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犬をしつけるためには絶対に知っておきたい『犬の習性』5選!

      2017/04/11

犬をしつけるためには絶対に知っておきたい『犬の習性』5選!

古来より人間は、犬の習性を活用し、牧畜や狩猟などを行ってきました。

熊や狼から家畜を保護したり、狩りをして獲物を仕留めるなどなど、人間の繁栄の裏には欠かせない存在でもありました。

犬の習性・犬の本能・犬の特性――呼び方は様々ありますが、少なくとも犬とともに生活をするということは、これらを十分に理解しておくことが必要です。

特に、ペットとして飼育することが主流となっている現在では、室内で一緒に生活をしていくケースが増えていますから、よけいにそうしたことに気を配ることが求められています。

一緒に生活していく上でしつけは不可欠ですが、そのためにも犬の習性を理解しておかなければ十分なしつけができませんし、問題行動を引き起こす犬になってしまう恐れもあるのです。

そうならないためにも、ここではしつけのために理解しておきたい犬の習性についてご紹介していきます。

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群れで生活する習性とタテ社会

群れで生活する習性とタテ社会

犬の飼育をする上でイチバン理解しておきたいのが、犬社会における習性です。群れで生活する習性を持った犬は、とても孤独を嫌う特徴があります。

留守番する機会が多かったりすると、そのストレスから問題行動を招きます。飼い主が帰宅したら部屋中散らかっていたり、無駄吠えが多くなるなどがその最たる例です。

また、群れで生活するということはリーダーの存在が必要不可欠。

基本的に、リーダーとなるべきは飼い主でなければなりません。

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犬は、相手と接した様子を見ながら、自分は相手よりも上なのか下なのかの順位付けをします。

犬が可愛いあまりに甘やかしすぎたりすると、犬は「相手が媚びを売っているから自分の方が上だ」と判断します。

そうして飼い主よりも上の順位となった犬は、飼い主の言うことを聞かなくなります。

言い換えれば、『飼い主が見下されている状態』となるわけですね。

人に噛み付くなどの攻撃性は狩猟本能や防衛本能

人に噛み付くなどの攻撃性は狩猟本能や防衛本能

本来、野生で生活していた犬の祖先は、当然ながら狩りをして暮らしていました。

獲物を狩る本能、いわゆる野生動物特有の狩猟本能が備わっているわけです。

ペットで飼育することが主流となった現在でも、犬にはそうした本能が備わっています。

さらに、天敵から身を守る本能である防衛本能も持ち合わせています。

こうした本能による問題行動が、『人や他の犬を噛む』『人に飛び掛かる』といったものになります。

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散歩中に、横を通りかかった自転車に吠えかかったり、ランニング中の人を追いかけたりなど、獲物を追って攻撃を加えるという本能を見せるケースも多々ありますよね?

恐らくは、そうした経験をされた飼い主さんも多いはずです。

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また、触ろうとした人に唸ったり吠えたりというのは、防衛本能に伴う行動です。

敵意や嫌悪を感じる相手に対して自分の強さをアピールするための行動なのですが、どちらかというと臆病な性格の犬に多く見られます。

これらは皆本能に伴う行動のため、頭から抑制しようとしても簡単には改善しません。

吠える理由はなに?犬の無駄吠えをしつける方法とは

他の犬や飼い主にマウンティングする

他の犬や飼い主にマウンティングする

他の犬と遊んでいる最中にマウンティングを行うこともよくあります。

見た目が性行為と似ているため、誤解をする飼い主さんも多くいますが、多くの場合性行為ではなく自身の優位性を示すためにこうした行動をします。

腕にしがみつくなど、飼い主に対してマウンティングを行う場合も同様の理由によります。

これも、先述したよう、犬の方が優位な立ち位置にあることを示しており、『犬に見下されている状態』です。

犬を飼い始めてから早い段階で飼い主がリーダーであることを示しておかないと、こうした問題行動に繋がりやすくなります。

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せっかく整えてあげた寝床をかき乱してしまう

せっかく整えてあげた寝床をかき乱してしまう

犬が寝やすいように敷いてあげたタオルなどを、わざわざかき乱してから寝るという犬もいます。

というよりも、犬を飼っているならそうしたシーンに何度も出くわすはずです。

「せっかく綺麗に敷いてあげたのに、何が気に入らないの!?」

という飼い主さんの声も虚しく、犬はせっせと寝床を掘り起こし、踏み踏みしまくってからようやく落ち着いておとなしくなります。

これも野生の習性に基づく行動で、決して寝床の状態が気に入らないというわけではありません。

自分の寝床を平らにならして整えるという習性の名残なのですね。

逆に寝床を乱しているように見えてしまうのですが、犬にとっては”しなければ治まらない行動”でもあるのです。

マーキング

マーキング

マーキングは、野生動物であればもはや当たり前の行動だという認識が必要です。

「ここは自分のテリトリーだ!誰も入れさせない!」という自己主張がマーキングの本質です。これも、一種の防衛本能となるわけですが、問題なのが室内で行うマーキングですよね。

愛犬の問題行動!室内なのにマーキングをする理由と改善方法

マーキングすることの意味は理解していても、さすがに室内であちらこちらにマーキングされるのは困りものです。

そのために大事なアイテムとなるのが、ケージやサークルなどです。

ケージやサークル内に居ることが犬にとってもっとも安全で安心できる場所であることを理解すると、友人などが家に来ても無駄に吠えることがなくなりますし、室内のマーキングも防止できます。

犬のハウス『ケージ』や『サークル』はどれがおすすめ?必要性と選び方も確認!

まとめ

犬のしつけのためには、まず犬がどのような習性を持っているのかを十分に理解する必要があります。

犬の習性を理解しなまましつけをしようとしても、なかなかうまくしつけることができないばかりか、犬にとっては単なる苦痛の時間でしかなくなってしまいます。

『敵を知り己を知れば百戦危うからず』

という言葉が当てはまるかどうかは分かりませんが、上手なしつけには犬の習性を理解することが欠かせない要素となります。

どんなに、犬のしつけ方の本を読み漁っても、犬の習性を理解している人には叶わないと言っても過言ではないほどなのです。

もちろん、上手にしつけられなければ、しつけの専門家(ドッグトレーナーなど)に依頼するということも大事になってきます。

ですが、しつけに対する飼い主の理解が不足していれば、せっかくしつけてもらっても、元のワガママ犬に逆戻りしてしまうケースも多く報告されています。

犬の習性を理解することは犬の気持ちを理解することにも繋がる大切なポイント。

愛犬との意思疎通を図る上でも重要な要素を含んでいるのです。

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