仕様になっていませんから、負担も大きいし怖がる犬も多いんです。
この記事では、犬用ドライヤーがなぜ必要なのか、そして数ある種類から選ぶポイント、最後におすすめの人気製品も5つピックアップしてみました。愛犬の負担を減らすためにも、飼い主さんの負担を減らすためにも、是非チェックしていって下さいね。
ちょっとその前に、濡れてしまった愛犬を自然乾燥で済ませてしまっている飼い主さんもいるかとおもいますので、自然乾燥がNGな理由から触れていきたいと思います。
犬の自然乾燥はNG!ドライヤーを使ってしっかり乾かすこと!
雨の日の散歩やシャンプーなどで濡れてしまったら、ドライヤーを使ってしっかりと乾かしてあげることが大切です。ドライヤーを使わずに、タオルドライしてその後は自然乾燥にした場合、何がいけないのでしょうか。
雑菌が繁殖する
生乾きの状態は雑菌が繁殖しやすい環境だからです。特に夏場は「暑いからすぐ乾くだろう」とか「このままの方が涼しいだろう」と思うかもしれませんが、夏は湿度も高いので雑菌が繁殖しやすい季節。なおさらしっかりと乾かさないといけないんです。
フケや皮膚病の原因に
雑菌が繁殖すると、被毛がごわつくだけでなく悪臭の原因になったり皮膚病になったりする危険があります。皮膚病になると体が痒くなり、掻くことでさらに炎症を悪化させるという悪循環にもなりかねません。
これは人間も同じですよね?髪の毛の自然乾燥は髪が傷む原因ですし、頭皮のフケにもつながってしまいます。人間は頭だけですが、犬は全身被毛ですからなおさらのことです。
体が冷えて体調を崩す
また、濡れたままで体が冷えることで体調を崩すこともあります。お風呂上りに体が冷えると「風邪引くよ」なんて人間も言われますが、体温が下がると抵抗力や免疫力も下がってしまうので、子犬や老犬は特に注意が必要です。
こんないくつもの危険がありますから、シャンプーの後や雨の日のお散歩の後などは必ずドライヤーを使ってしっかりと乾かしてあげて下さい。「乾かすのはちょっと面倒だな」と思うこともあるかもしれませんが、愛犬の健康のためと思ってちゃんと乾かしてあげて下さいね。
犬用ドライヤーの必要性
犬は人間よりも皮膚がデリケートで聴覚も敏感です。だからこそ犬のことを考えてつくった「犬用ドライヤー」を使ってもらいたいです。「今までドライヤーを怖がっていたのに、犬用に替えたらおとなしくしてくれている」という飼い主さんもいます。
それに、飼い主さんが両手を使えたり、乾かしやすいようになっていたりという工夫もされているので、時間短縮にもなりますし、多頭飼いの方には特に便利と言えます。
人間用のドライヤーじゃダメなの?
使うドライヤーは人間用ではいけないのでしょうか?もちろん人間用が絶対ダメというわけではありませんし、実際人間用で乾かしている飼い主さんも大勢いると思います。
でも人間用はやっぱり人間用。犬に適した仕様になっていませんので、犬の負担・ストレスになるか、あるいはそれを避けるために飼い主さんの負担が多くなるんです。
人間用だと何が負担になるかというと「温度」と「音」です。逆を言えば、犬用ドライヤーならそれが犬に適した仕様になっていますので負担も少なくて済みます。嫌がりにくいし、やけどの心配も減りますから、飼い主さんも手間が減って負担軽減につながります。
犬に適した温度設定
人間用ドライヤーの場合、風の吹き出し口部分は100℃近い高温になります。そして犬の皮膚は人間よりもデリケートです。そのため、人間だったら「ちょっと熱いけど我慢できる」というレベルであっても、犬にとってはかなり熱い温度になります。
しかも、犬自身で風が熱すぎない距離感に調整することができません。もし動こうとして飼い主さんに「動いちゃダメ」と抑えられたら、熱い風を我慢しなくてはいけないんです。またドライヤーを離し過ぎてしまってもなかなか乾かないという事態になってしまいます。
その点犬用ドライヤーだったら基本は低温設定になっています。温度調整もいくつか切り替えられるものが多いので、愛犬の様子を見て温度を変えられます。
犬用であっても低温やけどのリスクが全くないというわけではありませんから、30cmほど放して使うなどの調整は必要です。でも人間用に比べたら遥かにリスクが低く、犬の皮膚や被毛への負担も軽くできます。
犬が安心な静音仕様
犬の耳は人間よりも4倍から10倍いいと言われています。人間でも大きいと感じる音ですから、犬にとっては恐怖を感じるくらいの凄まじい音になります。この音のせいでドライヤーを嫌がることも多いので、困っている飼い主さんも多いと思います。
一方犬用だったら、怖がることがない大きさになっています。しかもただ単に音が小さいだけではなくて、犬が嫌がる周波数が出ないように工夫されているものだってあります。なので、仮に「あれ?思ったより音が小さくないな」と思っても、意外と嫌がらないことが多いんです。
犬が怖がらない風の強さ
「風の強さ」にも工夫がされています。これは怖がらないように優しい風になっているものと、乾きやすくするために強めになっているものに分かれます。風の強さに関しては、人間用と比べて「弱めタイプ」と「強めタイプ」に分かれています。
弱めタイプ
ドライヤーの風は犬からしたら非日常的な存在です。なので強い風を恐怖に感じる子も多いです。だから怖がりな犬に対しては弱めタイプがおすすめです。音も小さくて風も弱ければ、嫌がる可能性は人間用に比べたらかなり低くなります。
デメリットがあるとしたら、温度も低くて風が弱いので乾かし終わるまで時間がかかるところです。長毛種や大型犬、それに多頭飼いの場合は効率が悪く感じるかもしれません。その反面、まだ慣れていない子には向いていますし、乾かすのもスキンシップの一環として、じっくり時間をかけてあげたい飼い主さんにはおすすめです。
強めタイプ
温度が低くなっている分、風を強くして水分を飛ばして乾かしやすくしているタイプです。強くなるので音も大きくなる傾向ですが、それでも人間用に比べたら怖がらせることなく使えます。
お風呂やシャンプーのあと、お散歩中に濡れたときなど、手早くきっちりと乾かしたいときには、やっぱり風が強めのタイプがおすすめです。
サイズは人間用と同じくらいのものから業務用の機械かと思うくらいのものまであります。大きいほど風も強くなる傾向ですので、中型犬~大型犬や多頭飼いなどで時間効率が特に重要な人はサイズが大きいタイプを試してみて下さい。
犬用ドライヤーの種類
以上のように、犬用ドライヤーは犬のことを考えた仕様になっていますから、負担なく安全に乾かすために最適です。では、どのような種類があるのかをチェックしてみましょう。
犬用ドライヤーは人間用よりも「温度」「音」「風の強さ」を、犬の都合に寄り添った仕様になっていることはわかりました。では飼い主に対してはどうなのでしょうか。飼い主さんが気にするポイントは、やっぱり使いやすさですよね。
ハンドタイプ
人間用ドライヤーと同じように、片手で持って扱うタイプです。位置や角度、距離などを飼い主さんの感覚で微調整がしやすいのがメリットです。操作ボタンもグリップ近くについているものがほとんどなので温度や風量調整も簡単です。
デメリットはどうしても片手がふさがってしまうところ。片手にドライヤー、反対の手にブラシを持つと愛犬を固定できなくなります。でも最近はそのデメリットを解消するために、本体を置く台が付属しているものが出ています。
この台があれば、次に紹介するスタンド式のように使ったり、手に持って使ったりという使い分けができるのでとても便利です。また固定用アームを別途購入して使ってもいいですね。
スタンド式
ドライヤーが自立するので両手をフリーで使えるのが最大のメリット。これだったらブラッシングも簡単。じっとしていられない子であっても、風が当たるところに固定して乾かしてあげられるすぐれものです。
大きさは、本格的なものになるとペットサロンにあるようなサイズもありますが、個人宅で使うのであれば電気スタンドくらいのものが一般的ですね。それくらいだったら場所も取りませんし移動させやすいです。
首の角度を変えて風が当たる箇所を調整できるので、体の大きさや乾かしたい部分に合わせ使うことができます。
据え置き型
スタンド式の発展タイプといったところでしょうか。空気清浄機のような見た目で、ホースの先から風が出るようになっています。ホースはそれなりの長さがありますから、スタンド式よりも小回りが利くというメリットがあります。しかも蛇腹式で固定できるものがおおいので、両手がフリーというところも同じです。
ピンポイントで風を当てやすいので、散歩で汚れた脚だけを乾かしたいというような場面でも使い勝手がいいタイプです。
業務用
ペットサロンなどでトリマーさんが使っている、大きくてパワフルなタイプです。価格も高めになるので「個人宅ではちょっと…」と思いがちですが、実は意外と持っている人が多いんです。
なんといってもパワフルな風が魅力。温風で乾かすというよりは風で水分を吹き飛ばすという感覚に近いですね。時間がかなり短縮できますから長毛種や多頭飼いの場合は特にありがたいと思います。
見た目は業務用の掃除機のようでおしゃれさには欠けますが、その利便性は抜群です。また本来の使い方以外に、強烈な風を活用して、普段手が届かないところや車の中の埃を吹き飛ばすなど、掃除道具のひとつとして使っているご家庭もあるんだとか。
こういう一石二鳥な側面があるのなら、一見価格が高く感じても実はとってもお得なのかもしれません。
犬用ドライヤーの選び方のポイント
犬用ドライヤーを選ぶにあたってのポイントは次の通りです。
- 温度調節ができるか
- 風量や強さ
- コードやホースの長さ
製品の大きさや重さ、保証があるかといったところも重要ですが、ドライヤーのスペックとして必ずチェックしてほしいのが上の3点です。すこし補足を入れさせていただきますね。
温度調節
低温になってはいますが、それは人間用と比較したら低温というだけです。乾かすためにそれなりの温度になっていますから、同じところに当て続けたら低温やけどをする可能性があります。
なので、温度調節ができる方が望ましいです。そうすれば個体差や体調にも併せて変えることができます。ダイヤル式で無段階調整ができれば理想的ですが、そうでなくても高低の2つの調整は最低限ほしいところ、できるならプラスして「送風」があるといいです。
風量や強さ
上で書いた通り、風が弱いタイプと強いタイプがあります。当然のことながら、買おうとしているものがどちらのものか、あるいは風量や強さを調整できるのかをチェックしてください。
風の強さは使用電力量によって変わります。目安は1000Wで、強い風が出せるものを探すのであれば、最低でも1000W以上出せるもの、強いと実感できるレベルだったら1200W以上を選びましょう。ただし大きすぎるとブレーカーが落ちるかもしれませんので注意が必要です。逆に「うちの子は臆病だから」という飼い主さんは1000Wを下回っているかどうか確認してください。
犬種や体調に応じて風量を変えることもあるかと思いますので、風量調整ができる方が理想的です。1000W以下にも1000W以上にも、合計3段階から5段階くらい強さ設定できるタイプだったら、はじめは弱い風で慣らして、徐々に強くしていくこともできますね。
コードやホースの長さ
コードやホースの長さが十分にあるかどうかは、飼い主さんの使いやすさに大きく影響するので、しっかりと確認してください。短すぎるとドライヤーを動かせる範囲が狭くなりますよね。それだと乾かすまで時間がかかりますし、飼い主さんも思うようにできないことでストレスになります。
特に消費電力が大きくてコンセントに直接つなぐことを推奨しているハンドタイプだと、延長コードが使えない分、思ったより小回りが利かないことがあります。
おすすめの犬用ドライヤー5選
ここからはおすすめの犬用ドライヤーを紹介していきます。
ペットドライルーム
乾かすためのルームに専用のドライヤーをセットしてペットを乾かす製品です。種類としては据え置き型の特殊バージョンといったところですね。
キャリーバッグのような部屋の中に入れて乾かすので、飼い主さんは完全に両手がフリーになります。風が逃げることなく室内を風が循環するので、効率よく毛の根元まで乾かすことができるんです。
運転モードは以下の3つがあります
- スロー…25℃~30℃の低温仕様。長毛種で40分~50分、短毛種で20分~30分が目安になります。またルーム内の予熱にも使えます。
- スピード…30℃~40℃の高温仕様。長毛種で20分~30分、短毛種で10分~15分が目安です。室内が高温になりすぎないように、側面の窓を開けて使ってください。
- エアウォッシュ…いわゆる送風です。夏場に涼ませたり、ブラッシングルームにしたり、散歩帰りの埃とばしルームにしたり、という活用ができます。
消費電力は1000Wで、強すぎなくてちょうどいい心地よさ。温風が室内を循環して乾かすので強い風は必要ありません。しかも低騒音のドラムファンを使っていることもあり、とっても静か。その音の大きさは、なんと美術館内と同じくらいです。
犬を乾かす際の使い勝手の良さを追求
安心安全に使えるように、いろんなところに気配りされています。
大きさは、幅470×奥行き720×高さ480(mm)で、中型犬まで対応できます。小型犬や子犬だったら2~3匹一緒に入れることができるので効率がとてもいいです。多頭飼いでしかも長毛種という人には特におすすめです。
つくりの特徴のひとつは、天井部分は透明になっているところ。飼い主さんの顔を見ることができるので、初めての使用でも不安がらせずにすみますね。それに側面に手を入れる窓があるから、乾かしながらのブラッシングもしっかりできます。スキンシップも取れるから安心感につながるし、慣れさせるためのおやつ作戦もできます。
壊されにくい工夫もされています。通風孔代わりに付いている窓は格子窓になっているのですが、その部分はハンモックと同じ素材で200kgの力でも破れません。さらに噛み癖があっても大丈夫なように、内部のマチの部分は噛みにくい小ささになっています。
そして一番うれしいところが、このルームが簡単な組み立て式というところです。普段使わないときは畳んで収納できるから場所をとりません。慣れれば10秒ほどで組み立てが可能。シャワーをするときや雨のお散歩に出かけるときなど、必要な時にだけサッと組み立て使えます。
ドギーマン フリーハンドドライヤー
スタンド式のフリーハンドで使えるタイプなので、ドライヤーが苦手な子がすこし暴れそうでも、両手で押さえて安心させながら使うことができます。
温度調整は「高温」「低温」「冷風(送風)」と3段階でできるので状況に応じて使い分けが可能です。消費電力1200Wなので風は強めで段階調整はついていません。その代わり風の向きを、「上向き」「水平」「下向き」と変えられるので、強すぎるなと感じた場合は上に反らすこともできます。
サイズがコンパクトなので、一人暮らしなど置き場所をそんなに広く取れない環境の人におすすめです。幅180×奥行き200×高さ340(mm、首が水平の時)で重さも570gだから持ち運びも楽です。電源コードの長さは1.8mあります。
体が大きい子を乾かすのには不向きですが、逆に小型犬と飼い主の二人暮らしの人には、両手が使えて持ち運びもしやすいので使い勝手は抜群です。
アイリスオーヤマ ペットドライヤー ホワイト(PDR-270)
「ドライヤー嫌いなのにおとなしくしてくれる」と口コミ評価が高い据え置き型の人気製品。その秘密は犬が嫌がる高音域の動作音を抑えているから。音の大きさも大切ですが、嫌がる音域があるかどうかも重要です。人間でも「黒板を爪で掻いた、キイィ~という音」がするかどうかで不快感はかなり変わりますよね?そういう嫌な音が出にくいようにしてあるんです。
温度や風は「温風」「送風」がそれぞれ強弱に分かれていて合計4タイプあります。また使用電力が少なく、それも動作音が小さいことにつながっています。使用量は500Wとかなり少な目なので、乾かすまで時間がかかるという難点はあります。
でも嫌がることなく落ち着いていてくれるというのは、それを補って余りあるメリットです。臆病な子にはとにかくおすすめです。
サイズは幅270×奥行き140×高さ345(mm)で、ホースは一番伸ばし切った長さが55cmです。このホースが蛇腹式で、長さ・高さ・角度を調節して固定することができます。だから当然両腕は自由に動かせます。そして使っていないときはホースを本体内に収納できるので、見た目的にも綺麗に収まるし、いたずらされて壊される心配もありません。
パワーが弱めなので大型犬には向かない、と思いきや、「メインのドライヤーで乾かしている間に、冷えないように補助的に当てている」という、併用している飼い主さんがいます。そう考えれば活用の幅はかなり広そう、人気があるのも頷けます。
フェニックス ペット用ドライヤー(PD-1000)
人間用を作っているメーカーがペット用に開発したハンドタイプの製品です。そして専用スタンド付きなので、手に持っても使えるし、スタンド式にして両手フリーでも使えるので便利です。
さらに便利なところは、まずそのスタンドに置いた時に角度調整が4段階でできること。つまり単なるおまけレベルのスタンドではないんです。さらにコードの長さは3mで重さも500gと、動かせる範囲も広ければ使い続けていても疲れにくいし、至れり尽くせり。
ここまでは飼い主さんへの優しさですが、犬に対しても優しくなっています。嫌がる音も軽減されていますし、なんとイオン発生機能も付いています。毛をいたわってあげたいときにはピッタリですね。
温度は85℃と35℃の2つの温風と冷風(送風)で合計3種類。消費電力1000Wで強弱の2段階設定ができます。
使い勝手がよくてイオン発生機能も付いているからでしょうか、飼い主さんが自分に使っていることもあるくらい。飼い主と飼い犬で共有するのであれば、人間用よりもこの製品のようなものの方が、お互いに負担にならなくていいですね。
メガブロー
プロも認めるクオリティのハイパワードライヤー。長毛種・大型犬・多頭飼いと飼い主さんを悩ませる条件が全部そろっていてもスピーディーに乾かしてあげられます。
業務タイプでは「風で水分を飛ばすだけ」で温度調節がない送風のみという製品がありますが、メガブローは温風も出すことができます。35℃から70℃の間で、ダイヤル式で多段階に設定できます。
風量も同じくダイヤル式多段階設定なので、力強い風だけでなく、見かけによらず優しい風まで出せるんです。さらにホースの先に取り付けるノズルが3つあって、シャンプー後に全身を乾かすだけでなく、お散歩後に洗った脚だけをピンポイントに乾かすなど使い分けもできます。ちなみに消費電力は1500Wです。
サイズは幅175×奥行き305×高さ200(mm)、ホースは1m~2mで伸縮、と見た目のインパクトに比べたらそこまで大きくありません。ただ重さ5.6kgあって、音も掃除機くらいあります。
一人暮らしだと使い勝手は悪いかもしれませんが、それなりの広さのある戸建てで、大型犬や多頭飼いであったらかなり重宝します。価格もそれなりにしますが、向こう何年と使い続けることを考えたら、そこまで高い製品でもないと思います。
まとめ
なぜ犬用ドライヤーが必要なのか、おわかりいただけましたか?愛犬のことを大事に思うからこそ、犬の生態に適したものを選んで使用していただきたいです。
人間用でも乾かせはしますが、やけどしないように・怖がらせないようにと気を使わないといけないことも多くなって、時間もかかりますし飼い主さんが大変になりますからね。
万が一それが理由で、シャンプーの回数が減ってしまったり、雨のお散歩の後に生乾きになってしまったりで不衛生な状態が続いたら大変です。愛犬と楽しく過ごすためにもベストな飼育環境を用意して、お互いに負担がないようにしたいものですね。