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犬が咳をする症状と原因は?その対策と予防について確認!

      2018/04/20

くしゃみをする犬というのはよく見かけますが、をしている犬というのはあまりイメージが湧かないという人もいるかもしれませんね。しかし、我々人間と同じ動物である以上、犬も咳をします。

咳は、体内の異物――例えば細菌やウイルスなどを体の外へ吐き出そうとする体の防御反応で、その仕組みは人間も犬もまったく同じです。では、犬が咳をしている場合、どのような症状が考えられるのでしょうか。

ここでは、そんな咳に関する疑問について解説していきます。


咳にも種類が!見過ごさないことも大事

咳にも種類が!見過ごさないことも大事

単に咳といっても、軽度な場合もありますし、深刻な病気を抱えている場合もあります。ざっくりとではありますが、以下に挙げていきましょう。

さほど気にしなくても良い咳

軽度な咳で、それほど気にしなくても良い咳というのもあります。例えば水を飲んでいてむせてしまったりした場合ですね。また、犬の風邪と呼ばれるケンネルコフによる咳もそれほど深刻に捉える必要はありません。

ただし、ケンネルコフの場合は咳も数週間続く場合もありますし、咳は体力を奪うことにもなりますので、軽視し過ぎることなく、必要に応じて動物病院へ連れていってあげた方がいいでしょう。

参考:犬も風邪引くの?原因とその症状の正体とは?

重篤ではないけれど獣医に診せた方が良い咳

やや湿り気のあるような咳をしている場合、アレルギー症状が引き金になっていることもあります。アレルギーが原因で咳をしている場合は、アレルギーを発症させているアレルゲン(アレルギー物質)から遠ざければ治まりますが、それだけでは完治するというものでもありません。

またアレルゲンに触れてしまえば同じことの繰り返しになりますから、一度獣医の診断を仰ぐようにしましょう。アレルギーが酷くなると咳だけでは済まなくなりますし、全身に発症するようになると治療も長期に及びます。

何より、アレルギーを患っている犬が最も可哀想なので、早めに動物病院へ連れていきましょう。

命に関わることもある重篤な咳

寄生虫の感染症や、肺の腫瘍、犬ジステンバーや心臓疾患など、命そのものに関わる病気が原因で咳をすることもあります。あまりにも咳が気になる場合や、激しく咳き込む、また、咳とともに粘液や膿、血液などが混じっているなどの症状が見て取れる場合は、とにかく早めに治療をする必要があります。

基本的に、元気がなくグッタリしているようなら、一刻の猶予も許されません。

気管虚脱の可能性も考える

気管虚脱というのは、玩具犬(トイ種)や肥満犬、高齢犬などに多く見られる症状です。この気管虚脱によって咳をするケースが結構多いのも特徴です。

心疾患や呼吸器の疾患、遺伝などによっても引き起こされる病気で、気管が変形して呼吸が困難になってしまう症状が特徴です。酷い呼吸困難に陥って酸素が欠乏すれば命に関わります。

この病気は食事中に咳をすることもあり、ストレスによっても症状が悪化してしまうことがあります。特に、食事中であれば食べ物を喉に詰まらせてしまいますから、十分な注意が必要になります。

犬の咳を予防する方法は?

犬の咳を予防する方法は?

いつ何時、どのようなことが原因で病気を発症するか分かりません。しかし、咳をするということは、それ自体が何らかの異常を示すシグナルでもあるわけですね。つまり、一般的な病気予防を施すことで、ある程度は咳の予防も可能だということになります。

では、犬の咳を予防するのに有効な方法は何か?というと、それはやはりワクチン接種です。ケンネルコフでも寄生虫でも、まずワクチン接種があってこその予防ですから、薬品に対するアレルギーでもない限りは、できるだけ、ワクチン接種は怠らないようにした方がいいでしょう。

参考:タイミングはいつ?犬のワクチン接種の種類と費用

また、アレルギーが原因であれば、先にも述べたようにアレルゲンに触れさせないことが第一条件です。動物病院でアレルギー検査を受けるのもおすすめですし、安全なフードに切り替えるなど、食生活そのものを根本的に変える必要もあるでしょう。

アレルギーの症状や原因は以下の記事を参考にして下さい。

参考:犬のアレルギー症状とその原因!ドッグフードにも注意?

もちろん、カーペット上のホコリやゴミ、ハウスダストなどが原因で咳をすることもありますから、お部屋の衛生管理も徹底しましょう。そうした対策をしっかりとしておけば、犬が咳をしまくるということはまずありません。

もしそうした環境であっても頻繁に咳をする場合は、やや深刻に受け止めるべきかもしれません。重篤な病気にしても発見が早ければ完治することもできますし、進行を緩やかにすることもできるはずです。

「気になるな」と思ったら、即病院へ駆け込むくらいの方がいいでしょう。万が一にも、愛犬の健康に関わることですから、少々大袈裟だっていいのです。

安易な自己判断は避けましょう

安易な自己判断は避けましょう

犬の咳が気になった場合、まずすることと言えば、恐らくはネットで検索して当てはまる症状を探すことではないでしょうか?しかし、似たような症状でも原因はまったく異なっていることもあります。

確かにネットの情報は参考にはなりますが、それを完全に鵜呑みにしてしまうのはいけません。愛犬に異変が生じたら、まずは落ち着いて動物病院へ連れていくことを徹底しましょう。

飼い主がバタバタと慌てふためいたところで、犬にとっては不安でしかありません。ネットで検索した結果と獣医による受診結果がまったく違うこともよくあることですから、「自分で調べる」のではなく、「獣医に相談する」ことを覚えましょう。

まとめ

軽い咳だから大丈夫!と侮っていたら、実は意外にも重度の病気が隠れていることもあります。重症化すればするほど、対処法も限られてしまいますから、ちょっとでも気になることがあったら、すぐに行動を起こす必要があります。

予防できる咳もあれば、精一杯の注意を配っても防ぎきれない咳もあります。何度も繰り返しになりますが、自己判断だけは絶対にNGです。

咳は何らかの異常を知らせるサインだと述べましたが、咳が原因で意外な疾患を発見するというケースも珍しくありません。犬の異変を発見できるのは飼い主だけにしかできません。

自分で言葉を話せない犬は、「咳」という「行動」でしか飼い主に訴えることができないわけですね。愛犬の無言の訴えに、いかに早く気付いてあげられるか?ということも、飼い主の責任として自覚しておくことが重要なのです。

愛犬が病気の時は専用のドッグフードを与えて下さい。
【犬心 糖&脂コントロール】




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