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犬も風邪引くの?原因とその症状の正体とは?

      2018/07/27

犬も風邪引くの?原因とその症状の正体とは?

風邪をひいてしまったことで、愛犬にうつってしまうのでは?と心配になってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか?実は、これは結構よくある話で、風をひいてしまったために愛犬を遠ざけておくという飼い主さんも相当数いるようです。

しかし、犬を始めとして、動物には風邪と呼ばれる病気がないということをご存知でしょうか?


動物病院で「風邪です」と説明された…

動物病院で「風邪です」と説明された…

愛犬が微熱を出したりくしゃみをしたり……つまり、人間でいうところの風邪のような症状を発症した際に病院へ行くと、獣医さんから「風邪です」と説明を受けることも少なからずあります。

ですが、先にも説明したように、犬に「風邪」という病気はありません。それなのになぜ、それを分かっているはずの獣医さんが、「風邪です」という説明をするのでしょうか?

この場合、その獣医さんはとても親切な獣医さんだと言えるでしょう。鼻の粘膜や気管が炎症を起こしてしまった場合、飼い主に分かりやすいようにそう説明してくれているということになるのです。

人の風邪もウィルスなどの感染によって呼吸器の粘膜が炎症を起こしたりして、咳やくしゃみ、鼻水、発熱といった症状が発症しますよね?これと似た症状が犬にも見られる際、飼い主でもすぐに理解できるように、「風邪みたいなもの」という表現が使われるのです。

参考:犬が咳をする症状と原因は?その対策と予防について確認!

代表的なのが「ケンネルコフ」です

代表的なのが「ケンネルコフ」です

犬が風邪のような症状を引き起こす病気として良く知られているのが、ケンネルコフという感染症です。ケンネルコフを発症すると人の風邪と似た症状が出るため、獣医によっては「風邪です」と説明することもあります。

ケンネルコフというと何となく物々しい病名に聞こえてしまうため、敢えて「風邪」という言葉を使って、余計な心配をさせないようにしてくれる優しい獣医さんも多いのです。

もちろん、人間の場合の風邪でも、高齢者や子供など抵抗力の弱い人の中にはそれが原因で肺炎などを招き、命に関わってしまうこともあります。

それと同じように、ケンネルコフの場合も高齢犬や子犬が発症すると、場合によっては命の危険に晒されることもあります。

また、ケンネルコフだと思ったら別の病気が原因だったというケースもありますから、「たぶんケンネルコフだからそのうち治るだろう」という安易な素人判断は避け、愛犬の体調に変化を感じたら、必ず獣医の診断を仰ぐようにしましょう。

犬も冬に体調を崩しやすくなります

犬も冬に体調を崩しやすくなります

人間社会において、「風邪」と聞いて連想する季節といえば冬であるように、犬も冬になると風邪のような症状が引き起こされやすくなります。これは当然ながら、冬の乾燥した季節にウィルスが活発になる上に、人間と同じように犬も寒さによって体内の免疫力が低下してしまうことが原因です。

犬も冬に体調を崩しやすくなるということは明白な事実なので、特に高齢犬や子犬の場合は、室内の温度や湿度には十分に気を使ってあげる必要があります。

また、屋外で飼育している場合であれば、なるべく防寒のための対策を講じてあげることが重要です。犬の寒さ対策は以下の記事で詳しく紹介しています。

参考:犬だって寒いから!冬の寒さ対策は犬用ヒーターと湯たんぽで

体調を崩すと他の感染症リスクも高まります

体調を崩すと他の感染症リスクも高まります

体調を崩して体の抵抗力が弱まってしまうことが原因で、他の感染症に感染してしまうリスクも高くなります。感染症の種類によっては、当然ながら命の危険に晒されることになりますし、それが元で後遺症を患うこともあります。

特に、犬ジステンバーなどの感染症にかかってしまった場合は、早い段階で処置をしなければ危険です。ワクチンを打っていても、抵抗力の弱い状態では感染してしまうことも十分にあり得ます。

まだワクチン接種をしていない子犬の感染率も決して低くはありませんので、注意が必要です。

ワクチン接種が犬の体調管理に必要な第一歩です

ワクチン接種が犬の体調管理に必要な第一歩です

基本的に、感染症の多くは混合ワクチン接種をすることで、未然に防止することができます。もちろんそれも100%ではありませんが、ワクチン接種をしているのとしていないのとではその発症率にも雲泥の差があります。

犬は自分で自分の健康を管理することができませんから、愛犬の健康維持のためには、何よりも飼い主が気を配ってあげなければなりません。人と違って、犬は体内でビタミンを生成することができるため、基本的には人間よりも病気に強い体を持っています。

しかし、何らかの症状が現れるということは体内の栄養素も不足してしまっているということになります。つまりそれは抵抗力が低下していることの証拠でもありますので、早めの受診を心掛けましょう。

参考:タイミングはいつ?犬のワクチン接種の種類と費用

まとめ

以上のように、犬には「風邪」と呼ばれる病名はありませんが、風邪とよく似た症状が現れる病気は存在します。愛犬の健康を守るためには、まずワクチン接種は基本中の基本です。

愛犬の体調変化を見逃さないために、日頃からスキンシップをとっておくことも必要です。その上で、万が一愛犬が体調を崩した際には、決して素人判断で考えるようなことはせず、早い段階で動物病院へ連れて行くことを意識しておきましょう。

ちなみに、犬の感染症の原因となる細菌やウィルスが、人に感染して悪影響を及ぼすことはないので安心しましょう。逆に、人の風邪も犬にうつってしまうことはありませんので、その点も安心して大丈夫です。

参考:【犬の代表的な病気】症状や状態から早期発見して原因を把握すべし!




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