部屋から強烈な動物臭が!?愛犬の臭いの原因を見極めて消臭対策を!

部屋から動物臭が…!?愛犬の臭いの原因を見極めて消臭対策を!

犬が嫌いなわけではないけれど犬を飼わない――そういう人も結構いらっしゃるのではないでしょうか?“犬を飼えない”のではなく、“飼わない”というのには、やはりそれなりの理由があるということになりますよね。

もちろん、犬アレルギーなどが原因で飼えないという人もいらっしゃるかもしれませんが、そうした特別な例外を除き、犬を敢えて飼わない人の中には、「犬の臭いが気になるから」ということを理由に挙げている人もたくさんいます。

犬を飼っていない人が犬を飼っている人の家に行くと、臭いが気になってしまうということもよく聞きますよね。

犬を飼っている人は自然とその臭いに馴染んでしまうので、それほど気になることがありませんが、いつの間にか室内が犬の臭いに満たされているということもありますし、洋服に臭いが染みついてしまっていることもあります。

友人や知人と遊びに出掛けた際、「なんか犬臭いよ」と言われた経験のある人も多いのではないでしょうか?そんな指摘をされてしまえば人の多い場所へ出掛けるのにも何だか気を遣ってしまいますよね……

そんなことにならないために、ここでは、そんな犬の臭い対策についてお話していきます。

愛犬の臭いの発信源はどこ?

臭いの発信源はどこ?

犬を飼っている人としては、犬の臭いというものはよほどのことがない限りそれほど気にならないものです。しかし、犬を飼っていない人や犬が苦手な人からすると、その臭いを敏感に感じ取ってしまうようです。

では、犬を飼っていない人や犬が苦手な人にとって嫌悪感を抱いてしまう臭いの発信源はどこなのでしょうか?この辺りから探っていくことにしましょう。まず、主な臭いの発生源としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 不衛生
  2. 口腔ケアを怠っている
  3. 生乾き
  4. トイレシーツを交換していない
  5. 短頭犬種や垂れ耳犬種
  6. フードが悪い

主に挙げられる臭いの発生源としては以上のようなものです。なお、ペットを飼っている家に欠かせないと言われている「脱臭機」はご存じですか?これは通常の空気清浄機では取りきれないペットの臭いまでしっかりと除臭できるという優れ物なのです。

集塵機能もついているタイプであれば、目に見えないほこりやペットの抜け毛対策にもおすすめ!

では、上の表を基にして、それぞれの臭い対策について紹介していきます。

不衛生が原因の臭い

不衛生が原因の臭い

犬を不衛生な状態にしていれば、嫌な臭いがするのは当然のことですよね。それに病気のリスクもありますから衛生管理をしっかりと行うのは飼い主の義務といえます。

皮膚や被毛

シャンプーやブラッシングなど、皮膚や被毛の衛生管理を怠ってしまうことが原因で臭いが発生します。シャンプーは1ヶ月~1ヶ月半に1回程度というペースでOKなので、定期的に行うようにしましょう。もちろん、皮膚の弱い犬は薬用シャンプーなどを使用することもお忘れなく。

注意点としては、臭いがきついからといって頻繁にシャンプーしてはいけないということです。シャンプーのしすぎは犬にとってよくありませんので、できればサロンや動物病院などに相談しながらペースを決めていくのもいいでしょう。

もしシャンプーをし過ぎてしまった場合、必要な皮脂まで取ることになり、それを補おうと余計に皮脂を分泌して体臭がきつくなることもあります。それに皮膚炎のリスクも高まります。

シャンプー以外で日常的にできるケアとしてはブラッシングの他、濡れたタオルなどで拭いてあげる方法があります。これをするだけでもムダ毛や汚れが落とせますので、何もしないよりははるかに衛生的です。

肛門腺

犬には肛門腺という分泌腺が肛門の両側に付いていて、ここに溜まっている分泌物は、基本は排泄の時に一緒に出るのですが、出ないで溜まっていると強烈なにおいを出します

上手く排泄されずに溜まってくると犬自身も違和感があるのか、肛門周りを自分で舐めたり、床にお尻をこすりつけるような行動をとったりします。「お尻なんて舐めないの!」と舐めるのをやめさせると肛門腺のにおいが広がって部屋中がくさい、なんていうことにもなりかねません。

肛門腺が一杯なのに放っておくと、破裂したり細菌に感染することもありますので、臭いに関係なく定期的なケアが必要です。慣れてくれば飼い主さんが自分でやることもできますが、自信がないときは病院やペットサロンにお願いしてもいいです。

室内犬、特に小型犬ほど肛門腺に分泌物が溜まりやすい傾向です。

目元

目ヤニをそのままにしておいた場合や涙やけの場合も、常にその部分が湿っている状態のため、衛生的にもよくありません。雑菌が繁殖しやすいので、これも臭いの原因になりかねません。

見た目もよくないですから、目やになどは都度取り除くようにして、あまりにも酷い場合は動物病院へ相談してみましょう。

口腔ケアを怠っている

2.口腔ケアを怠っている

犬があくびをしたときや、じゃれ合いながらキスをしようとしたときにクサいと感じたことはありませんか?それは口腔ケアを怠ったことによる口臭です。酷い場合は、口を開けなくても、近付いただけで臭ってくることもあります。

それに虫歯や歯肉炎などのお口のトラブルを抱えることになると、将来的な不安要素にもなります。しっかりとケアをするとともに、場合によっては動物病院で対策を相談するようにして下さい。

まずは、普段からこまめに食べカスを除去するようにすることが大切です。口の中に食べカスが残らないようにするため、水飲み時に口内を洗浄できるように、お皿で水を与えるようにするのもおすすめです。

基本は歯磨きをすること

特に歯磨きは大事なポイントとなります。人間のように自分で意識して歯を磨くことができませんから、飼い主によるケアが何よりも重要。日常的に、できれば毎日歯を磨いてあげて下さい

同じ歯だからといって、人間用の歯磨き粉を使うのは絶対にやめて下さい。特に人間の歯にいいとされているキシリトールは、犬にとってはとても有毒です。犬には犬用のデンタルケアグッズがありますから、それ専用のものを使ってください。

上手に歯磨きができない場合の対処法

犬はマズル(口周りから鼻先の部分)を触られるのを嫌がりますから、歯磨きをしてあげるのに苦労している飼い主さんも多いと思います。そんな時には液体歯磨きや歯磨き専用ガム、歯磨きの役割もあるおもちゃを使うのもおすすめです。

犬自身が楽しみながら歯のケアができるのはありがたいですよね。ただガムに関しては誤飲しないようにちゃんと見はっているようにしてください。

とはいっても、おもちゃなどでは細かい隙間は歯ブラシでないときれいにできないこともありますので、おもちゃでのケアと並行してマズルに触られるのに慣れてもらうようにして、最終的には歯ブラシで歯磨きできるようにするのが理想的です。

もしかしたら病気が原因かもしれません

口臭がある場合、口腔内の汚れや歯周病の可能性だけでなく、腎臓病や糖尿病が原因の可能性もあります。歯にしても内臓にしても、どちらの調子が悪くても一大事ですから口臭が気になったときは一度健康状態をチェックしてください。

ガーゼなどで歯をこすって、その部分が臭わなかったら口臭の原因は口腔内ではなく体内にあるかもしれません。

口腔外もしっかりケア

お口の周りも綺麗にするように心がけて下さい。よだれが出る犬の場合は、よだれが口周りの毛について、それが悪臭になります。特に大型犬はよだれが垂れやすい傾向があります。

食事後や運動後、それの暑いときはよだれを出しやすいので、その都度濡れたタオルなどで口周りをきれいにするように心がけて下さい。雑菌が繁殖すると、臭いだけでなく炎症を起こすこともあり得ます。

生乾きが原因の臭い

3.生乾き

夏などの暑い時期は、散歩中などに水辺で遊びたがる犬も多いことでしょう。水辺ではしゃぐ犬の姿などは、とても絵になりますよね。また、愛犬をお風呂に入れてあげることもあるかと思います。でもその後のケアを怒ってしまうと、イヤな臭いの元となってしまいます。

タオルで拭き上げるだけでは生乾きの状態ですから、雑菌が繁殖して臭いを発します。濡れた体はドライヤーなどでしっかりと乾かすことも忘れてはいけません。もちろん、それはシャンプー後も同様です。生乾きの洗濯物が嫌な臭いを発しているのと同じ原理ですね。

トイレシーツを交換していないのが原因の臭い

これは臭い対策をする上でよく指摘されることです。消臭性の高いペットシーツも売られていますが、それにもやはり限界があります。ましてや、ペットシーツで消臭は可能でも、空気中に放たれた臭い成分まで消してくれるわけではありません。

お客さんが来ることが分かっている場合なら特に、ペットシーツは新しいものと交換しておくのがおすすめです。

また、廃棄したペットシーツからもかなりの臭いが発生します。ペットシーツを捨てるゴミ箱などは、密閉性のあるフタ付きのタイプを使用するのがおすすめです。

短頭犬種や垂れ耳犬種が原因の臭い

この2種は特に臭いに気を付けなければいけない種類になっています。

短頭犬種

5.短頭犬種や垂れ耳犬種

短頭犬種というのは、頭蓋骨の長さに対して鼻の長さが短い犬のことです。鼻がつぶれていてるため、目と鼻の間にシワが多い犬がほとんどです。犬の種類でいうとフレンチブルドッグやパグ、シーズーなどがこれです。

シワが多いですからそこに汚れや雑菌が溜まりやすくなっています。それに蒸れやすいですから雑菌が繁殖しやすい環境でもありますので臭いも出やすいです。

濡れたタオルやペット用のウェットティッシュ、またはペット用化粧水などをつかって、シワを伸ばしながらきれいにふき取るのを習慣にしてください。特に食事後や散歩の後はシワの間に汚れが溜まりやすいです。

また、顔の形状の関係で歯磨きをしにくい傾向ですので、口腔内ケアに気を使うことになります。

垂れ耳犬種

垂れ耳犬種

垂れ耳犬種は文字通りに耳が垂れている犬のことです。ビーグルやダックスフンド、ゴールデンレトリバーがこれにあたりますね。この種類はその愛らしい耳の形が臭いの温床になっています。犬の耳は人間の耳とは違ってL字のような構造をしていて、もともと汚れが溜まりやすくなっています。

それだけでも臭いにつながりやすいのですが、垂れ耳犬はその耳で蓋をしているので湿気が溜まりやすいんです。それに外耳炎にもなりやすいのでケアをしっかりしてあげましょう、外耳炎は犬もつらいですが臭いも出てきます。

耳に関しては専用の洗浄液などで湿らせたコットン等を使って、指で届く範囲を掃除するようにしましょう。

こうしたことはペットサロンでも行ってくれるので、自分でやるのに不安があったら、肛門腺と同じくトリミングの際にお願いしておくのもいいですね。

綿棒などで耳垢をとろうとすると、耳垢を奥に押し込んだり、あるいは耳の内部を傷つける可能性があるので、あまりおすすめできません。

耳が臭いと感じた時に一番多い原因が外耳炎だと言われています。どの犬でも外耳炎になる可能性はありますから、耳もしっかりときれいにするように心がけて下さい。

悪いフードが原因

悪いフードが原因

口にする食物の質が悪いと、それが原因で体臭が強くなることもあります。特に、犬の食い付きを良くするため、表面に脂の塗布されたものは避けた方がいいでしょう。表面に塗られた脂は酸化速度が速く、犬にとっても害となり得るものです。もちろん、その他の添加物に関しても注意するに越したことはありません。

表面がギラついてベタベタしているドッグフードには、ほぼ間違いなく脂が塗られています。フードやおやつなどは、こだわっておいて損はありませんから、できるのであれば化学物質が無添加のものを率先して選ぶようにしましょう。

また、国産でも化学物質無添加フードや原料にこだわったものもありますが、栄養価が満たされていないものも多いので注意が必要です。

ドッグフードを見直す時のポイント

体臭ケアのためにも犬に合った良質なドッグフードを選んであげる必要があります。だからといって値段が高いものを選べば解決するのかというと、そういうわけでもありません。添加物以外にも避けたいものがありますので、何が体臭に関係しているかをしっかり把握しておきましょう。

グレインフリーを選ぶ

グレインフリーというのは「穀物不使用」という意味です。犬の主食は肉なのですが、肉をメインにするとコストが高くなるため、肉以外のもので量を増やしているものがあります。その時に選ばれることが多いのが小麦や大麦、トウモロコシといった穀物なのです。

これらの穀物に含まれている炭水化物は、犬に満腹感を与えられるという意味ではいいかもしれませんが、犬は肉食動物なので炭水化物の消化が得意ではないのです。なので消化不良になりやすく、それが原因で腸内環境が悪化する危険があります。そして体臭悪化につながりかねません。

グレインフリーを謳っているフードを選ぶか、もし難しそうならば成分表を見て穀物が少ないものを選んでください。成分表は先頭にあるものほど含有量が多いですから、一番最初が「小麦」となっていれば消化があまり良くないフードだと想定できます。

高品質のタンパク質の肉を選ぶ

タンパク質は必須の栄養素ですが、タンパク質なら何でもいいというわけでもありません。質が悪いと消化も悪いので腸内に長い時間とどまることになり、腸内で腐敗したり、悪玉菌が増える原因にもなります。

悪玉菌の活動によって腸内環境が悪くなれば、さらに消化が悪くなる悪循環にはまりますし、タンパク質が分解されれば、それによって悪臭が発生します。

そうならないためにも、少なくとも低品質のものは避けたいところです。成分表に「動物副産物」や「畜産副産物」という記載がないものを選んでください。この副産物というのは、市場に食用として流通していない肉の部位のことで、安価である分、質が劣ります。理想としては、人間が食べられるレベルの「ヒューマングレード」のフードです。

犬の臭いの原因と対策まとめ

以上のように、臭いの発生源となるものには様々あります。これらを把握し、臭い対策を講じていく必要があります。できることなら、普段から消臭スプレー(もちろん動物用のもの)を併用しながら臭い対策を行っていくのもいいでしょう。

トイレシーツなどの周辺に撒いておくだけで、臭い対策をすることができます。心地よく愛犬との生活を楽しむためにも、身近な部分から臭い対策を講じてみてはいかがでしょうか。

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