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それ、恥ずかしくない?犬の名前の付け方で考慮すべき点とは?

      2017/03/25

恥ずかしくない?犬の名前の付け方で考慮すべき点とは?

今や、ペットも家族同然の時代です。

ペットの名前も、とても凝ったものが付けられるようになりました。

人間の流行りの名前ランキングと共に、犬の名前ランキングも発表されるほどです。

ペットの名前は飼い主が自由に付けることができます。

犬の名前を付けるのに気をつけなければならないというルールはなく、飼い主の思うと通りでいいということになります。

カッコイイ名前やオシャレな名前を付けたいという飼い主さんも多いかと思いますが、そこはやはりルールは無くともモラル意識は保ちたいところ。

しかし、気をつけるポイントがあるとしたら…?

ここでは犬の名前を付けるにあたって意識しておきたいポイントについてお話してきます。


キラキラネームだって構わない!自由度の高い犬のネーミング

キラキラネームだって構わない!自由度の高い犬のネーミング

人間社会では、度々子供のキラキラネームについて議論が交わされていますが、こと犬に関してはそんな議論は無用です。

基本的に犬の名前はカタカナがメインとなりますから、読みにくい当て字を使用することもありませんし、キラキラネームを付けたからといって、学校や職場で冷やかしに遭ったり、就職で不利になってしまうといったこともありません。

人間社会では、キラキラネームを名付けられてしまったことが嫌で、成人してから改名する人もいますが、犬ならそんな心配もありません。

何より、犬自身がその名前自体を言葉ではなくひとつの「音」としか認識していない以上、その名前を名乗るのを恥ずかしがってしまうということもありません。

ここまで読んだ時点で、勘の鋭い人ならもうお気付きかと思います。

そう、飼い主が恥ずかしくなければ、どんな名前でもいいということになりますね。

人前で愛犬の名前を呼ぶことも考えて名付けましょう

人前で愛犬の名前を呼ぶことも考えて名付けましょう

犬を飼えば、散歩へも行くでしょうし、ドッグカフェやドッグランなどの施設へ行く機会も当然ながら増えてきます。

そんなとき、とても人前では声にできないような名前を愛犬に名付けていれば、飼い主自身が恥ずかしい思いをすることになります。

そこはやはり、良識の範囲内で名前を付けることが必要ですよね。

名前ひとつとっても、飼い主のモラルが反映されてしまうということは常に意識しておきたいものです。


呼ぶのは飼い主だけではない!

呼ぶのは飼い主だけではない!

普段、犬と生活を共にするのはもちろん飼い主です。

けれども、犬は散歩で近所を歩くだけでなく、予防接種のために病院や自治体の施設へと出かける場合もあり、家族以外の人との交流も少なくありません。

そんなときによく聞かれるのが、「お名前は?」という質問です。

飼い主同士であれば当然の話題であり、犬好きな人に聞かれることもあります。

よく会う人であればなおさら、飼い主ではなく犬の名前をきちんと覚えてくれようとする人も多いものです。

長い名前や外見に似合わない名前の場合、何度も聞き返されたり、相手がどう反応したら良いのかが分からず、微妙な空気になってしまうことも…。

犬の名前は、口頭で人に伝える機会が意外と多いということを覚えておきましょう。

そして、目立つ名前や忘れられない名前よりも、すぐに覚えやすく口に出しやすい名前であると、人間同士のコミュニケーションもスムーズに流れます。

愛犬を通して知り合う人も増えますから、例えポピュラーでも呼びやすい名前を選ぶといいでしょう。

動物病院での呼ばれ方は…

動物病院での呼ばれ方は…

いくら健康な犬でも、予防接種などで動物病院を訪れることがあります。

動物病院では、昔ながらの個人病院といった仕組みのところが多く、診察券には飼い主と犬の名前が併記されることがほとんどです。

また、受付を済ませた後は順番まで待合室で待ち、順番が来ると助手の人にペットの名前が呼ばれます。

「山田○○くん」「坂本○○ちゃん」というように、○○の部分に犬の名前が入るのです。

飼い主の名字に犬の名前を加えたフルネームですから、場合によっては待合室で同じように待っている飼い主の注目を集めてしまうものになりかねません。

びっくりされるのは、「ブリトニー」や「ジェニファー」「マイケル」などといった外国人名です。それも、有名人が連想されるような名前であると、高確率で視線が集まってしまい恥ずかしいです。

日本名でも「タクロウ」や「ケンシロウ」といった名前は、古風でありながらどこか注目を浴びてしまう名前ではないでしょうか。

公衆の中で呼ばれることを考慮し、また飼い主の名字と続けて呼んでもおかしくない名前を考えましょう。

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犬の名前で大事なのはオスかメスかを瞬時に判断できること

犬の名前で大事なのはオスかメスかを瞬時に判断できること

犬の名前も、その名前からオスとメスの判別が付きやすい方が理想です。

例えばハナと名付けた愛犬と散歩していたとしましょう。

可愛い愛犬に周囲の人が反応し、「可愛いワンちゃんですね?」と声を掛けてくれることだってあります。

そんな時、必ず「お名前は?」と聞かれます。

あなたは、「ハナです」と答えます。

ハナならメスであることもすぐに分かりますよね。

メスなのに「タロウ」ではちょっと違和感ありありな状態ですから、名前でオスかメスかをすぐに判断できることも大事です。

その名前から判断して、相手の連れている犬がオスであれば、「うちの子はオスだから近付けないほうがいいかな」などと気を遣ってもらうこともできます。

最近ではオスかメスか分かりにくい名前も人気があるようですから、愛犬を連れて外出する機会が多いのであれば、雌雄の判別が付きやすいネーミングが好ましいと言えますね。


しつけのときにも名前を使います

しつけのときにも名前を使います

子犬の場合、名前を決めることも大切ですが、人間との快適な製活を送るためにしつけを行う必要があります。

しつけの方法はさまざまありますが、犬の名前を呼んで教えるシーンも出てくるでしょう。

その際に、あまりにも長い名前は呼びにくいものです。

命令もどこか中だるみになってしまう可能性もあります。

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犬は正しい発音を理解していません!母音のみの「音」しか認識しません

犬は正しい発音を理解していません!母音のみの「音」しか認識しません

犬の名前は、ほぼ飼い主の自己満足でしかありません。

それはなぜかと言いますと、どんなに凝った名前を付けたとしても、犬自身はそれを「音」としか判断していないからです。

「言葉」ではなく、自分を呼ぶための「音」なのです。

犬は子音を理解することができません。

すべて母音で捉えているのです。

犬の聴覚はあいうえおといった母音はよく聞こえるようになっていますが、か行やさ行…といった子音の聞き取りには向いていません。

つまり、犬の耳に入ってくる言葉は、すべて「あ・い・う・え・お」の音に沿っているということです。

先の、「ハナ」や「タロウ」を例にすれば、犬にとっては「ああ」や「あおう」としか聞こえていないわけです。

この5つの母音のみで、瞬時にそれが自分を呼んでいる音なのかどうかを判断しているのですね。

犬にとって人間社会は紛らわしい音で溢れている

犬にとって人間社会は紛らわしい音で溢れている

人間界には様々な言葉があり、人はそれを母音と子音の組み合わせで聞き分けています。

しかし、犬には母音を聞き取る能力しかないため、その音を聞き分けるのに苦労することも多々あります。

仮に、愛犬に「モカ」と名付けたと考えてください。

その場合、犬にとっては、「ごはん」や「おやつ」という言葉も、自分を呼ぶための音だと勘違いしてしまいます。

またその逆、つまり、飼い主は犬の名前を呼んでいるのにごはんやおやつをくれると勘違いしてしまう可能性もあるのです。

「モカ」「ごはん」「おやつ」の3つは、犬にとって以下のように聞こえます。

  • モカ→おあ
  • ごはん→おあ(ん)
  • おやつ→おあう

これらのすべては、「おあ」という母音で構成されていますから、そこから自分の名前なのかごはんやおやつなのかを判断するのは結構難しいというわけですね。

もちろん、頭の良い犬であれば音の強弱や呼ぶときのテンションなどで聞き分けることができるケースもありますが、すべて同じテンションで強弱も変わらない発音であれば、犬にとってはこれほど紛らわしいことはありません。

長すぎる犬の名前はNGかも

長すぎる犬の名前はNGかも

犬に長い名前を付けたところで、それをしっかりと聞き分けてくれる可能性は低いことになります。

さすがにこんな名前を付ける人はいないとは思いますが、例えばアメリカ好きの飼い主が愛犬に「ロナルド・レーガン」と名付けても、犬には「おあうおええあん」としか聞こえません。

また、映画大好きな飼い主が、「ニコラス・ケイジ」と名付けても、犬には「いおあうえいい」としか聞こえません。

これでは、犬にとってその「音」が何を意味しているのか混乱してしまいます。

どうしてもロナルドがいいのであればその短縮形である「ロン」、ニコラスであれば「ニック」などと名付けたほうが、犬にも分かりやすいでしょう。

確実にその「音」が愛犬の名前であると認識させたいのであれば、「アイ」や「イオ」といった、母音メインのネーミングが好ましいかもしれませんね。

なんだかんだでシンプルが一番です

なんだかんだで、シンプルさが一番です

「フェルマータ」や「ブリュッセル」といった凝った名前をつけても、聞き取りづらさから反応しない場合もあります。

愛情から凝った名前をつけたい気持ちは分かりますが、犬の名前は案外シンプルな方が犬のためにも安心です。

だからといって、先に述べたように「ごはん」や「アップル」といった日常でもよく使用する言葉を名前にするのも避けましょう。

可愛いように思いますが、日常でも使用する名前では、犬も呼ばれているのかそうでないのか混乱してしまうこともあるでしょう。

犬がいちいち反応しない名前ということも考慮に入れるようにします。

また、予防接種の案内など、市や動物病院からは飼い主と犬の名前でハガキが届きます。

その際には、登録している犬の名前が漢字であれば漢字で表記されて来るでしょう。

けれども、その他の場面で犬の名前が使用されるとすればほとんどが声による呼びかけです。

あまりにも呼びにくい名前や長い名前ですと、結局は愛称を呼ぶ回数が多くなってしまい、愛称の方が浸透してしまいます。

これでは、せっかく名前を考えたのにもったいないですよね。

犬の名前は、呼んだり呼ばれたりする頻度が多いもの。シンプルで呼びやすい名前が一番ではないでしょうか。

さらに、犬種や性格から連想しやすい名前であれば愛着もわきそうですし、他の人にも覚えられるのではないでしょうか。

意外と、日本で昔から使われている「ポチ」や「タロウ」といった名前はシンプルかつ愛される名前なのかもしれません。

ペットとはいえ、名前はそのコが一生を終えるまでつきまとうものです。一般的に10年ちょっとと言われている犬の寿命ですが、あっという間に思えてなかなか長い時間ではないでしょうか。

ペットも飼い主も、楽しい日々を共有するためにも、愛着のわく適切な名前をつけて可愛がってあげましょう。

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まとめ

飼い主心理としては、何も気にせず名付けた名前を愛犬が理解してくれていると思い込んでしまいたくもなりますが、実際には犬にとって聞き分け困難なケースも多々あるようです。

これから犬の飼育を考えるという人は、ぜひともそうした”犬の苦労”も理解した上で、ネーミングを考えるようにしてくださいね。

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