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犬の鳴き声|その意味ちゃんと理解できていますか?

      2018/01/05

犬の鳴き声|その意味ちゃんと理解できていますか?

犬は鳴くのが仕事だと言われるほど、犬が鳴くことは当たり前のことでもあります。

そのため、無駄吠えや吠え癖などを改善したりしつけたりする場合は、そうしたことを前提にしておかなければならないわけですね。

無駄吠えや吠え癖を改善するということは、「全然吠えないようにする」ということではないということは知っておくべきでしょう。

犬だって命もあれば意思もありますから、感情を鳴き声で伝えることは当たり前のことなのです。

逆を言えば、鳴き声を発するからこそ、意思がある証拠だと言えますよね。

何かを伝えたいからこそ鳴き声を発するわけです。

犬を飼育する以上は、その鳴き声から何を伝えたいのか?何の意味が込められているのか?ということを判断してあげる必要があります。


犬同士のコミュニケーションツールとして鳴き声を利用する

犬同士のコミュニケーションツールとして鳴き声を利用する

オオカミを祖先に持つ犬は、遠吠えをする習性もあります。

大昔から現在に至るまで、そうした基本的な習性は変わっていません。

その昔は現在のように室内飼育が主流ではなく、犬といえば屋外飼育が主流でしたから、遠く離れた犬同士で遠吠えをしながらコミュニケーションを図る姿も多く見受けられましたよね。

「自分はここにいる!」という主張や、相手の居場所などを知る上でも遠吠えというのは貴重なツールなわけです。

最近では遠吠えすら聞かなくなってしまいましたが、以前はあちらこちらで犬の遠吠えを聞くことができました。

遠吠えはコミュニケーションのみではありません

犬は、音に対して同調する習性もあります。

夕方の5時や6時に時刻を知らせる音楽が流れる地域も多いかと思いますが、そうした音楽に同調して遠吠えをすることがあります。

これはコミュニケーションではなく、一緒に歌っているという状態です。

また、町内放送などが流れた際にも、同様の反応を示す犬もいます。

救急車のサイレンなどに反応して遠吠えをする犬の方が馴染み深いかもしれませんが、それも同じ理由からです。

飼い主の歌に合わせて一緒に歌う犬もいますが、これも同じ理由かもしれませんね。


孤独感から遠吠えをする犬も

遠吠えには、孤独感から発せられるものもあります。

寂しさのあまり遠吠えとして声が出てしまうのか、それとも誰かが助けに来てくれるのを期待して遠吠えをするのかは分かりませんが、孤独や寂しさを伝えるためのに遠吠えすることがあります。

「負け犬の遠吠え」という言葉もありますが、群れから追い出されたオオカミにもよく見られる習性です。

人間に飼育されている犬がこうした遠吠えをするということは、相当の疎外感や孤独感を感じている証拠ということになります。

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鳴き声を聞き分けるポイントは「呼んでいる」「訴えている」の2通り

鳴き声を聞き分けるポイントは「呼んでいる」「訴えている」の2通り

犬の鳴き声の意味を知るためには、まずは聞き分けてあげることが大事だと先述しましたが、犬の鳴き声は大きく分けると2つのタイプに分類できます。

それが、「呼んでいる」鳴き声と、「訴えている」鳴き声です。

犬の鳴き声を全ていっしょくたにしてしまうのは賢い飼い主とはいえません。

なぜ吠えているのかということをしっかり理解できてこそ、その犬の本当の飼い主だと言えるわけですね。

例えば、ク~ンという鳴き声や、キャンキャンという鳴き声、あるいはキャイ~ンキャイ~ンという鳴き声の違いくらいは分かるかと思います。

これらはそれぞれ、甘えたときの鳴き声、興奮しているときの鳴き声、痛いときの鳴き声という風に分類できます。

キャンキャンというのは興奮状態なので、喜んでいるときにも発しますし、逆に怒って興奮している時でも同様の鳴き声を発することもあります。

キャイ~ンキャイ~ンという鳴き声は、痛いときに発しますが、別の意味で捉えると苦痛を伴う際の鳴き声となります。痛いときだけでなく、苛められていたり恐怖を感じていたりするときにも発する鳴き声です。

普通のトーンでワンワンと一定の間隔で鳴き声を発するときは、呼んでいるときですね。

「ごはんがないぞ~」とか、「水がないぞ~」といった感じで、飼い主を呼ぶ場合には、一定の間隔で吠えます。

知らない人が来たりした際に警戒心から発する鳴き声は、どちらかと言えば低めで唸り声を伴ったりもします。

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鳴き声は感情を知る大切なもの!「無駄吠え」というものは一切ありません

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鳴き声でコミュニケーションを図るわけですから、犬が鳴くということは、何かしらの感情が伴っているからこそだということになります。

犬のしつけを語る上でよく聞かれるのが「無駄吠え」という言葉ですが、犬は本来吠えるものという視点に立てば、無駄吠えという言葉自体があり得ない言葉ということになります。

人間にとってうるさいから・迷惑だからという一方的な押し付けでしかないことになりますよね。

吠えるということにどのような意味があるのかを理解しないまま、吠えることをやめさせてしまうのは好ましいことではありません。

少なくとも、吠えているときの犬の表情から、感情を察してあげられるくらいでなければ、安易に吠えることへのしつけをするべきではないでしょう。

犬は飼い主の表情やしぐさからその感情を察することができるのに、飼い主が犬の感情を察してあげることすらできないのはかなり問題アリです。

お互いの感情を理解できてこそ初めてパートナーとなれるわけですから、飼い主の最低限の義務として、感情を察してあげられるようになることは大事ですね。

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まとめ

飼い主が犬の感情を理解できるようになると、吠える前の表情から犬の感情を汲み取れるようになります。

そうなれば、必然的に犬も吠える必要がなくなるため、次第に吠える回数が減っていくこともあります。

また、一般的に「無駄吠え」「吠え癖」と呼ばれるものの原因の多くは、ストレスです。

そのストレスに飼い主が気付いてあげられていないために、何で吠えているのかの理解もできない状態になっているわけですね。

無駄吠えや吠え癖を犬のせいにしている飼い主も多いようですが、その原因のほとんどは飼い主にあるということの自覚も必要です。

飼育環境は適切か、フードの量は間違えていないか、適度に運動をさせているのか、病気になっていないか、どこか怪我をしていないか、ということを常に念頭に置きつつ、ストレスの原因を突き止めてあげられる飼い主でありたいものですね。

犬にもストレスはある!飼い主は原因を把握して解消してあげるべき




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