犬用バリカンを使ってみよう!おすすめはどのタイプ?

犬用バリカンを使ってみよう!おすすめはどのタイプ?

犬を飼い始めて初期の頃は、トリミングというとサロンへお願いするのが一般的です。もともとトリマーとして働いていたとかいうことでもない限り、大半の飼い主さんにとってトリミングはとてもハードルが高く感じてしまうものです。

しかし、ある程度の時期になると、飼い主自身でトリミングを行うという人も増加してきます。そして、その時に役立つのがバリカンです。今や、自宅でトリミングをするということも当たり前と言っても差し支えない時代です。

ペットショップにも、犬用のバリカンが多く販売されており、自宅に居ながら手軽にトリミングを行える時代になってきています。

ここでは、愛犬をトリミングサロンへ預けるメリットとデメリット、そして自宅でトリミングする際のメリットとデメリットと併せて、トリミングを手軽に行えるおすすめの犬用バリカンの種類やタイプなどについてご紹介します。

愛犬をトリミングサロンへ預けるメリット

愛犬をトリミングサロンへ預けるメリット

さすがプロ!仕上がりが綺麗

愛犬のトリミングをプロにお任せするメリットとしては、一言でいうと「綺麗な仕上がり」という点でしょう。トリミングのノウハウを十分に理解しているトリマーさんであれば、安心してお任せすることができます。

飼い主の労力が必要ない

また、シャンプーからカット爪切り耳掃除などに至るまでの一連の工程を全て任せることができますので、飼い主の労力も必要ありません。

愛犬をトリミングサロンへ預けるデメリット

愛犬をトリミングサロンへ預けるデメリット

飼い主の希望どおりにならない場合も

デメリットとしては。飼い主が考えていたのとは違う仕上がりになってしまう可能性があるという点です。トリマーさんに希望を伝えることも大事ではあるのですが、未熟なトリマーさんやスキルの低いトリマーさんに当たってしまうと、飼い主の希望とかけ離れた仕上がりになってしまうこともまれにあります。

料金と時間がかかる

当たり前ですが、トリミングサロンへお願いするとなれば料金も必要になります。汚れ具合や毛玉の量、それに体の大きさなどによって料金も異なりますが、毎月の負担になることは間違いありません。それでも綺麗に仕上げてくれるから大丈夫!というのであればそれでもいいのですし、その場合はメリットと言えるかもしれません。

また、サロンへトリミングをお願いすれば相応の時間も必要です。ちょっと待てば終わるというものでもありませんので、お迎えまでの時間も考えつつ行動しなければならなくなります。

愛犬にストレスがかかる

愛犬を長時間トリミングサロンへ預けるということは、愛犬自身も強いストレスに晒されることになります。滅多にないこととはいえ、ストレスによって体調を崩してしまうことにもなりかねません。実際、トリミングに出した日は、愛犬がぐったりしているという経験をされる飼い主さんも多いものです。

犬用バリカンで自宅で手軽にトリミング!

犬用バリカンで手軽にトリミング

愛犬をトリミングに出す場合、以上のようにメリットとデメリットがあります。最初の時期こそトリミングサロンを利用するにしても、その後はどうしていくのか、飼い主さんの自由となります。

トリミングサロンへ出さなければならないという決まりがあるわけでもありませんし、ある程度トリミングのコツをつかんでいるのであれば、飼い主自身でトリミングすることも十分に可能です。

そこでおすすめなのが犬用バリカンです。毛を漉いたり刈ったりするのにハサミを使用する必要もなく、安全に愛犬をトリミングできる優れものアイテムです。

犬用バリカンでトリミングするメリットとデメリット

犬用バリカンを利用するメリットは、愛犬にまったくストレスを与えることがない点、そして料金がかからない点です。いつでも思い立った時、手軽にトリミングを行えますし、飼い主好みのスタイルにカットすることもできます。

「最初はめんどくさいと思ったけど、やってみたらどんどん楽しくなっていった。今ではプロ並みの技術をもってます。」という人も少なくありません。

デメリットとしては、トリミングする労力と道具が必要になる点です。愛犬と一緒に楽しくトリミングすることはスキンシップにもなりますので、メリットにもなり得ますが、面倒くさがり屋な飼い主さんや、日々忙しい飼い主さんには不向きかもしれません。

犬用バリカンはどんなタイプがおすすめ?

犬用バリカンはどんなタイプを選べばいい?おすすめは?

犬用バリカンには大きく分けると2種類のタイプがあります。ひとつはコンセントから電源を引くタイプ、そしてもうひとつが充電式のコードレスタイプです。性能的にはどちらも大きな違いはありませんが、機能面ではコードレスタイプの方がおすすめできます。

もちろん、それはコードが邪魔にならないからです。トリミング初心者という場合であれば、バリカンの向きを変えるたびにコードが引っ掛かったりして作業がしづらいことも多々ありますので、初心者であれば尚更のこと、コードレスタイプを選択しておいた方が確実です。

ドギーマン ホームバーバー プロフェッショナル

高性能パワーモーターで力強くカットしてくれる、プロ仕様のクオリティ。刃には不純物が少ない高炭素鋼(ハイカーボンスチール)を使用で、硬度も高く切れ味は抜群。手に馴染みやすい曲線で操作性もよく、刈っているときの負担も軽減してくれます。高級感ある色合いと光沢も人気のポイント。

一定の長さに刈り揃えやすいステンレスコームタイプのアタッチメント付き。アタッチメントは3mm、6mm、9mmの3種類で、アタッチメントなしの場合は1mmなので、4種類の刈り高にすることができます。

充電式なので電源が近くにない場所で使うこともできます。刈った後の毛の処理がしやすい場所でできるのもいいですね。約8時間のフル充電で約50分の稼働時間。もちろんACアダプタでコンセントとつないだ状態で使うこともできますよ。20分以上連続で使い続けていると熱を持ってしまうので、その際は10分ほど休憩時間を挟みましょう

体に沿って動かすだけできれいにカットできるので、初心者でも使いやすいと人気。音もうるさくなく、毛詰まりもしないでカットできるので、カットするのが楽しみになってしまった人が続出の逸品です。

パナソニック ペットクラブ ペット用バリカン全身カット用

手入れが簡単な水洗いができるタイプ。形状も人間工学に基づいた手にフィットしやすい形なので使いやすくなっています。足の裏などの部分カットにはアタッチメントなしの1mm、アタッチメントを使えば全身用身だしなみカットの3mm、6mm、9mm、12mmがコレ一台でこなせます。

充電式で、約8時間のフル充電で約40分の稼働。もちろん電源につなぎながらの使用もできます。刃は水洗いできますが、それでも使い続けていればへたってきてしまいます。そんな時は別売りの替え刃もありますので、そちらを活用するのもいいでしょう。

音は静音というほどではありませんが、そんなにうるさいレベルではありません。切れ味も上々でなめらかにカットできて、初心者でも使いやすいと好評のアイテムです。

パナソニック ペットクラブ ペット用バリカン部分カット用

細かいところでもカットしやすい、コンパクトサイズの部分カット用バリカン。重さも120gと軽量。長時間使っていると腕に負担がかかりますので、軽量なのはありがたいですよね。コンパクトで軽量なので女性でも使いやすいと人気です。

刃が小さくペットの肌にも優しい仕様。ストレスなく部分カット(約1mm)ができます。電源は充電式ではなく乾電池式。単三電池2本使用します。

部分カット用なので、何よりもコンパクトで小回りが利くのが人気の秘密。全身用のバリカンの他に、細かいところをカットするためにコレを持っているという人も大勢います。トリミングサロンや動物病院でも使われていることが多く、まさにプロが認めた使用感とクオリティと言えるでしょう。

犬用バリカンはアタッチメントの豊富なタイプがおすすめ!

簡単に好みの長さでカットできるように、付属のアタッチメントの種類も多い方がいいでしょう。アタッチメント着用に関しては一点だけ注意点があります。カットの際には必ずアタッチメントを着用することも忘れてはいけません。

特に、足裏カットの時はアタッチメントを付けているとカットしにくいためアタッチメントを外してカットしてしまいがちですが、そうすると刃で肉球を傷つけてしまうこともあります。「バリカンには必ずアタッチメントを装着する」ということを徹底しましょう。

こちらはちょっと価格が高めですが、豊富なアタッチメントで本格的なトリミングができるバリカンです。プードルのトリミングなど、ヘビーユーザーに最もおすすめと言えます。

まとめ

犬用バリカンは便利なアイテムではありますが、本来、犬のカットというのは犬種ごとに違いがあります。サマーカットのように全身を刈ってしまう場合を除き、犬種によってはできればカットしないで残しておきたい部位(飾り毛)というものも存在します。

犬用バリカンを使用して自宅でトリミングを行う前に、せめて、愛犬に適したカット方法というものも事前にリサーチしておくことをおすすめします。

また、バリカンに慣れない犬もいますので最初は驚いて嫌がる犬もいますし、自宅だといっても緊張したり飽きたりしてしまう犬もいます。愛犬の様子を見つつ、適宜休憩を入れるなどしてなるべく負担にならないように配慮してあげましょう。

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