*

やがて訪れる老犬の介護!知っておきたい知識と介護グッズ

      2018/04/19

やがて訪れる老犬の介護!知っておきたい知識と介護グッズ

愛犬などペットの寿命も延びている現在ですが、それに伴い、愛犬の介護という課題も浮き彫りになりつつあります。ペットを飼育する際、最初から介護を視野に飼育をスタートするケースはまれです。

愛犬が高齢になって動けなくなった際に、初めて介護に直面する飼い主さんが多数なはずです。それが悪いというわけではありませんが、結局手に負えなくなり飼育を放棄してしまうケースも実際にあるのです。

長年信頼を寄せてくれたペットを、簡単に捨てる行為はやはり好ましいこととはいえません。コロコロして可愛い愛犬も、いずれは歳を重ねて寝たきりになってしまうことはかなり高い確率で予測できることでもありますので、「いつかはうちの子も……」という気持ちを持ちつつ、将来的な介護へ備えることも必要です。

人間よりも遥かに寿命の短い犬ですから、気付けばあっという間に高齢の域に達してしまいます。そうなる前に、介護に対するある程度の予備的知識を知っておくことも必要でしょう。

ここでは、犬の介護について知っておきたい予備知識と介護グッズをご紹介していきます。

 

徐々に低下する運動機能!愛犬のリフレッシュを第一に考えて

徐々に低下する運動機能!愛犬のリフレッシュを第一に考えて

犬にとって、散歩はもっとも身近なリフレッシュ法となります。外の空気に触れて気持ちよく歩くことは、犬にとって最高の気分なのです。それは、子犬であっても高齢犬であっても同じです。

特に、高齢犬であれば筋力や体力を維持するためにも、健康なうちに積極的に散歩へ連れ出しましょう。ヨボヨボであっても、少しでも歩ける状態なら補助具などを用いてでも歩けるだけ歩かせてあげることが大切です。

歩けなくなってしまうと、一気に衰弱が進んでしまいますので、歩けるときに歩いておくことがとても重要なのです。もちろん、歩かせ過ぎたりするのは逆効果ですので、愛犬の様子を見つつ体力に合わせて散歩をしましょう。

歩行補助ハーネス

 

補助機能付きベスト

 

また、先にも述べましたが、歩行できなくなってしまった犬もストレス解消や気分転換のために散歩は必要です。自ら歩けない状態であれば、ペットカート(犬用カート)を利用しましょう。

 

参考:ペットカートの必要性や用途は?おすすめ犬用カートの選び方

トリミングは高齢犬にも必要!血行促進で健康効果アップ!

トリミングは高齢犬にも必要!血行促進で健康効果アップ!

高齢犬で介護が必要になっても、できるだけトリミングができる状態であるならば、それを継続したいものです。ブラッシングはもちろん、シャンプーなども血行促進効果がありますので、健康維持のためにも必要です。

高齢犬は長時間立たせたりするのはNGですので、無理のない範囲で継続することを心掛けましょう。日常的に清潔を保つことで、不衛生に伴う皮膚疾患などを予防することにも繋がります。ただし、高齢犬は皮膚も弱くなりますので、シャンプーのしすぎやブラッシングのしすぎには十分に注意を払いましょう。

また、ペットサロンに連れて行くとストレスが溜まってしまうこともあるので、犬の毛のカットは飼い主さんが犬用バリカンを使って行ってあげるのもおすすめです。

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

参考:犬用バリカンを使ってみよう!おすすめはどのタイプ?

寝たきりになったら?床ずれ防止を意識して

寝たきりになったら?床ずれ防止を意識して

完全に足腰が立たなくなってしまうと、いわゆる寝たきりという状態になります。高齢になってからの怪我や、椎間板ヘルニアなどによって寝たきりになるケースが多いです。

寝たきりになって最初に気を付けるべきことは床ずれです。皮膚の抵抗力なども弱くなっている高齢犬は、比較的短い期間で床ずれを起こすことも珍しくありません。

床ずれの原因は、長時間に渡って体の同じ面がマットなどに触れていることが原因で引き起こされます。圧迫によって血行が滞り、組織が壊死してしまうのです。時間を見つつ体の向きを変えてあげるなどすれば、床ずれは防止できます。

床ずれ予防ベッド

 

参考:愛犬に快適なベッドを選んであげたい!おすすめの種類はどれ?

食事・排泄は介護の要!工夫をこらして犬に最適な方法を

食事・排泄は介護の要!工夫をこらして犬に最適な方法を

寝たきりになると、自分で食事や排せつもままならなくなってしまいますので、飼い主がサポートしてあげなければなりません。

食欲減退などの症状が現れた場合は、健康状態を第一に考えて適切な食事に切り替える必要もあります。嗜好性の高いものを混ぜたり、消化機能も弱ってくればふやかしなどを与えることが必要になります。

当然ながら、歯が抜けてしまった場合や歯周病の場合でも、ふやかしなどのフードを与える必要があります。介護用のドッグフードやサプリメント等もありますので、そちらに切り替えてしまうのもひとつの方法です。

糖と脂を抑えた老犬に最適な食事
低糖・低脂肪ドッグフード

参考:老犬に最適な食事とは?ドッグフードはシニア用に切り替えるべき?

切り替えるタイミングなどは、獣医などともよく相談しましょう。また、食事を与える時は持ち手付食器が役に立ちます。

老犬介護用の持ち手付食器

 

また、排泄のサポートも重要です。犬はトイレへと向かいたいのに、筋力の低下によってトイレへとたどり着く前に排泄してしまうこともあります。犬用オムツなどを使用することも必要ですが、犬が自力で歩けるうちは体力維持のためにもなるべくトイレは自分で行かせるようにしましょう。

参考:犬用オムツを使うのはいつ?タイミングやメリットについて知りたい!

トイレまでたどり着けないのであれば、近い場所にトイレを設置してあげるなどの配慮もほしいところです。介護グッズとしては、おむつや運搬補助マットが必要となります。

老犬介護用おむつパンツ

 

高齢犬用の紙オムツ

 

運搬補助マット

 

介護のためにもできるだけバリアフリーの環境を設けましょう

介護のためにもできるだけバリアフリーの環境を設けましょう

人間の介護にも必要なことですが、愛犬の介護でも、やはりバリアフリーの環境がもっとも適しています。体力の低下とともに、段差などでつまずくことも想定できますし、その他の視覚や聴覚、嗅覚などの機能も低下していきます。

若い頃は何でもなかった段差も、高齢犬にとっては難所ともなりかねません。できるかぎり段差をなくしてあげることで、無駄な怪我の防止になります。

参考:犬のハウス『ケージ』や『サークル』はどれがおすすめ?必要性と選び方も確認!

犬が認知症になったらサポートは不可欠!

犬が認知症になったらサポートは不可欠!

人間と同様、犬にも認知症があります。犬の寿命が長くなっている現在では、犬の認知症も多数報告されており、決して珍しい話ではなくなってきています。

夜泣きが増えたり、夜中に徘徊したり、同じところを歩き回っていたり、いきなり怒ったり、呼びかけても何の反応もしなかったり、言うことをきかなくなったり――といった症状がみられた場合、認知症を患っている可能性があります。

症状は人間のものとほとんど同じですね。DHAやEPAといった成分を含むサプリメントを日頃から与えることで認知症予防にも効果があるとされていますし、日常的に遊んだり外の空気に触れさせるなどして新鮮な刺激を与えてあげることも、認知症予防に効果的です。

犬の介護の心得

犬の介護についてまとめられている本も発売されています。これから訪れる愛犬の介護に備えて心構えをしておきましょう。

評判の良いおすすめ本をいくつかピックアップしてみました。

 

 

 

さいごに

最近では、犬の介護グッズなども充実度を増してきています。また、地域によっては老犬ホームなるものまで登場しています。まだ犬の飼育を考えている段階や、飼い始めの段階では、そこまで気が回らないかもしれませんが、いつ、どのような状況で介護が必要になるか分かりません。

その時になってから慌てるのではなく、あらかじめ必要な情報を収集しておくだけでも十分な備えとなるはずです。「へえ~、こんなものがあるんだ」といった程度で構いません。初めての介護であたふたと慌てふためいてしまう前に、介護の予備知識に触れること、そして愛犬の健康状態把握に努めましょう。

参考:愛犬の様子がおかしい!?犬の認知症の症状と対処法




  関連記事

これさえあれば快適に!犬の散歩に必要な散歩グッズ

これさえあれば快適に!犬の散歩に必要な散歩グッズ

犬の散歩は、最も手軽に行える健康管理法です。普段、何となくしている愛犬の散歩ですが、運動不足解消やストレス発散、それに飼い主とのコミュニケーションなど、愛犬の健康を考える

愛犬の目の病気に注意!獣医師推奨の犬用アイケアサプリ『毎日愛眼』の効果と口コミ

愛犬の目の病気に注意!獣医師推奨の犬用アイケアサプリ『毎日愛眼』の効果と口コミ

犬の目の病気は身近な問題であり、日々注意しなければいけません。獣医師推奨の犬用アイケアサプリ『毎日愛眼』に期待出来る効果と口コミをご紹介します。

犬を飼う前から探しておこう!動物病院との付き合い方

犬を飼うにはかかりつけの動物病院の存在が必要不可欠。自宅に迎え入れる前から見つけておく必要があります。良い動物病院の探し方や付き合い方について紹介します。

スマホでカメラ監視も!犬猫用タイマー式自動給餌器『カリカリマシーンSP』とは?

スマホでカメラ監視も!犬猫用タイマー式自動給餌器『カリカリマシーンSP』とは?

自宅でお留守番中の愛犬・愛猫に、スマホを使って遠隔監視ができるという自動給餌器『カリカリマシーン&カリカリマシーンSP』。その機能や利便性をご紹介します。

犬のブラッシングのやり方とおすすめのブラシまとめ

犬のブラッシングのやり方とおすすめのブラシまとめ

これから犬を飼おうと考えているなら、愛犬のお手入れについても知っておく必要があります。愛犬のお手入れといえばトリミング(グルーミング)です。トリミングの意義は、愛犬の被毛

  • 猫好きさんはこちらもチェック 猫がいる生活。