愛犬が吠える…夜泣きする…鳴き声の意味を理解してしつけに生かそう!

愛犬が吠える…夜泣きする…鳴き声の意味を理解してしつけに生かそう!

犬は鳴く・吠えるのが仕事だと言われるほど、犬にとっては当たり前のことでもあります。そのため、無駄吠えや吠え癖などを改善したりしつけたりする場合は、そうしたことを前提にしておかなければならないわけですね。

無駄吠えや吠え癖を改善するということは、「全然吠えないようにする…ということではない」ということは知っておくべきでしょう。犬だって命もあれば意思もありますから、感情を鳴き声で伝えることは当たり前のことなのです。

逆を言えば、鳴き声を発するからこそ、意思がある証拠だと言えますよね。何かを伝えたいからこそ鳴き声を発するわけです。犬を飼育する以上は、その鳴き声から何を伝えたいのか?何の意味が込められているのか?ということを判断してあげる必要があります。

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犬同士のコミュニケーションツールとして「遠吠え」「鳴き声」を利用している

犬同士のコミュニケーションツールとして「遠吠え」「鳴き声」を利用している

オオカミを祖先に持つ犬は、遠吠えをする習性もあります。大昔から現在に至るまで、そうした基本的な習性は変わっていません。その昔は現在のように室内飼育が主流ではなく、犬といえば屋外飼育が主流でしたから、遠く離れた犬同士で遠吠えをしながらコミュニケーションを図る姿も多く見受けられましたよね。

「自分はここにいる!」という主張や、相手の居場所などを知る上でも遠吠えというのは貴重なツールなわけです。最近では遠吠えすら聞かなくなってしまいましたが、以前はあちらこちらで犬の遠吠えを聞くことができました。

遠吠えはコミュニケーションのみではありません

犬は、音に対して同調する習性もあります。夕方の5時や6時に時刻を知らせる音楽が流れる地域も多いかと思いますが、そうした音楽に同調して遠吠えをすることがあります。これはコミュニケーションではなく、一緒に歌っているという状態です。

また、町内放送などが流れた際にも、同様の反応を示す犬もいます。救急車のサイレンなどに反応して遠吠えをする犬の方が馴染み深いかもしれませんが、それも同じ理由からです。飼い主の歌に合わせて一緒に歌う犬もいますが、これも同じ理由かもしれませんね。

孤独感から遠吠えをする犬も

遠吠えには、孤独感から発せられるものもあります。寂しさのあまり遠吠えとして声が出てしまうのか、それとも誰かが助けに来てくれるのを期待して遠吠えをするのかは分かりませんが、孤独や寂しさを伝えるためのに遠吠えすることがあります。

「負け犬の遠吠え」という言葉もありますが、群れから追い出されたオオカミにもよく見られる習性です。人間に飼育されている犬がこうした遠吠えをするということは、相当の疎外感や孤独感を感じている証拠ということになります。

犬の鳴き声を聞き分けるポイントは「呼んでいる」「訴えている」の2通り

犬の鳴き声を聞き分けるポイントは「呼んでいる」「訴えている」の2通り

犬の鳴き声の意味を知るためには、まずは聞き分けてあげることが大事だと先述しましたが、犬の鳴き声は大きく分けると2つのタイプに分類できます。それが、「呼んでいる」鳴き声と、「訴えている」鳴き声です。

犬の鳴き声を全ていっしょくたにしてしまうのは賢い飼い主とはいえません。なぜ吠えているのかということをしっかり理解できてこそ、その犬の本当の飼い主だと言えるわけですね。例えば、ク~ンという鳴き声や、キャンキャンという鳴き声、あるいはキャイ~ンキャイ~ンという鳴き声の違いくらいは分かるかと思います。これらはそれぞれ、甘えたときの鳴き声、興奮しているときの鳴き声、痛いときの鳴き声という風に分類できます。

キャンキャンというのは興奮状態なので、喜んでいるときにも発しますし、逆に怒って興奮している時でも同様の鳴き声を発することもあります。キャイ~ンキャイ~ンという鳴き声は、痛いときに発しますが、別の意味で捉えると苦痛を伴う際の鳴き声となります。痛いときだけでなく、苛められていたり恐怖を感じていたりするときにも発する鳴き声です。

普通のトーンでワンワンと一定の間隔で鳴き声を発するときは、呼んでいるときですね。「ごはんがないぞ~」とか、「水がないぞ~」といった感じで、飼い主を呼ぶ場合には、一定の間隔で吠えます。

知らない人が来たりした際に警戒心から発する鳴き声は、どちらかと言えば低めで唸り声を伴ったりもします。

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鳴き声は犬の感情を知る大切なもの!「無駄吠え」というものは一切ありません

鳴き声は犬の感情を知る大切なもの!「無駄吠え」というものは一切ありません

犬を室内で飼うことが増えてきたとはいえ、無駄吠えの問題がなくなったわけではありません。室内といっても、マンションなどペット可能な賃貸でもペットが嫌いな住人もいます。そうした人たちにとって、犬の鳴き声とは騒音と同じ区分なのです。

「犬だから吠えるのは当り前」だとは思っていませんか。無駄吠えは、しつけによって直すことができます。快適なペットライフを過ごすためにも、犬に無駄吠えをさせないようにしつけていきましょう。

まず知っておくべきことは、犬は鳴き声でコミュニケーションを図るわけですから、鳴くということは何かしらの感情が伴っているからこそだということになります。犬のしつけを語る上でよく聞かれるのが「無駄吠え」という言葉ですが、犬は本来吠えるものという視点に立てば、無駄吠えという言葉自体があり得ない言葉ということになります。人間にとってうるさいから・迷惑だからという一方的な押し付けでしかないことになりますよね。

吠えるということにどのような意味があるのかを理解しないまま、吠えることをやめさせてしまうのは好ましいことではありません。少なくとも、吠えているときの犬の表情から、感情を察してあげられるくらいでなければ、安易に吠えることへのしつけをするべきではないでしょう。

犬は飼い主の表情やしぐさからその感情を察することができるのに、飼い主が犬の感情を察してあげることすらできないのはかなり問題アリです。お互いの感情を理解できてこそ初めてパートナーとなれるわけですから、飼い主の最低限の義務として、感情を察してあげられるようになることは大事ですね。

無駄吠えをしつける理由

そもそも、犬はどうして無駄吠えをするのでしょうか。犬は自己防衛や意思表示のために吠えていることがほとんどです。これは、本能によるものですから、犬の習性や吠える原因、個体や犬種の性格を理解しなければいけません。

犬にとって、吠えるという行為は当り前のことです。人が言葉を使ってコミュニケーションをはかるように、犬は吠えることによってコミュニケーションをはかったり、自分の意志を訴えたりしています。

ただ、あまりにも犬が吠えていると、特にご近所でのトラブルを招きかねません。「犬を飼っているから」と、自分が加害者になっているということの意識が低い飼い主もいます。

本来、動物を守る「動物の愛護および管理に関する法律」ですが、第七条には「動物の所有者または占有者は、動物の所有者としての責任を十分に自覚して人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない」と規定しているのです。

犬の無駄吠えは、自分の家だけでの問題ではないということを自覚しましょう。

犬の欲求を知ること

犬の欲求を知ること

犬にも人間と同様にストレスがあります。ストレスがたまるとさまざまな行動がみられますが、その中の一つが「よく吠えるようになる」ということで無駄吠えになるのです。特に犬のストレスで一番多いのが、充分な散歩をさせてもらえないことです。

  • 散歩の時間が短い。
  • 外に出ている時間が少ない。
  • 他の犬とのふれあいが極端に少ない。

このような場合に、ストレスを感じる犬が多いといいます。このような原因に思い当たることがある場合には、犬を思いっきり外で遊ばせてあげることが大切です。

散歩は毎日行う必要はありませんが、だからといって無駄吠えをするまでになるということは、その回数や時間が充分に足りていないことを意味します。室内で飼われている小型犬だとしても、ときには安全なところで走らせてあげてください。

また、他の犬や飼い主とのコミュニケーション不足の場合もあります。家の中にいても優しく撫でてあげたり、お手入れをしてあげましょう。一緒に遊ぶ時間をなかなか確保できないという人でも、犬とコミュニケーションをとることができる方法はいくらでもあるのです。

犬の特性を知ること

犬は警戒心から吠えることがあります。子犬の時に適切な社会経験ができなかった場合には、さまざまな物に対しての警戒心から吠えてしまうこともあるのです。元々、犬は縄張りという概念を持っています。この縄張りに入ってきたものに対して吠えるという行動は、犬が本能的にもっているものなのです。ですから、家で飼っている犬が来客などに吠えるということは自然なことなのかもしれません。

さらに、臆病な犬は一般的に無駄吠えが多いとされています。危険に対しての警戒であることもありますが、恐怖からくるパニックである場合もあります。

これらのしつけとしては、飼い主以外の人間や他の犬との接触を多く与えるようにすることです。その際、成犬でも小さな子供に追いかけられたり、他の犬に飛びかかられたりすることでトラウマになってしまう場合もあります。犬に怖い思いをさせないよう、飼い主が注意してあげてください。

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飼い主も正しい知識を身に付けること

犬は、本能的に吠える動物です。だからといって、無駄吠えをそのままにしておいていいというわけではありません。無駄吠えは飼い主のしつけの問題でもあります。普段から、きちんと飼い犬との間で服従訓練などの基本的なしつけがうまく行われていれば、犬も無駄吠えが悪い事であると理解できるようになるのです。

普段はそれほど吠えない犬が、急に吠えだすような場合には、大抵その犬を吠えらせている何らかの原因があるはずです。

むやみに犬を叱るのではなく、なぜ吠えるようになったのか、原因を探す努力も忘れないようにしてください。原因を突き止めれば、正しい方法で犬の無駄吠えをしつけることができます。

吠えることは犬の本能ですが、吠える理由はまた別のところにあるのです。犬の欲求を正しく理解し、飼い主に不足があればその欲求を満たしてあげるようにしましょう。

無人島にでも住まない限り、ご近所との関係は避けられません。犬がトラブルの原因となってしまっては、最悪犬を手放さないといけない状況になってしまうことを覚えておきましょう。

正しい知識としつけによって、人間にとっても犬にとっても快適な環境はいくらでも作り出すことができます。犬の無駄吠えは家族だけの問題ではないことを、覚えておいてください。

なぜ夜泣きする?

なぜ夜泣きする?

犬の飼育をしていると、必ずと言っていいほど夜泣きというものが付きまといます。特に、犬の飼い始めに多い行動です。たとえ子犬からの飼育であっても、里親として引き取った場合であっても、この夜泣きというのはほぼ確実にあるものです。

犬の飼育を考えるのであれば、夜泣きについても理解しておく必要があります。夜泣きをする理由は、人間の赤ちゃんの場合とほぼ同様です。つまり、寂しい気持ち不安な思いが原因で夜泣きをするわけですね。いきなり親や兄弟から引き離されて、全く異なる環境へ連れてこられるわけですから、犬にとってこれほどストレスになることはありません。

引越しなどもそうですが、環境の変化は犬にとって非常に大きなストレスになるのです。実際、飼い主となる人に徐々に慣れさせながら1年ほどをかけて引き渡すというブリーダーもいます。それも、犬のことを第一に考えてこそですよね?

飼い主としては、子犬を迎えてウキウキかもしれませんが、その裏で、犬は大きな不安と闘っていることを忘れてはいけません。夜泣きによって睡眠を邪魔されることで苛立つ人も多いかもしれませんが、それは決して犬のせいではないことは理解してあげてくださいね。犬を飼うということを決めた時点で、夜泣きも受け入れるべきポイントであることは知っておいてください。

夜泣きを止めさせるには?まずは犬の不安感を取り除くことに専念しましょう

夜泣きがうるさいからといって、叱ってしまうのは賢い飼い主とはいえません。その時点で、犬の気持ちを理解できない飼い主というレッテルを貼られてしまっても文句は言えません。

夜泣きの主な原因は不安感や恐怖感などのストレスによるものですから、まずは、そうしたストレスを除去することに努めましょう。

夜、一人ぼっちにされることで不安や恐怖を抱くわけですから、一人ではないことを教えてあげることも必要です。飼い主が見える場所にケージやサークルを置いておくのもひとつの方法ですし、ケージやサークルなどを布で覆ってあげるのも恐怖心を和らげてあげるのに効果があります。

とにかく環境に慣れてしまいさえすれば夜泣きは治まりますので、その間は飼い主としての腕の見せ所というか、懐の深さを示す良い機会となります。

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不安や恐怖以外でも夜泣きはあるの?

不安や恐怖以外でも夜泣きはあるの?

夜泣きの多くは、新しく環境が変わってしまう飼い始めがほとんどですが、それ以外でも夜泣きをすることがあります。例えば、病気による苦痛や怪我による痛みなどがその代表例でしょう。

また、ケージなどへ入れて寝かせている場合はトイレに行きたいことを夜泣きで知らせることもありますし、空腹が耐えられずに夜泣きすることもあります。

寝る前はあまり水を飲ませすぎないことやトイレを済ませてから寝かせることも大事ですが、できることならケージへ入れなくても一人で寝られるようにしつけるのもいいでしょう。ケージで寝ることもできるし、それ以外でも大丈夫という状態にまでなれば、いざという時でも夜泣きを起こすことはなくなります。

また、自由に動くことができれば、自分でトイレに行くことができるので夜泣きに悩まされることもありません。さらに、夜中に空腹で夜泣きする場合は、寝る前におやつなどを与えるだけで改善することもあります。

犬の胃酸はとても強いので、あまりにも空腹になってしまうと吐いてしまう犬もいます。吐しゃ物が喉に詰まるなどの危険もありますし、吐しゃ物を放置しておけば衛生的にもよくありません。寝る前におやつを与えてあげるだけで、空腹による胃酸の刺激を和らげることができます。

飼育環境に慣れているはずなのに夜泣きが始まった――理由は?

長年飼育し続けて、愛犬も生活や環境に慣れているはずなのに突然夜泣きが始まった場合、それが老犬であれば痴呆による夜泣きかもしれません。人間の認知症患者を例に挙げると、深夜に徘徊するなどの症状がよく知られています。

これは、昼と夜を認知できないことによるものですが、犬にも同様の症状が現れることがあります。

この場合、動物病院に相談しながら改善策を探っていくことになりますが、日中に日光浴をさせることで自律神経の司る体内時計をリセットさせてあげることで改善することもあります。

いずれにせよ、老犬になれば体のあちらこちらに異変が生じてしまいますので、痛みによる夜泣きなども多くなる傾向にあります。老犬になった段階で、健康診断なども欠かさないことが重要です。

夜泣きで甘えを許してしまうとその後のしつけにも影響が!?

夜泣きで甘えを許してしまうとその後のしつけにも影響が!?

以上見てきたように、夜泣きには不安や寂しさ、恐怖、苦痛など様々な要因があります。苦痛などは別として、飼育し始めの段階で夜泣きに対して甘い対応をしてしまうと、その後のしつけもややハードルが上がってしまいます

夜泣きというのは、犬の側でも自分の訴えがどれだけ聞き入れられるのか、飼い主を試すための判断材料ともなるものです。夜泣きするたびに甘い対応をしているうちに、いつの間にか主導権を握られてしまい、ワガママ犬になってしまうこともあります

しつけということを考えるのであれば、夜泣きがうるさくても決して甘い態度で接しない強さが求められます。「吠えれば来てくれる」ということを子犬のうちから知ってしまうと、とにかく無駄吠えが多くなりますので、その後のしつけに手を焼くことになってしまいます。

「夜泣きして可哀想」という理由も分からないではありませんが、そこは犬のためと思って心を鬼にしなければなりません。それに失敗すると、要求癖が付いてしまったり、留守番もまともにできない犬になってしまいます。

たとえ、要求癖や吠え癖が付いてしまったとしても、それは飼い主による甘さが原因となります。吠えたりすることには、必ず何かしらの理由があり、それをどう改善していくかは飼い主が犬の目線で一緒に考えてあげられるか否かにかかっています。

もし、夜泣きに関して不安があるのであれば、犬を購入してからしばらくはブリーダーに預かってもらいながら、頻繁にブリーダーの元へ通いつつ、犬との距離を縮めていく方法もあります。環境変化に対するストレスの軽減さえできれば、寂しさや不安から夜泣きする可能性もグッと低くなりますので、そうした方法も視野に入れつつ、最善の方法を探っていきましょう。

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犬の鳴き声まとめ

犬の鳴き声まとめ

飼い主が犬の感情を理解できるようになると、吠える前の表情から犬の感情を汲み取れるようになります。そうなれば、必然的に犬も吠える必要がなくなるため、次第に吠える回数が減っていくこともあります。

また、一般的に「無駄吠え」「吠え癖」と呼ばれるものの原因の多くは、ストレスです。そのストレスに飼い主が気付いてあげられていないために、何で吠えているのかの理解もできない状態になっているわけですね。

無駄吠えや吠え癖を犬のせいにしている飼い主も多いようですが、その原因のほとんどは飼い主にあるということの自覚も必要です。

飼育環境は適切か、フードの量は間違えていないか、適度に運動をさせているのか、病気になっていないか、どこか怪我をしていないか、ということを常に念頭に置きつつ、ストレスの原因を突き止めてあげられる飼い主でありたいものですね。

犬の飼育知識
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