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愛犬にはどの種類がおすすめ?ドッグフードの選び方

      2017/10/04

ペットブームが盛り上がる中で、ドッグフードも大幅に改良されてきました。

犬の平均寿命が飛躍的に伸びたのは、ドッグフードの品質が向上したためとも言われています。

ペットショップはもちろんのこと、ホームセンターやコンビニなどでもペットコーナーに色々なメーカーの商品が陳列されています。

あまりの種類の多さに、購入する側としても「一体、どれを選べばいいの?」と迷ってしまうほどです。

「愛犬にはできるだけ良いフードを与えたい」と考える飼い主もいれば、「ドッグフードなんてどれも同じ」という感覚で安いフードを購入する飼い主もいます。

値段が高かろうと安かろうと、何を選ぶかは飼い主次第ですが、「これ、犬にとって本当に良いものなのか?」と首を傾げてしまいたくなるものがあるのも事実。

一体、どんなフードが犬にとって理想的なのか?

ドッグフードの種類と選び方、良いフードと悪いフードの見極め方について知っておくことは大切です。



原材料は肉がメインで人が食べても安全であること

原材料は肉がメインで人が食べても安全であること

本来、犬は肉食系の動物であると言われていて雑食動物です。

市販されているドッグフードを見てみますと、パッケージにお魚がメインであることがPRされているものがありますが、本当に犬好みのものであるのかは疑問です。

また、原材料の欄を見てみますと、小麦やトウモロコシなどの穀物類が最初の方に名を連ねていることに気がつきます。

これは穀物類メインで作られていることを示しています。

しかし、穀物類は犬にとって消化しづらい原材料になっています。

消化しづらいということで、胃に負担をかけてしまうだけでなく、人間のようにアレルギーの原因になりやすく、栄養の吸収率が悪いなど、良いことがない素材なのです。

犬の健康を第一に考えたグレインフリーという種類が増えていますが、このグレインとは穀物のことで、グレインフリーとは穀物不使用のドッグフードとなります。

肉がメインであれば、犬の胃腸への負担も少なく吸収率も高まるとされています。

些細な差かもしれませんが、犬にとっては主食です。大きな負担になるかならないかの差があることを知っておきましょう。

馬肉ドッグフードは「馬肉自然づくり」

詳細:国産ドッグフード『馬肉自然づくり』の特徴と口コミ評判

使用されている原材料をチェック

使用されている原材料をチェック

パッケージの裏面には原材料が明記されています。

おすすめのドッグフードは、全ての原材料が人間も食べることのできるレベルのものを使用しているということです。

けれども、実は市販品には人間が食べることのできないレベルの原材料が使用されているのではないかという噂が出たりしています。

また、大手メーカー製でも、実は廃棄物を加工して販売しているのではないかという都市伝説もあるほどです。

ただ、これらはあくまで噂であり、その真偽は分かりません。

もしかしたら、自社商品を売りたいがためにステマを行っている悪徳業者による営業妨害の可能性もあります。

その違いを見極めることは難しいし、何もかもを疑っていてもキリがありません。

逆に製品によっては、人間が食べるものよりも品質の高いものが使われている場合もあります。

例えば製品のホームページなどで詳しく調べてみますと、有機栽培の原材料を使用している、添加物不使用といったこだわりのドッグフードも販売されているのです。

過剰に高級なフードを与える必要はありませんが、それでも愛犬の健康を最低限考えて原材料のチェックをする習慣を付けましょう。

品質が価格に比例するとは限らない

品質が価格に比例するとは限らない

良質なドッグフードといえば、市販されていないようないわゆる「お取り寄せ」タイプの高級なものを思い浮かべてしまうのではないでしょうか。

確かに値段による品質の違いはあります。それは当然ながら製造においての原材料にかけられるコストが違うからです。

けれども、人間が食べる高級食材に比べればその金額の差はわずかであり、「驚くほど高い!」というほどではありません。

とはいえ、製品によっては市販品とさほど変わらない値段でありながら品質の良いものも存在します。逆に、高級品並みの価格でありながら低品質なものもあります。

犬の健康に良いとされる品質のドッグフードは、動物病院でお取り寄せしてくれるものもありますので、その場合は獣医から商品情報を得るとよいでしょう。

また、最近では便利さからインターネットで購入することもできますので、その場合は商品の詳細をよく読んでみることをお勧めします。

選び方のポイントになることは、飼い主がそのドッグフードの品質を見極めるという姿勢が大切になってきますね。

ドライタイプとウェットタイプ

ドライタイプとウェットタイプ

ドッグフードは、大別すると2種類に分けられます。

それが、ドライタイプウェットタイプです。

ドライタイプは皆さんもよくご存知の粒状に固められているフード。ウェットタイプは缶詰などに入って売られているタイプのものです。

優劣があるわけではありませんが、ウェットタイプのフードは歯の付着物が多くなってしまうことがあるので、歯石がつきやすく虫歯になりやすいと言われています。

逆にドライタイプのフードは、咀嚼(食物を噛み砕く)のための筋肉の衰えを防ぐこともできますし、歯の付着物(歯石など)も少なくて済みます。

食後は必ず歯磨きをするというならばともかく、そうでないのであればドライフードの方がおすすめですし、ブリーダーの多くもドライタイプを推奨しています。

年齢別

年齢別のドッグフード

ドッグフードには年齢別に分けられているものもたくさん出回っています。

例えば、パピー(子犬)やシニア(老犬)などがその代表例ですね。

成分と品質の良さはもちろん大切ですが、これらのことに加え、年齢や体質も判断の材料としなければなりません。

犬も人間と同じで、加齢によって摂取すべき栄養素も変化していきますから、年齢に合わせてフードを選んでいくことも必要です。

ドッグフードは犬の主食ですから、犬はフードからたくさんの栄養を摂ることになります。年齢別にフードを見直していくことも意識していきたいものですね。

ただ、犬の好みを確かめるために、さまざまな種類を試してみることは大切ですが、急に切り替えてしまうのは、実は犬の体にはあまりいいことではありません。

獣医の指示で、体調や食欲によって切り替えることはありますが、単に飼い主の好みで頻繁に変更することはおすすめしません。

特に、老犬ともなると品質の良し悪しというよりは、その日その日の体調や気分によってずいぶんと食欲や食いつきに差が出てくるものです。

また、噛む力や気力も衰えてくるので、そのような場合でも普段と同じ栄養を摂取することができる超小粒タイプを用意しておくといいでしょう。

ドッグフードによっては便秘がちになってしまう犬もいるかもしれませんので、そうした変化をとらえて、愛犬の年齢を踏まえて最適なものを選んであげてください。

参考:老犬に最適な食事とは?ドッグフードはシニア用に切り替えるべき?

子犬用ドッグフードはこちらを参考にして下さい。

参考:子犬にとって理想的な食事は?おすすめのパピー用ドッグフード

犬種別

犬種別のフード

メーカーによっては、犬種ごとのフードを販売しているところもあります。

通常は全犬種に対応しているものがほとんどですが、柴犬専用や、ミニチュアダックス専用であったりと、犬種ごとのドッグフードもよく見かけます。

犬種別の商品が誕生したのはごく最近のことで、以前は犬種ごとのフードを見かけることすらありませんでした。

実際、犬種ごとのフードを与えたからといってそれが万能であるとは限りません。なぜなら、同じ犬種であっても個体差があるからです。

そのフードを食べたからといって、すべての犬が便の状態も良く、毛並みも艶やかになるわけではありません。

どちらかといえば、ペットブームの波に乗った販売戦略というイメージの方が付きまといます。

全犬種のフードが販売されているわけではありませんし、売られているのはあくまでも人気犬種のみのものに限られています。

ドッグフードは愛犬にもっとも合っていると思うものを選ぶべきですから、簡単にパッケージに騙されるのは好ましいことではありません。

「愛犬にとって本当に良いドッグフードは何か?」ということを選ぶのは、メーカーではなく飼い主であることを忘れないようにしましょう。

添加物の有無

添加物

ドッグフード選びで気を付けたいのが添加物の存在。

残念ながら日本では厳しく規制する法律がないため、価格を抑えるために粗悪な原材料や大量の防腐剤、着色料などを使用しているフードもあります。

例えばカラフルなドッグフード。

これには着色料が使用されていますが、犬にとって色は無意味です。

犬が食事の際に重要視するのはニオイであって、見た目ではありません。腐っていないか、毒はないかということを鋭い嗅覚で嗅ぎ分けて、食べるか食べないかを判断します。

鮮やかな見た目で喜んでいるのは人間だけであって、どんなにカラフルでも犬には何の効果もありませんので注意しましょう。

加えて、価格の安いフードは犬の食い付きを促すために肉脂が塗られていることがあり、その酸化を防ぐために大量の酸化防止剤も使用されます。

天然由来の酸化防止剤もありますが、はっきりいって気休め程度の効果しか期待できないでしょう。

つまり、そうしたフードは酸化のスピードが早いため、犬に悪影響でしかなくなってしまいます。

完全無添加という意味では、毎回こそ大変かもしれませんが、時には手作りご飯を与えるのもおすすめです。

アレルギーフリー

アレルギーフリー

犬のアレルギーにも注意したいものです。もっとも多いのは穀物アレルギーですね。

当然、穀物アレルギーの犬に小麦が主原料のフードを与えて良いわけがありません。

穀物アレルギーであれば、グレインフリー(穀物不使用)のタイプも売られていますから、そうしたものを積極的に選ぶようにしましょう。

詳しくは下記の記事を参考にして下さい。

参考:犬のアレルギー症状とその原因!ドッグフードにも注意?

プレミアムという言葉に騙されないで!

プレミアムという言葉に騙されないで!

最近、特に目につくのが「プレミアムフード」という謳い文句です。

一見すると特別な感じがあって犬にも良さそうな印象がありますが、現実的に何をプレミアムフードと呼ぶかの明確な基準はありません。

単純に、「プレミアム」という言葉に騙されないことも大切ですし、「獣医推奨」とか「ブリーダー推奨」という言葉に踊らされるのも良くありません。

動物病院などでもたまにおすすめフードなどを紹介してくれることもありますが、たいていの場合は業者側と繋がっているケースがほとんどです。

商売であればこそ致し方ない部分もあるかもしれませんが、獣医やブリーダーが推奨しているから100%安全だということはないことも知っておきましょう。

やはり無添加のドッグフードを選ぶのがおすすめ!

無添加のドッグフードを選ぶのがおすすめ!

犬にとってどんなフードが安全かといえば、やはり無添加フードオーガニックフードということになります。

特に、日本よりも厳格な基準が設けられている欧米のドッグフードは、ホームセンターなどに陳列されているフードより何倍も安全です。

残念ながらそうしたドッグフードは市販での購入はなかなかできないものですし、価格にしても決して安いとはいえません。

逆に、無添加であっても安心できないこともあります。国内産フードの中にも無添加フードはありますが、欧米のフードと比べたら残念なものばかりです。

だからといって批判をしているわけではありませんが、栄養バランスも変ですし、それが原因で病気になってしまう犬がいることもまた事実。

いかにもらしい謳い文句で販売している現実には少々違和感を覚えます。

原料にこだわるのは構いませんが、それで栄養が不足してしまっては元も子もありませんよね。

「愛犬のために」と考えるか、「たかが犬」と考えるかによって、その答えも自ずと出てくるのではないでしょうか。

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詳細:カナガンドッグフードの口コミ!グレインフリーの評判はどう?

肥満や病気の時の療養食

肥満や病気の時のドッグフード

愛犬が肥満気味でダイエットさせたい時や、病気の時の療養食としてのドッグフードもあります。

人間も何か病気にかかった時は、通常の食事は避けますよね。犬も同じで、普段の食事はおすすめできません。

特徴をザックリと言うと、低脂肪、低糖、無添加療養食となっていて、肥満・メタボを始め、様々な病気に対応しています。

肥満・メタボや何か病気にかかった時は療養食を与えて下さい。

低糖脂ナチュラル療法食

まとめ

ドッグフードは種類も多く、そして一概にどれがおすすめとも言えず、選び方はとても難しいものです。

特に、アレルギーなどを持っている飼い主さんにとっては、心理的負担にもなってしまいます。

「食の安全」という言葉が聞かれるようになって久しく経ちますが、それは犬も同じです。

まだ、「犬=家族」という意識の低い日本では、粗悪なものがまだまだ多く出回っているのが現状です。

ペット先進国の欧米ではドッグフードに厳格な基準が設けられているため、日本のものと比べてもその安全性には雲泥の差があります。

犬は10年以上も一緒に生活していくパートナーですから、フード選びによって食の安全に気を配ってあげるのも、飼い主の大きな責任と言えるかもしれませんね。

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